愛媛県西条市にある「モンベル アウトドア オアシス 石鎚」をご存知でしょうか。日本を代表するアウトドアブランド「モンベル」が手がけるこの施設は、単なるキャンプ場という枠を超えた、まさにアウトドアの聖地とも呼べる場所です。
松山自動車道の石鎚山サービスエリアに隣接しているという抜群のアクセスを誇りながら、目の前には西日本最高峰・石鎚山の雄大な景色が広がります。「キャンプを始めてみたいけれど、設備が綺麗なところがいい」「登山の拠点として便利な場所を探している」という方にとって、これ以上ない選択肢になるはずです。
今回は、モンベル アウトドア オアシス 石鎚の予約方法や気になる利用料金、そして絶対に外せない温泉の魅力まで、現地に行く前に知っておきたい情報を余すことなくお届けします。
モンベル アウトドア オアシス 石鎚ってどんなところ?
まずは、この施設がなぜこれほどまでに注目されているのか、その理由から紐解いていきましょう。ここは「道の駅 小松オアシス」の中に位置しており、キャンプ場、モンベルストア、クライミング施設、そして天然温泉が一つに集結した複合型アウトドア拠点です。
最大の魅力は、手ぶら感覚で遊びに行けるほど充実した設備と、初心者への優しさです。キャンプ用品で困ったことがあれば、すぐ隣のモンベルストアで モンベル ジオライン や最新のギアをチェックすることもできます。
さらに、石鎚山へのアクセスが非常に良いため、前日にここでキャンプをして、翌朝早くから登山に出かけるというスタイルも人気です。まさに、四国のアウトドアを遊び尽くすためのベースキャンプと言えるでしょう。
予約前に必ず確認!アクセス時の注意点
ここで一つ、非常に重要なポイントがあります。初めて行く方が最も間違えやすいのが「キャンプ場への入り方」です。
この施設は高速道路の石鎚山サービスエリア(SA)と隣接しており、SAの駐車場から徒歩でモンベルストアや温泉に行くことは可能です。しかし、キャンプ場内に車を乗り入れる場合は、高速道路を一度降りて、一般道からアクセスしなければなりません。
スマートインターチェンジなどを利用して「いよ小松IC」などで降り、一般道を通って施設に向かってください。SAの駐車場に車を止めたままではキャンプサイトに荷物を運ぶのが非常に大変ですので、ナビの設定には十分注意しましょう。
キャンプ場のサイト構成と利用料金
モンベル アウトドア オアシス 石鎚のキャンプ場は、大きく分けて「オートキャンプサイト」と「フリーキャンプサイト」の2つのエリアがあります。それぞれの特徴と料金の目安を見ていきましょう。
プライベート感のあるオートキャンプサイト
車をサイト内に横付けできるオートキャンプサイトは、全部で10区画用意されています。すべての区画にAC電源が完備されているため、冬場の電気毛布利用や、スマートフォンの充電も安心です。
利用料金の目安は、1泊1区画につき4,000円から(時期により変動)。さらに1人あたりの施設利用料が必要になります。2区画はペット同伴も可能なので、愛犬と一緒にキャンプを楽しみたい方にも選ばれています。
開放感抜群のフリーキャンプサイト
芝生が広がるフリーキャンプサイトは、10張り限定のエリアです。こちらは車の乗り入れができませんが、駐車場からサイトまではそれほど離れていません。
料金は1泊1サイト2,000円からと非常にリーズナブル。ソロキャンプや、なるべく費用を抑えたい方におすすめです。荷物が多い方は、キャリーワゴン を持参すると移動がスムーズになります。
どちらのサイトも非常に人気が高いため、週末や連休の予約は早めに埋まってしまいます。モンベルの公式サイト内にある宿泊予約システムから、空き状況をこまめにチェックすることをおすすめします。
四国最大級!モンベルストアとアクティビティ
キャンプ場に隣接する「モンベルストア」は、四国でも最大級の広さを誇ります。ウェアから本格的な登山靴、キャンプ道具まで、圧倒的な品揃えです。
ここでのお楽しみは買い物だけではありません。ショップのすぐそばには、高さ約6メートルのクライミングピナクル(人工岩)があり、初心者でも気軽にクライミング体験ができます。子供向けのアクティビティとしても人気で、家族みんなで体を動かすことができます。
もし、キャンプ中に「あ、LEDランタン を忘れた!」とか「夜が予想以上に寒いから フリース が欲しい」となっても、すぐ横に世界基準のショップがあるというのは、これ以上ない安心感です。
絶景に癒やされる「椿温泉こまつ」の魅力
このキャンプ場を選んだ人の多くが「最高だった」と口を揃えるのが、隣接する温泉施設「椿交流館 椿温泉こまつ」です。キャンプ場から歩いてすぐの場所に、極上の癒やしが待っています。
ここのお湯は、少しぬめりのある弱アルカリ性の天然温泉。肌に優しい「美人の湯」として知られていますが、特筆すべきはそのロケーションです。露天風呂からは、穏やかな瀬戸内海の多島美や、夜には西条市街の美しい夜景を一望できます。
キャンプの設営で汗をかいた後に、絶景を眺めながら温泉に浸かる。これは他のキャンプ場ではなかなか味わえない贅沢な体験です。チェックイン時に温泉の割引特典がある場合もあるので、受付で確認するのを忘れないようにしましょう。
キャンプ飯を彩る「おあしす市場」での買い出し
キャンプの醍醐味といえば、やっぱりキャンプ飯ですよね。食材の調達におすすめなのが、施設内にある産直市場「おあしす市場」です。
ここでは、地元・西条市の農家さんが育てた新鮮な野菜や果物がずらりと並びます。特に西条は水が綺麗なことで有名なので、野菜の味も格別です。愛媛名産の柑橘類も季節ごとに種類豊富に揃っています。
ただし、お肉や魚といったメインの食材の種類は限られるため、本格的なBBQを楽しみたい方は、ふもとにあるスーパーマーケットであらかじめお肉などを購入し、野菜やデザートをこの市場で現地調達するという「いいとこ取り」のスタイルがスマートです。
また、西条市は「うちぬき」と呼ばれる自噴水が街のあちこちに湧いています。キャンプで使うお水を、市内の水汲み場で汲んでから行くというのも、通な楽しみ方の一つですよ。
快適に過ごすためのコツと注意点
素晴らしい環境のモンベル アウトドア オアシス 石鎚ですが、より快適に過ごすために知っておいてほしいポイントがいくつかあります。
一つ目は「音」についてです。高速道路のSAに隣接しているため、どうしても車の走行音が聞こえてきます。静寂に包まれた深い森の中のキャンプとは少し雰囲気が異なりますので、音が気になる方は 耳栓 を用意しておくと、夜ぐっすり眠れるかもしれません。
二つ目は「地面の硬さ」です。サイトの芝生は綺麗に整備されていますが、場所によっては地面が少し硬いこともあります。アルミペグでは曲がってしまう可能性もあるので、頑丈な 鍛造ペグ を持っておくと、どんな状況でもスムーズに設営ができます。
三つ目は「予約のルール」です。モンベル会員の方であれば、宿泊でモンベルポイントが貯まるメリットがあります。予約はオンラインで完結しますが、キャンセル規定などは事前にしっかり読み込んでおきましょう。
登山の拠点としての圧倒的な利便性
もしあなたが登山愛好家なら、このキャンプ場はこれ以上ないベースキャンプになります。
西日本最高峰の「石鎚山」へ登るための「石鎚登山ロープウェイ」乗り場までは、ここから車で約40分ほど。早朝の澄んだ空気の中で登山を開始するには絶好の距離感です。
登山の前日にここでキャンプをし、登山リュック やギアの最終チェックを行う。下山後はまた温泉に戻って疲れを癒やす。そんな「モンベル尽くし」の贅沢な登山旅行が実現します。
周辺のおすすめスポット:UFOラインへ
キャンプを楽しんだ後のドライブプランとしておすすめなのが、通称「UFOライン(町道瓶ヶ森線)」です。
標高1,300メートルから1,700メートルの尾根沿いを走るこの道は、まるで空を飛んでいるかのような絶景が続く四国屈指のドライブコースです。キャンプ場から石鎚スカイラインを経由してアクセスでき、雄大な石鎚連峰を間近に感じることができます。
天気が良ければ、遠く太平洋まで見渡せることも。キャンプの思い出をさらに彩る、最高の締めくくりになるはずです。
誰にでもおすすめできる「失敗しない」キャンプ場
モンベル アウトドア オアシス 石鎚は、設備の清潔さ、ショップの充実度、温泉の質、そして景色の良さ、どれをとっても非常に高水準です。
「キャンプは準備や後片付けが大変そう」「トイレやシャワーが汚いのは苦手」と、アウトドアに対して一歩踏み出せずにいる方にこそ、ぜひ一度訪れてほしい場所です。ここでの体験は、きっとあなたのキャンプ観をポジティブに変えてくれるでしょう。
モンベルのプロデュースらしい、機能的で無駄のない、それでいて自然を身近に感じられる心地よさが、ここにはあります。
モンベル アウトドア オアシス 石鎚でキャンプ!予約・料金・温泉の魅力を徹底解説:まとめ
いかがでしたでしょうか。四国の豊かな自然と、モンベルの信頼感が融合した「モンベル アウトドア オアシス 石鎚」。
最後におさらいをすると、予約は公式サイトから早めに行うのが鉄則。料金はサイトによって異なりますが、設備を考えれば非常にコスパが高いと言えます。そして何より、露天風呂からの絶景と、隣接するショップの安心感は唯一無二の魅力です。
次の週末は、お気に入りの アウトドアチェア を持って、石鎚の麓で贅沢な時間を過ごしてみませんか?
アクセス方法(一般道からの入庫)だけは間違えないように気をつけて、最高のキャンプ体験を楽しんでください。石鎚の山々が、あなたの訪問を待っています。

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