「自転車専用のウェアって、海外ブランドはお高いし、ピチピチすぎるのはちょっと……」
そんな風に悩んでいるサイクリストの強い味方が、日本が世界に誇るアウトドアブランド「モンベル」です。
登山用品で培われた圧倒的な機能性と、日本人の体型を知り尽くしたカッティング。そして何より、他社を圧倒するコストパフォーマンス。モンベルのサイクルウェアは、ロードバイク初心者から日本一周を目指すツーリストまで、全方位におすすめできる逸品揃いです。
今回は、モンベルのサイクルウェアを選ぶ際のポイントと、今買うべきおすすめモデルを徹底的に解説していきます。
なぜモンベルのサイクルウェアが選ばれるのか?3つの大きな理由
自転車乗りが最終的にモンベルに辿り着くのには、明確な理由があります。まずはその魅力を紐解いていきましょう。
1. 日本人の体格にジャストフィットする設計
海外ブランドのジャージを着て「袖が余る」「丈が長すぎる」と感じたことはありませんか?モンベルは日本ブランド。日本人の骨格に合わせた立体裁断が施されているため、ライディング姿勢をとった際も肩周りが突っ張らず、自然な動きをサポートしてくれます。
2. 登山ウェア譲りの超高性能素材
モンベルの最大の特徴は、独自開発の素材にあります。
汗を素早く逃がす「ジオライン」、驚異の防水透湿性を誇る「ストームクルーザー」の技術など、過酷な山岳環境で鍛えられたテクノロジーがサイクルウェアにも惜しみなく投入されています。
3. 圧倒的なコストパフォーマンス
同等のスペックを持つ海外ブランド製品なら3万円以上するようなジャケットも、モンベルなら1万円台で見つかることが珍しくありません。消耗品であるウェアにおいて、この価格設定は日々のライドを楽しむファンにとって最大のメリットと言えます。
失敗しない!モンベルのサイクルウェアを選ぶ3つの視点
豊富なラインナップから自分にぴったりの一着を見つけるために、以下の3点をチェックしましょう。
走行スタイルに合わせて「フィット感」を選ぶ
モンベルには大きく分けて2つのシルエットがあります。
- サイクル・フィット: 空気抵抗を抑えるタイトな設計。ロードバイクでの高速走行向け。
- ツーリング・フィット: 適度なゆとりがあり、降車後も歩きやすい設計。街乗りや旅向け。自分の自転車ライフが「速さ」重視か「快適さ」重視かで選び分けましょう。
「独自素材」の特性を理解する
季節や運動量に合わせて素材を選ぶのが、快適なライドのコツです。
- ジオライン: 速乾性重視。夏は涼しく、冬は汗冷えを防ぐ万能素材。
- スーパーメリノウール: 保温性と防臭性重視。冬のロングライドや、のんびりポタリングに最適。
- ウイックロン: 優しい肌触り。カジュアルなTシャツスタイルで乗りたい時に。
自転車専用設計(ディテール)を確認する
モンベルのウェアには、自転車乗りなら「分かってるね!」と膝を打つ工夫が満載です。
- ロングテールデザイン: 前傾姿勢になっても背中が出ないよう、後ろの丈が長く作られています。
- リフレクティブ・テープ: 夜間走行の安全性を高める反射材が、視認性の高い位置に配置されています。
- バックポケット: スマートフォンや補給食をサッと取り出せるポケットの有無を確認しましょう。
【トップス】モンベルのおすすめジャージ・ジャケット
まずはメインとなる上半身のウェアから、特に人気の高いモデルを紹介します。
ウイックロン ZEO サーマル サイクルジップシャツ
秋から春にかけて、最も出番が多いのがこの一枚。適度な厚みがあり、通気性と保温性のバランスが絶妙です。裏面は起毛しており、肌寒い朝の走り出しも快適。フロントジッパーが長いので、上り坂で暑くなっても素早く体温調節が可能です。
EXライト ウインドバイカー
「モンベルのサイクルウェアといえばこれ」と言われる名作です。驚くほど薄くて軽く、畳むと手のひらサイズになります。ダウンヒルでの防風や、急な気温低下に備えてバックポケットに忍ばせておけば、これほど心強い味方はありません。
スーパードライテック サイクルレインジャケット
雨の日でも走らなければならないツーリストや通勤派に捧げる究極のレインウェア。独自素材「スーパードライテック」は、防水性はもちろん、激しい運動でも蒸れにくいのが特徴。バタつきを抑えたスリムなシルエットで、雨天走行のストレスを最小限にしてくれます。
ジオライン クールメッシュ サイクルアンダーシャツ
夏場のライドを劇的に変えてくれるのがこのインナー。驚異的な速乾性で、汗をかいてもベタつきません。前面は防風性を高め、背面はメッシュにするなど、走行風を考慮した設計はモンベルならではのこだわりです。
【ボトムス】お尻の痛みと足の動きをサポートする名品
自転車に乗る上で、下半身のウェア選びは快適性に直結します。
サイクル ライトニーロングタイツ
本格的なライディングを目指すなら、パッド付きタイツは必須です。モンベルのタイツは、ペダリングの動きを妨げない抜群のストレッチ性が魅力。厚みのある3Dパッドが、長時間のライドによるお尻の痛みを優しくガードしてくれます。
フリーライドパンツ
「タイツ一枚で歩くのは抵抗がある」という方におすすめ。見た目はカジュアルなハーフパンツですが、自転車用にカッティングされており、裾がチェーンに巻き込まれにくい工夫もされています。別売りのインナーショーツと組み合わせれば、無敵の快適パンツになります。
ペダリングパンツ
ロングツーリングや街乗りに最適なフルレングスパンツ。撥水加工が施されており、多少の雨なら弾いてくれます。膝部分が立体的に作られているため、足を回しても生地が引っかかる感覚がありません。
サイクル インナーショーツ
手持ちのジーンズやチノパンの下に履くだけで、お尻の痛みを軽減できる魔法のアイテム。薄手のパッドなので、歩いている時も違和感が少なく、自転車旅行での観光シーンでも大活躍します。
【アクセサリー】細部までこだわったモンベルのサイクルギア
グローブやキャップなどの小物も、モンベルは一切の手抜きがありません。
サイクル グローブ
春夏用のメッシュタイプから、冬用の防風タイプまで幅広く展開。特に振動を吸収するゲルパッドの配置が秀逸で、手のしびれに悩むライダーは一度試す価値ありです。
クリマバリア サイクルグローブ
冬の冷たい風をシャットアウトする防風素材「クリマバリア」を採用。指先の操作性を損なわない絶妙な厚みで、ブレーキやシフト操作もスムーズに行えます。
サイクル ヘルメットインナーキャップ
ヘルメットの中にかいた汗が目に入るのを防ぎ、夏場は遮熱、冬場は保温と、季節に合わせて選べる名脇役。ジオライン素材のものを選べば、洗濯後もすぐに乾くので毎日使えます。
季節別!モンベル流レイヤリングの最適解
登山ブランドであるモンベルが最も得意とするのが「レイヤリング(重ね着)」です。自転車における組み合わせ例を見てみましょう。
夏:徹底的な速乾と紫外線対策
- ベース:ジオライン クールメッシュ サイクルアンダーシャツ
- アウター:ウイックロン サイクルジャージ
- ボトムス:サイクル ライトニータイツ直射日光を避けるため、あえて薄手の長袖を選ぶのもモンベルユーザーに多いテクニック。ウイックロンのUVカット機能が肌を守ります。
春・秋:こまめな体温調節が鍵
- ベース:ジオライン L.W.(薄手)
- アウター:ウイックロン ZEO サーマル サイクルジップシャツ
- 携行品:EXライト ウインドバイカー上りではジッパーを開け、下りではウインドブレーカーを羽織る。この「こまめな調整」が疲労軽減につながります。
冬:防風と透湿のハイブリッド
- ベース:ジオライン M.W.(中厚手)またはスーパーメリノウール
- ミドル:シャミース サイクルジャケット(薄手フリース)
- アウター:サーマライドジャケット冬のライドは「汗をかきすぎない」ことが重要。前面で風を防ぎつつ、背面から熱を逃がすモンベルの冬用ジャケットは、まさに理にかなった構造です。
モンベルのサイクルウェアを長く愛用するためのお手入れ
高性能なウェアも、メンテナンス次第で寿命が変わります。
- こまめな洗濯: 汗の塩分や皮脂は生地を傷めます。特にパッド付きパンツは、使用後すぐに洗うのが鉄則です。
- 洗濯ネットの使用: ストレッチ素材やメッシュ素材が多いので、ネットに入れて優しく洗いましょう。
- 乾燥機は避ける: 多くのサイクルウェアは熱に弱いです。基本は陰干し。ただし、撥水加工されたジャケットなどは、低温のアイロンや乾燥機を短時間当てることで撥水機能が回復する場合もあります(タグを確認してください)。
モンベルのサイクルウェアで、もっと遠く、もっと快適なライドへ
モンベルのウェアを身に纏うということは、単に服を着るということではありません。それは、日本の厳しい自然環境を知り尽くしたプロフェッショナルたちが作り上げた「信頼」を身に纏うということです。
「機能が良いのは当たり前、その上で使い手に寄り添う価格であること」。この姿勢が貫かれたウェアは、あなたの自転車ライフをより自由で、より快適なものに変えてくれるはずです。
ロードバイクのスピード感を追求する日も、見知らぬ街をのんびりポタリングする日も、雨の中を黙々と進む旅の日も。モンベルのサイクルウェアは、常にあなたのペダリングに寄り添い、最高のパフォーマンスを引き出してくれるでしょう。
さあ、お気に入りの一着を見つけて、まだ見ぬ景色を探しにペダルを漕ぎ出しましょう。モンベルのサイクルウェアなら、どんな道でも自信を持って進んでいけるはずです。

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