福岡と佐賀の県境、標高約400〜600メートルの場所に位置する「モンベル五ケ山ベースキャンプ」をご存知でしょうか。日本を代表するアウトドアブランド「モンベル」が初めて手がけたキャンプ場として、オープン以来絶大な人気を誇っています。
「キャンプを始めてみたいけど、不便すぎるのは不安」「愛犬と思い切り走り回れるサイトを探している」「とにかく清潔で高規格な場所がいい」
そんな願いをすべて叶えてくれるのが、このキャンプ場です。今回は、実際に利用する前に知っておきたい予約のコツや料金体系、そして気になる周辺の温泉情報まで、余すことなく徹底解説していきます。
モンベル五ケ山ベースキャンプが選ばれる3つの理由
なぜ、数あるキャンプ場の中でもここが特別視されるのでしょうか。それには、モンベルならではのこだわりが詰まった3つの理由があります。
1. 初心者でも安心の圧倒的な清潔感
キャンプに対して「トイレが汚そう」「水回りが使いにくそう」というイメージを持っている方にこそ、ここを訪れてほしいです。管理棟をはじめ、炊事棟やトイレは驚くほど清掃が行き届いています。特に冬場のキャンプで嬉しいのが、炊事場でお湯が出ること。冷たい水で脂ギトギトの鍋を洗う苦行から解放されるのは、高規格キャンプ場ならではの特権です。
2. ギアを忘れても安心!モンベル製品の宝庫
キャンプ場に隣接する「五ケ山クロス ベース」には、大型のモンベルストアが併設されています。万が一、ガスボンベを忘れたり、夜の冷え込みが予想以上でフリースが必要になったりしても、その場ですぐに一流の道具が手に入ります。これは他のキャンプ場にはない、圧倒的な安心感と言えるでしょう。
3. 多彩なサイトバリエーション
ソロキャンプからファミリー、さらには愛犬家まで、あらゆるスタイルのキャンパーを受け入れる懐の深さがあります。特に九州では珍しい、フェンスで囲まれたドッグラン付きのサイトや、常設テントを備えたラグジュアリーなサイトまで用意されています。
サイト選びで失敗しないためのポイント
モンベル五ケ山ベースキャンプには、大きく分けて6つのサイトタイプがあります。それぞれの特徴を理解して、自分たちのスタイルに合った場所を選びましょう。
ウォールテンテッドキャンプサイト:手ぶらで豪華に
「キャンプをしたいけれど、テントを張る自信がない」という方にはここが最適です。L字型の壁に常設の大型テントが設置されており、中にはベッド、冷蔵庫、シャワー、トイレ、さらには薪ストーブまで完備されています。まさにホテルのような快適さで自然を満喫できる、究極のグラマラス体験が可能です。
Aサイト:電源とウッドデッキの安定感
5メートル×7メートルの大きなウッドデッキが特徴のサイトです。地面がデッキなので雨が降ってもテントが汚れにくく、電源付きなのでスマホの充電や電気毛布の使用もバッチリです。ただし注意点があります。通常の鍛造ペグは打てないため、デッキ専用のペグを用意するか、自立型のテントを使用する必要があります。
Bサイト・Cサイト:自由度の高いオートキャンプ
車を横付けできる砂利敷きのサイトです。Bサイトは電源あり、Cサイトは電源なしとなっています。ここは地面が非常に硬いことで知られています。プラスチック製のペグでは太刀打ちできないため、しっかりとしたチタンペグなどの頑丈な道具を準備していくことを強くおすすめします。
ドギーキャンプサイト:愛犬家の聖地
犬連れキャンパーにとって、ここはまさに天国です。サイト全体がフェンスで囲まれているため、リードを外して愛犬を自由に遊ばせることができます。他の犬を気にする必要がなく、飼い主も愛犬もストレスフリーで過ごせる貴重な空間です。
予約と料金について知っておくべきこと
人気の施設だけに、予約には少しコツが必要です。また、料金体系も事前に把握しておきましょう。
予約のタイミング
予約は利用日の3ヶ月前の1日から開始されます。例えば、8月に利用したい場合は5月1日の受付開始直後を狙うのが鉄則です。土日祝日や連休は一瞬で埋まってしまうため、事前に公式サイトの会員登録を済ませておくとスムーズです。なお、決済はクレジットカードのみとなっている点に注意してください。
料金と環境衛生費
サイト使用料のほかに、環境衛生費として大人220円、子ども(3歳〜小学生)110円が必要です。モンベルの会員であればポイントが付与されるため、カードを持っている方は忘れずに持参しましょう。
現地で役立つ持ち物と注意点
高規格とはいえ、自然の中であることを忘れてはいけません。快適に過ごすための必須アイテムを紹介します。
ペグの選定が勝敗を分ける
前述の通り、B・Cサイトの地面は非常に硬いです。初心者セットに付いているような細いアルミペグだと、地面に刺さらずに曲がってしまうこともあります。ペグハンマーもしっかりとした重量があるものを選び、確実に打ち込める準備をしましょう。
夏の遮光と冬の積雪
新しいキャンプ場のため、背の高い樹木が少なく、夏場は日差しがダイレクトに当たります。タープによる影作りは必須です。一方で、冬場は標高の高さから路面が凍結したり、積雪したりすることもあります。福岡市内が晴れていても、現地は雪景色ということが多々あるため、冬場はスタッドレスタイヤやタイヤチェーンの準備を怠らないでください。
キャンプの疲れを癒やす周辺の温泉情報
キャンプの楽しみといえば、翌日の温泉ですよね。五ケ山周辺には、魅力的な温泉施設が点在しています。
那珂川清滝(なかがわせいりゅう)
キャンプ場から車で約15分ほどの場所にある、趣のある日帰り温泉施設です。露天風呂が非常に広く、那珂川の自然を感じながらゆったりと湯に浸かることができます。少し贅沢な気分を味わいたい時にぴったりです。
山茶花の湯(さざんかのゆ)
佐賀県神埼市方面へ約10分ほど走った場所にある温泉です。ここは何といっても露天風呂からの眺望が素晴らしく、開放感は抜群です。食事処も充実しているので、キャンプ帰りのランチも兼ねて立ち寄るのがおすすめです。
モンベル五ケ山ベースキャンプ完全ガイド!予約・料金から周辺温泉まで徹底解説:まとめ
モンベル五ケ山ベースキャンプは、初心者からベテラン、そして愛犬家までが心から楽しめる、まさに「ベースキャンプ」の名にふさわしい場所です。
徹底された管理体制、充実の物販、そして美しい五ケ山ダムの景観。一度訪れれば、その人気の理由が肌で感じられるはずです。週末の予約は争奪戦になりますが、平日の静かな時間に訪れるのもまた格別な体験になります。
まずは3ヶ月前の1日にカレンダーをセットして、最高のキャンプ体験への第一歩を踏み出してみませんか。しっかりと準備を整えて、五ケ山の自然を全身で楽しみましょう!
この記事が、あなたの次のキャンプ計画のお役に立てば幸いです。

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