福島県の中央部に位置し、日本三大桜の一つ「三春滝桜」で知られる三春町。この自然豊かな地に、アウトドアファン待望の聖地が誕生しました。それが「アウトドアヴィレッジ三春」の中核施設であるモンベル三春店です。
「東北最大級の売り場面積」という噂を聞きつけて気になっている方も多いのではないでしょうか。単なるショップの枠を超え、クライミングやカヤックまで楽しめるこの施設は、まさにアウトドアのテーマパーク。今回は、現地を訪れる前に知っておきたい魅力や体験アクティビティ、ここでしか手に入らない限定アイテムまで、余すところなくお届けします。
東北最大級のスケール!モンベル三春店の圧倒的な品揃え
まず驚かされるのが、その広大な売り場面積です。約420坪(約1,380平方メートル)という広さは、東北エリアの直営店の中でもトップクラス。店内には、登山、キャンプ、サイクリング、カヤックといった定番カテゴリーはもちろん、モンベルが力を入れている農林漁業用のウェア「フィールドウェア」まで、ほぼフルラインナップが揃っています。
広い店内を歩いていると、まるでアウトドアの展示会に来たようなワクワク感があります。例えば、テントの展示エリア。実際に設営されたムーンライトテントを間近で見比べられるので、サイズ感や居住性をリアルに体感できます。ネットの写真だけでは分かりにくい細かなディテールも、自分の目で確かめられるのは実店舗ならではのメリットですよね。
また、三春店は季節ごとの入れ替えも非常にスピーディー。冬場は厳冬期の登山に対応するアルパインダウンパーカーや高機能なスノーウェアが並び、夏場は吸水速乾性に優れたウィックロンのTシャツが壁一面を彩ります。どの時期に訪れても、その瞬間のフィールドに最適なギアに出会える安心感があります。
店内にそびえ立つ!高さ8mのクライミングピナクル体験
モンベル三春店の象徴ともいえるのが、店内の吹き抜けエリアにそびえ立つ「クライミングピナクル」です。高さは約8メートル。室内にある人工壁としてはかなりの迫力で、買い物をしている人の視線を釘付けにします。
このピナクル、実は誰でも気軽に挑戦できるんです。小学生以上であれば体験可能で、料金は1,000円(税込)。この金額には、専門スタッフによるビレイ(安全確保)や、ハーネス・シューズのレンタル料、さらには保険料まで含まれています。手ぶらで立ち寄って、本格的なクライミングの入り口を体験できるのは嬉しいポイントですよね。
「高いところは少し怖いかも……」という初心者の方でも大丈夫。経験豊富なスタッフが丁寧にサポートしてくれるので、自分のペースでホールドを掴んで登っていけます。頂上まで辿り着いたときに見下ろす店内の景色は格別ですよ。週末や連休は家族連れで賑わうため、体験したい方は到着後早めに受付状況を確認しておくのがおすすめです。
さくら湖でカヤック・サップを満喫!水辺のアクティビティ
店舗のすぐ裏手に広がるのは、三春ダムによって造られた「さくら湖」です。モンベル三春店はこの立地を最大限に活かし、水辺のアクティビティ拠点としての機能も備えています。
2025年にオープンしたカヤックポートからは、初心者でも安心して漕ぎ出せるカヤックやSUP(サップ)の体験会が実施されています。湖面は非常に穏やかで、風を切って進む感覚は日常を忘れさせてくれる爽快感があります。特に春のシーズンは、湖畔に咲く桜を水上から眺めるという、三春町ならではの贅沢な体験ができるかもしれません。
「道具を持っていないけれど、一度やってみたい」という方のために、モンベル主催の講習会や体験ツアーも充実しています。ライフジャケットやパドルの使い方もイチから教えてもらえるので、運動が苦手な方でも安心して参加できます。アクアバットなどの本格的なパドルスポーツ用ウェアを店内で選んで、そのままフィールドへ繰り出す。そんな使い方ができるのも、この場所の大きな魅力です。
三春店でしか買えない!限定デザインのTシャツは必見
モンベルファンにとって外せないのが、各店舗限定のデザインアイテム。もちろん三春店にも、ここでしか手に入らない特別なTシャツが存在します。
デザインのモチーフになっているのは、三春町のシンボルである「三春滝桜」や、福島の美しい山並み。モンベル自慢の速乾素材ウィックロンを使用しているため、登山やキャンプでの実用性はバッチリです。それでいて、日常使いしたくなるようなお洒落なグラフィックに仕上がっています。
自分自身の旅の思い出にはもちろん、アウトドア好きの友人へのプレゼントとしても喜ばれること間違いなし。「それ、どこのモンベル?」と聞かれたときに、「福島の三春店だよ」と答えられる特別感がありますよね。人気サイズは早めに売り切れてしまうこともあるので、見つけたら即ゲットが鉄則です。
キャンプ場が隣接!「泊まれる」アウトドアヴィレッジの利便性
モンベル三春店がある「アウトドアヴィレッジ三春」は、単なるショップの集まりではありません。驚くべきことに、キャンプ場が併設されているのです。
ここのキャンプサイトは非常に高規格。特に「ユニットキャンプサイト」は、個別の炊事場やトイレ、シャワー、さらには専用のタープまで備え付けられています。重い荷物を持ち運ぶ必要が最小限で済むため、キャンプビギナーや小さなお子様連れのファミリーには最高の環境です。
もしキャンプ中に「あ、ガスボンベを忘れた!」「夜が意外と冷えるからフリースが欲しい」となっても大丈夫。歩いてすぐの場所に東北最大級のモンベルがあるのですから。忘れ物を恐れずにキャンプを楽しめる安心感は、他のキャンプ場ではなかなか味わえません。
さらに、隣接する「三春の里 田園生活館」には、温泉施設や産直市場もあります。たっぷり外遊びを楽しんだ後は、温泉で汗を流し、地元の新鮮な野菜を使ったバーベキューを楽しむ。そんな至福の休日を過ごすことができます。
伝説のクライマー・田部井淳子氏の精神に触れる
三春店を訪れた際に、ぜひ立ち寄ってほしいのが隣接する「田部井淳子記念館」です。三春町出身であり、女性として世界で初めてエベレスト登頂を成し遂げた偉大な登山家、田部井淳子氏。彼女の功績を称え、その登山人生を振り返る展示がなされています。
彼女が実際に使用した登山靴や装備、直筆のメモなどを見ていると、自然への畏敬の念と情熱が伝わってきます。モンベルの創業者である辰野勇氏とも深い交流があった田部井氏。彼女の故郷にこれほど立派なモンベルが誕生したことには、深い縁を感じざるを得ません。
最新のハイテク素材ゴアテックスのウェアを手に取る前に、かつての登山家たちがどのような装備で世界の頂に挑んだのかを知る。それは、私たちのアウトドアライフをより豊かで深いものにしてくれるはずです。
E-bikeで巡る三春の風景!レンタサイクルも充実
三春町は起伏に富んだ地形が多いため、普通の自転車で観光するのは少し大変かもしれません。そこで活用したいのが、ビジターセンターで貸し出しているE-bike(電動アシスト自転車)です。
モンベル製のE-bikeは、パワフルなアシストで坂道もスイスイ。3時間2,000円ほどで利用でき、滝桜周辺の散策や城下町の趣が残る街並みを巡るのに最適です。車では通り過ぎてしまうような小さな景色や、道端の草花、地元の方との交流。自転車だからこそ気づける三春の魅力がたくさんあります。
ヘルメットなどの備品もレンタルできるので、ドライブの途中で気分転換にサイクリングを楽しむのもアリです。体を動かした後に食べる、三春名物の「三角油揚げ」は絶品ですよ。
アクセスと周辺観光!週末のお出かけプラン
最後に、アクセス情報を整理しておきましょう。モンベル三春店へのアクセスは、車が非常に便利です。
- 車でのアクセス: 磐越自動車道「船引三春IC」または「郡山東IC」からそれぞれ約15分。郡山市内からも30分程度で到着します。
- 駐車場: 約100台の無料駐車場を完備。
週末や桜の時期は非常に混雑するため、午前中の早い時間帯に到着することをおすすめします。特に春の滝桜シーズンは周辺道路が渋滞するため、時間に余裕を持って計画を立てましょう。
周辺には、滝桜以外にも「BRITOMART(ブリトマート)」のようなお洒落なカフェやベーカリーが集まる施設もあり、一日中楽しむことができます。モンベルで最新のサーモボトルを手に入れて、温かいコーヒーを淹れて湖畔で一休み。そんな贅沢な時間が、ここ三春では叶います。
モンベル三春店を徹底解説!東北最大級の魅力やキャンプ・カヤック体験、限定商品も
ここまで、モンベル三春店の魅力を多角的にお伝えしてきました。
東北最大級の圧倒的な品揃えに圧倒され、店内のピナクルで汗を流し、さくら湖でカヤックに揺られる。そして、田部井淳子氏の精神に触れ、限定Tシャツをお土産に帰る。ここは単に「道具を買う場所」ではなく、アウトドアの楽しさを再発見し、新しい挑戦へと背中を押してくれる場所です。
初心者からベテランまで、どんなレベルの人でも自分なりの「楽しみ」が見つかるはず。次の休日は、福島の大自然と最新のギアが融合するモンベル三春店へ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと、あなたの外遊びがさらにアップデートされる体験が待っています。

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