「今年のパタゴニア、何が違うの?」
そんな風に気になっている方も多いのではないでしょうか。2025年のパタゴニアは、ブランドの歴史を塗り替えるような大きな転換点を迎えています。長年愛されてきた名作のリニューアルから、環境への配慮を極限まで高めた新素材の採用まで、見どころが満載です。
今回は、アウトドアフィールドはもちろん、街着としても外せないパタゴニアの2025年春夏コレクションを徹底解説します。あなたの冒険と日常を支える最高の一着を、一緒に見つけていきましょう。
2025年パタゴニアが挑戦する「PFASフリー」と素材の革命
今シーズンのパタゴニアを語る上で、絶対に外せないキーワードが「PFAS(有機フッ素化合物)フリー」です。これまで防水透湿シェルには欠かせないとされてきた化学物質を使用せず、環境への優しさと高い機能性を両立させることに成功しました。
特に注目したいのは、すべての防水製品でこの基準をクリアしたことです。ウェーダーやハードシェルなど、過酷な環境で使われるアイテムであっても、パタゴニアは妥協しません。
また、廃漁網をリサイクルした「ネットプラス」素材の採用範囲もさらに広がりました。私たちが一着の服を選ぶことが、海の清掃につながる。そんなストーリーも、2025年モデルの魅力の一つです。
伝説のフリース「R1」シリーズが26年目のフルリニューアル
1999年の登場以来、レイヤリング(重ね着)の常識を変えてきたR1プルオーバー。この伝説的なフリースが、2025年ついにフルリニューアルを果たしました。
今回のアップデートで最も驚かされるのは、その「着心地」と「汎用性」の向上です。
これまでのR1は、ベースレイヤーに近いタイトなフィッティングが特徴でした。しかし、新しいR1シリーズは、1枚でメインのトップスとして着ても違和感のない、洗練されたシルエットに生まれ変わっています。
素材面では、体温調節が重要な脇下や背中には通気性の高いキャプリーン・サーマルウェイトを、保温が必要な体幹部にはポーラテック・パワー・グリッドを配置。このハイブリッド構造がさらに精密になり、激しく動いてもオーバーヒートしにくくなっています。
驚異の軽さ!「ナノエア・ウルトラライト」がアクティブ派を救う
「着っぱなしができるインサレーション(中綿)」として絶大な信頼を得ているナノエアに、待望の超軽量モデルが登場しました。その名も「ナノエア・ウルトラライト」です。
重さはMサイズでわずか249g。リンゴ一個分ほどの軽さでありながら、20gの薄手中綿が絶妙な保温力を提供します。
春先の肌寒い早朝のトレイルランニングや、夏山の稜線で風に吹かれたとき。これまでは「ウィンドシェルだと寒いけれど、フリースだと暑い」という微妙な状況がよくありました。この新作は、そんな悩みを一発で解決してくれます。
街に溶け込むパタゴニア。オーガニックコットン素材の新作
2025年春夏は、テクニカルな山道具だけでなく、ライフスタイルラインも非常に充実しています。
特筆すべきは、名作フーディニ・ジャケットのデザインをベースに、オーガニックコットン100%で仕立てたウインドスウィープ・ジャケットです。
シャカシャカとしたナイロン特有の質感を抑え、マットで上品な風合いに仕上げることで、スーツスタイルやきれいめのカジュアルにもマッチします。もちろんPFASフリーの撥水加工が施されているため、急な小雨程度なら問題ありません。
「アウトドアブランドのロゴが目立ちすぎるのはちょっと……」という方のために、ロゴが同色系でまとめられたモデルが増えているのも、今シーズンの嬉しいトレンドです。
足元と下半身を支える「テラヴィア」パンツの進化
登山やハイキングを楽しむ方にとって、パンツ選びは生命線ですよね。2025年、定番だった「ポイント・ピーク・パンツ」は、テラヴィア・ピーク・パンツへと名称が変わりました。
名前が変わっただけではありません。生地のしなやかさが格段に向上し、大きな段差を乗り越える際の足上げが驚くほどスムーズになっています。
摩耗しやすい膝や裾はしっかりと補強しつつ、汗をかきやすい膝裏などは通気性の良い薄手生地に切り替えるなど、細部まで計算し尽くされています。シルエットもより現代的でスリムになり、下山後にそのままカフェに立ち寄っても全く違和感がありません。
水遊びの準備はいい?バギーズと新ラインの魅力
パタゴニアの夏といえばバギーズ・ショーツを抜きには語れません。2025年モデルでも、その人気は健在です。
今シーズンはカラーバリエーションがさらに豊かになり、自然の風景からインスピレーションを得たアースカラーや、80年代を彷彿とさせるレトロな配色がラインナップされています。
また、フライフィッシングやサーフィンを楽しむ方に向けた「タイダル・スレッズ・コレクション」にも注目です。海洋生物をモチーフにしたアーティスティックなグラフィックは、海辺の強い日差しによく映えます。
春夏のレイヤリングを完成させる名脇役たち
メインのジャケットやパンツ以外にも、持っておくと便利なアイテムが揃っています。
例えば、マイクロD・プルオーバー。超軽量のマイクロフリースは、春先のキャンプやクーラーの効いた室内での羽織りものとして、これ以上ないほど重宝します。
また、速乾性に優れたキャプリーン・クール・デイリーは、2025年も新柄が登場。汗をかいても肌に張り付かず、防臭加工も強力なので、旅先での着替えを減らしたいミニマリストにも最適です。
2025年春夏、失敗しないパタゴニアの選び方
たくさんの魅力的な新作がある中で、どう選べばいいのか。ポイントは「アクティビティの強度」と「使用頻度の高い場所」を明確にすることです。
もしあなたが「止まっている時間よりも動いている時間が長い」タイプなら、ナノエア・ウルトラライトやR1エアのような、通気性に特化したモデルを選んでください。
逆に「キャンプや公園、街歩きがメイン」であれば、コットン混紡のジャケットや、防風性の高いレトロX・ベストのアップデート版が、春の冷たい風から守ってくれるはずです。
まとめ:パタゴニア2025年春夏新作ガイド!最新トレンドとおすすめアイテム15選
2025年のパタゴニアは、私たちが慣れ親しんできた「定番」をさらに高みへと押し上げました。
環境への配慮というブランドの根幹を守りながら、PFASフリーの達成やR1シリーズの再定義など、常に進化を止めない姿勢が、すべての製品に宿っています。機能的な美しさを備えた一着は、単なる衣類を超えて、長く寄り添える良き相棒となってくれるでしょう。
最新のトレンドを取り入れたアイテムを身にまとって、2025年の素晴らしい季節を全力で楽しみませんか。今回ご紹介したおすすめアイテムたちが、あなたの毎日をより快適で、より自由なものにしてくれることを願っています。

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