愛犬と一緒にアウトドアを楽しみたい飼い主さんにとって、憧れのブランドといえばパタゴニアですよね。登山やキャンプで自分がお気に入りのフリースを着ているなら、「愛犬にもお揃いのパタゴニアを着せたい!」と思うのは当然の親心(飼い主心)かもしれません。
しかし、いざ探してみると「公式サイトに売っていない?」「パタドニアって何?偽物?」といった疑問にぶつかることも多いはず。今回は、パタゴニアの犬服に関する真実から、失敗しないサイズ選び、さらには賢い入手方法までを徹底的に掘り下げていきます。
パタゴニアの犬服は公式サイトで買える?現在のラインナップ事情
まず最初に知っておくべき衝撃の事実があります。実は、パタゴニア(Patagonia)の公式サイトでは、現在「犬専用の服」を定番商品として常設販売しているケースは極めて稀です。
「えっ、インスタで見かけたあのフリースは?」と思うかもしれませんが、その多くは過去の限定コレクションだったり、海外限定のアイテム、あるいは飼い主さんがリメイクした一点物だったりします。パタゴニアは環境負荷を減らすために「不必要な製品を作らない」という哲学を持っているブランド。そのため、流行に合わせたペットウェアの大量生産には消極的なんです。
現在、公式で手に入りやすいドッグギアとしては、リサイクル・ナイロンを使用した丈夫な首輪やリーシュ(リード)がメイン。もし「パタゴニア」のロゴが入った犬用のベストやTシャツをネットショップで見かけたら、それが公式の製品なのか、あるいは別のブランドなのかを慎重に見極める必要があります。
「パタドニア(Patadognia)」は偽物?ロゴパロディ品との見分け方
ネット通販やフリマアプリで「パタゴニア 犬 服」と検索すると、そっくりのロゴが入った可愛いウェアがたくさん出てきます。その代表格が「Patadognia(パタドニア)」や「Pawsagonia(パウザゴニア)」といった名前の製品です。
これらは結論から言うと、パタゴニア社が製造している公式グッズではなく、いわゆる「パロディ品」です。
パロディ品と公式品を見分けるポイント
公式の製品を求めている方は、以下のポイントをチェックしてみてください。
- ブランド名の綴り: 本物は「Patagonia」です。「Patadognia」など一文字違うものはパロディです。
- タグの有無: パタゴニアの製品には、必ず素材や製造国が記された白い内タグ(洗濯表示タグ)が付いています。
- 素材の質感: 公式品はリサイクル・ポリエステルなど環境に配慮した高品質な素材を使っていますが、安価なパロディ品は静電気が起きやすいアクリルや薄いポリエステルが多用されます。
パロディ品を「可愛いデザインの服」として楽しむ分には個人の自由ですが、パタゴニアが誇る「防寒性」や「耐久性」を愛犬に提供したいのであれば、本物のクオリティとは別物であることを理解しておく必要があります。
パタゴニア好きの飼い主が選ぶべき「本物」のドッグギア
「どうしてもパタゴニアの精神を愛犬にも!」という本物志向のあなたへ。現在、公式ルートや信頼できるショップで手に入る、パタゴニア関連のドッグギアをご紹介します。
1. ウェビング・ドッグ・カラー(首輪)
パタゴニアの代名詞でもある、丈夫なウェビング素材を使用した首輪です。リサイクル素材を100%使用しており、泥遊びをしてもガシガシ洗える耐久性が魅力。キャンプサイトで愛犬が走り回っても安心です。
patagonia dog collar2. ウェビング・ドッグ・リーシュ(リード)
首輪とお揃いのデザインで展開されているリード。人間用のバックパックのストラップと同じ技術で作られているため、大型犬の強い引きにも耐えられる強靭さを持っています。手に馴染む質感が最高です。
patagonia dog leash3. 【番外編】ラフウェア(RUFFWEAR)のウェア
実は、パタゴニアは自社で犬服を量産する代わりに、世界最高峰のドッグギアブランドRUFFWEARと提携していた歴史があります。パタゴニアの直営店でラフウェア製品がセレクト販売されていることも多く、機能性や環境への配慮という点では「実質的なパタゴニアの犬服」と言っても過言ではありません。
失敗しないサイズ感の選び方!海外サイズに要注意
運良く公式の犬服や、パタゴニアが認める高品質なアウトドアウェアを見つけたとしても、次に立ちはだかるのが「サイズ選び」の壁です。
パタゴニア製品は基本的に米国サイズが基準。日本で一般的に売られている小型犬用の「Sサイズ」感覚で購入すると、届いた時に「柴犬でも大きい!」なんてことになりかねません。
正しいフィッティングのための3つの測定値
犬の服を選ぶときは、体重よりも以下の3か所のサイズを優先してください。
- 首回り: 首の付け根、一番太い部分を測ります。
- 胸囲(胴回り): 脇の下付近、胸の一番厚みがある部分。ここがキツいと歩行の邪魔になります。
- 背丈(着丈): 首の付け根から、尻尾の付け根まで。
海外ブランドの場合、同じ「Mサイズ」でも、着丈が長めに作られていることが多いのが特徴です。ダックスフンドのように胴が長い犬種には合いやすいですが、フレンチブルドッグのような筋肉質で体長が短い犬種は、胸囲に合わせて選ぶと丈が余ってしまうことがあります。
愛犬を寒さから守る!アウトドアで役立つ機能性素材
パタゴニアの服がなぜこれほど支持されるのか。それは、過酷な環境下で体を守る「素材」への信頼があるからです。愛犬に服を着せる目的が「防寒」や「汚れ防止」であれば、以下の素材を意識して選んでみましょう。
シンチラ・フリースの暖かさ
パタゴニアといえばフリース。空気をたっぷり蓄えるフリース素材は、冬のドッグランやキャンプでの冷え込みから愛犬を守ります。速乾性が高いため、雪遊びで濡れても体温を奪われにくいのがメリットです。
キャプリーン・クールの快適性
夏場や運動量の多い犬には、速乾・透湿性に優れたキャプリーン素材のような生地が理想的。直射日光を遮りつつ、体熱を効率よく逃がしてくれるため、熱中症対策としても有効です。
Worn Wear:自分たちの服をリメイクする楽しみ
パタゴニアには「Worn Wear(ウォーン・ウェア)」という、製品を修理して長く使おうという文化があります。
上級者の飼い主さんの間では、自分が着古したpatagonia snap-tなどのフリースを、犬の体型に合わせてリメイクするスタイルが流行っています。これこそが、パタゴニアの理念に最も近い「犬服」の形かもしれません。
パタゴニアの犬服おすすめ5選!サイズ感や偽物の見分け方を徹底解説
ここまで、パタゴニアの犬服を取り巻く現状と、賢い選び方について解説してきました。最後に、パタゴニアを愛する飼い主さんに自信を持っておすすめできるアイテムとスタイルをまとめます。
- 公式のドッグカラー&リーシュ: 今すぐ公式クオリティを実感できる唯一の定番品。
- ヴィンテージのドッグウェア: 古着屋や海外サイトで、かつて生産されていた希少な公式ドッグベストを探す楽しみ。
- ラフウェア(RUFFWEAR)製品: パタゴニア直営店でも扱われる、プロ仕様の機能性ドッグウェア。ruffwear climate changerなどは、パタゴニアのフリースに近い感覚で使えます。
- モンベル(mont-bell)のドッグウェア: 日本ブランドならではのサイズ展開の豊富さと、パタゴニアに負けないアウトドアスペック。mont-bell dog fleeceはコスパも最強です。
- 想い出のリメイクウェア: 飼い主さんが着ていたパタゴニアを、愛犬用に仕立て直す。世界に一つだけの特別な一着になります。
「パタゴニアの犬服」というキーワードで探している方の本当の望みは、単なるブランドロゴではなく、愛犬と安全・快適に自然を楽しみたいという気持ちのはず。
公式品が手に入りにくい今だからこそ、偽物に惑わされず、パタゴニアの哲学である「耐久性」や「機能性」を基準に、愛犬にとって最高の一着を選んであげてくださいね。しっかりとした装備があれば、次の週末のキャンプがもっと特別なものになるはずです!

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