「パタゴニアって、若い子が着るブランドじゃないの?」
「40代を過ぎてロゴ入りのフリースを着るのは、若作りだと思われないかな?」
そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。街を歩けば大学生がパタゴニア レトロXを着ているのを見かける一方で、本格的な登山道を歩けばベテランハイカーが着古したパタゴニアを羽織っています。
結論からお伝えしましょう。パタゴニアに「ふさわしくない年齢」なんて存在しません。むしろ、年齢を重ねるほどに、その機能美やブランドの背景にある哲学がしっくりくるようになる。そんな稀有なブランドなのです。
今回は、パタゴニアがなぜ30代から50代以上の大人世代にこれほどまでに支持されているのか、その理由を深掘りしながら、各世代にぴったりの名作モデルをご紹介していきます。
パタゴニアのメイン年齢層は「本物」を知る30代〜50代
パタゴニアの店舗に一歩足を踏み入れれば、客層の広さに驚くはずです。20代のカップルから、50代・60代の落ち着いたご夫婦まで、実に幅広い層がショッピングを楽しんでいます。
中でも、ブランドを支えるコアな層は30代後半から50代です。
この世代の方々は、単に「流行っているから」という理由で服を選びません。
- 10年後も着続けられる耐久性はあるか
- 自分のライフスタイルに馴染む機能性を持っているか
- そのブランドは信頼に値する哲学を持っているか
こうした厳しい目を持つ大人たちに選ばれているのが、パタゴニアというブランドです。1990年代のアウトドアブームをリアルタイムで経験してきた世代にとって、パタゴニアは「憧れの本格派」であり続けているのです。
一方で、最近では10代や20代の若年層にも人気が再燃しています。しかし、彼らの多くがトレンドとしてパタゴニアを消費するのに対し、大人世代は「道具」として、あるいは「人生の相棒」として一着を大切に扱う傾向にあります。この「着こなしの深み」こそが、大人世代がパタゴニアを格好良く着こなせる最大の理由です。
なぜ大人はパタゴニアに惹かれるのか?3つの納得理由
高価な買い物だからこそ、納得感は欠かせません。大人がパタゴニアを選ぶのには、単なるファッション以上の理由が3つあります。
1. 流行に左右されない「完成されたデザイン」
パタゴニアの定番商品、例えばパタゴニア バギーズショーツやパタゴニア トレントシェルなどは、何十年も基本的なデザインが変わっていません。
これは、デザインがすでに完成されている証拠です。トレンドを追いかけた服は、数年経つと「古い人」に見えてしまいますが、パタゴニアの服は5年後、10年後に着ていても全く違和感がありません。むしろ、少し着古してクタクタになったくらいが、大人の余裕を感じさせてくれます。
2. 「アイアンクラッド保証」という究極の信頼
パタゴニアには「アイアンクラッド保証(万全の保証制度)」があります。もし製品に満足できなければ修理や交換を受け付けるという、自社製品への絶対的な自信の現れです。
特に大人世代にとって、お気に入りの服が破れたりジッパーが壊れたりしたときに、ブランド側が「直して使いましょう」と言ってくれる安心感は格別です。使い捨ての時代だからこそ、一つのものを長く愛用する姿勢が、大人の知的で洗練されたイメージに繋がります。
3. 環境への配慮が「大人の品格」になる
「ビジネスでもプライベートでも、自分が身につけるものは誠実な背景を持つものがいい」。そう考える方が増えています。
パタゴニアは、売上の1%を環境保護団体に寄付したり、リサイクル素材を積極的に活用したりと、環境問題に対して非常にストレートな行動をとっています。パタゴニアを身に纏うことは、自分自身の価値観や社会に対する姿勢を表明することでもあります。この「語れる背景」があるからこそ、大人が着ていても安っぽく見えないのです。
【世代別】失敗しないパタゴニアの選び方とおすすめモデル
年齢によって、体型の変化やライフスタイルの違いがあるのは当然です。それぞれの世代にふさわしい、パタゴニアの取り入れ方を見ていきましょう。
30代:アクティブな日常に「洗練されたタフさ」を
仕事に育児に、最も忙しいのが30代。そんな世代には、ガシガシ洗えて、かつ清潔感を損なわないアイテムがおすすめです。
- パタゴニア トレントシェル 3L ジャケット突然の雨や子供との公園遊びでも安心な防水ジャケットです。30代なら、落ち着いたネイビーやブラックを選んでみてください。デニムに合わせるだけで、都会的なアウトドアスタイルが完成します。
- パタゴニア バギーズショーツ夏の定番ですが、30代なら「5インチ(短め)」だけでなく「7インチ(膝上丈)」も検討の価値ありです。短すぎない丈感を選ぶことで、大人の落ち着きを演出できます。
40代:上質な素材感で「休日のおじさん」を卒業
体型が気になり始めたり、肌の質感が変わってきたりする40代。ここで安価なフリースを着ると一気に「所帯じみて」見えてしまいます。だからこそ、パタゴニアの質の高い素材が活きてきます。
- パタゴニア クラシック レトロX ジャケットパタゴニアの代名詞です。非常に暖かいだけでなく、防風メンブレンがラミネートされているため、冬の外出に重宝します。40代の方は、少しタイトめなサイズを選ぶと、ボリュームが出すぎずスマートに着こなせます。
- パタゴニア R1 プルオーバー「フリース界の名作」と呼ばれるモデルです。凹凸のある格子状の素材が、ただのフリースとは違う高級感を漂わせます。インナーとして着込んでも着膨れしないため、ゴルフやキャンプの相棒としても優秀です。
50代以上:軽さと快適性こそが最高の贅沢
50代以上の方は、ぜひ「軽さ」にこだわってみてください。重いコートは肩が凝るし、動きにくい。パタゴニアのテクニカルウェアなら、羽毛のような軽さで驚くほどの暖かさを手に入れることができます。
- パタゴニア ダウンセーターパタゴニアを代表する軽量ダウンです。驚くほど軽く、付属のポケットに小さく収納できるため、旅行にも最適です。50代なら、あえて明るめのブルーやグリーンを選んで、顔色を明るく見せるのも素敵です。
- パタゴニア フィヨルド フランネル シャツオーガニックコットン100%の厚手のシャツです。肌に触れる瞬間の柔らかさは、本物志向の大人を満足させてくれます。チノパンやスラックスにさらっと羽織るだけで、質の高い休日スタイルが完成します。
サイズ選びで損をしないための注意点
パタゴニアを大人が着こなす際、最大の難関は「サイズ感」です。パタゴニアはアメリカサイズを採用しているため、日本の一般的なサイズ感覚で選ぶと、袖が長すぎたり身幅が余りすぎたりして、「着せられている感」が出てしまいます。
- 基本はワンサイズ下を選ぶ普段Lサイズを着ている方なら、パタゴニアではMサイズがジャストになることが多いです。
- 「レギュラー・フィット」と「スリム・フィット」を確認同じパタゴニアでも、製品によってカッティングが違います。ゆったり着たいならレギュラー、都会的にスッキリ見せたいならスリムを選びましょう。
大人がダボダボの服を着るのは、だらしなく見えがちです。可能であれば一度店舗で試着するか、公式サイトのサイズチャートを念入りにチェックすることをおすすめします。
まとめ:パタゴニアの年齢層は?30代〜50代に愛される理由と世代別おすすめモデルを解説
パタゴニアは、単なるアウトドアブランドの枠を超え、一つの文化として私たちの生活に根付いています。
30代には30代のタフな相棒として。
40代には40代の品格を支えるアイテムとして。
50代には50代の快適なライフスタイルの一部として。
それぞれのライフステージにおいて、パタゴニアは常に最適な答えを用意してくれています。「今さらパタゴニアなんて……」と躊躇する必要はありません。むしろ、今この年齢だからこそ似合う一着が、必ず見つかるはずです。
流行を追いかけるのはもう終わり。自分だけの価値観で選んだパタゴニアを、5年、10年と使い込んでみてください。その頃には、その服についた小さな傷や汚れさえも、あなたの人生の歩みを物語る素敵なデザインになっているはずですから。

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