「旅行のサブバッグ、結局どれがいいの?」
「リュックにもトートにもなるバッグって、どっちつかずで使いにくいんじゃない?」
そんな悩みに対する終着駅とも言える名品が、パタゴニアのパタゴニア ウルトラライト・ブラックホール・トート・パック 27Lです。かつて「ライトウェイト・トラベル・トート」の名で親しまれたこのバッグは、今やミニマリストから旅慣れたバックパッカー、さらには育児に奮闘するパパ・ママまで、幅広い層から絶大な支持を集めています。
なぜ、このシンプルなバッグがこれほどまでに愛されるのか。2026年現在の最新スペックや実際の使用感、そして「ここが惜しい!」という本音のデメリットまで、余すことなく徹底レビューしていきます。
パタゴニアのトラベルトートが選ばれる3つの決定的な理由
世の中には数多くの折りたたみバッグや2WAYバッグが存在しますが、パタゴニアのパタゴニア トートバッグが頭一つ抜けているのには明確な理由があります。
一つ目は、驚異的な「軽さ」と「強さ」の両立です。本体重量は約370gと、リンゴ1個分程度の重さしかありません。しかし、素材にはリサイクル・ナイロン100%のリップストップ生地を採用。格子状に編み込まれたこの生地は、万が一どこかに引っ掛けて穴が空いても、それ以上の広がりを食い止めるタフさを持っています。
二つ目は、計算し尽くされた「2WAY」の設計です。トートバッグとして肩に掛けた時のスマートさと、リュックとして背負った時の安定感。この両方を妥協なく実現しているバッグは意外と少ないものです。
三つ目は、パタゴニアというブランドが掲げる「アイアンクラッド保証」です。長く使い込んで壊れても、修理して使い続けることができる。この安心感こそが、道具を愛する人にとって最大の付加価値になっています。
27Lという容量が「絶妙」と言われる活用シーン
パタゴニア ウルトラライト・ブラックホール・トート・パックの容量は27リットル。この数字、実は日常から非日常までをカバーする「魔法のサイズ」なんです。
- 1泊2日のライトな旅行着替えと洗面用具、充電器類を入れてもまだ余裕があります。機内持ち込みサイズとしても優秀で、座席の下にするりと収まる柔軟性が魅力です。
- 買い物・エコバッグとして仕事帰りにスーパーへ寄り、牛乳パックやキャベツ、夕飯の食材を詰め込んでも、リュックとして背負えば重さを感じにくく、両手が空くので快適です。
- ジムやサウナ通いバスタオル、着替え、シューズ。かさばる荷物もポンポン放り込めるバケツ型の構造が、アクティブなシーンにマッチします。
- マザーズバッグ・パパバッグおむつ、おしりふき、着替え、水筒、離乳食。子供との外出はとにかく荷物が増えますが、バッグ自体が軽いため、親の負担を最小限に抑えてくれます。
徹底解剖!細部に宿る使いやすさの工夫
外観はシンプルですが、細部をチェックすると「さすがパタゴニア」と唸る工夫が散りばめられています。
秀逸なサイドメッシュポケット
両サイドに配置されたストレッチメッシュポケットは、深さが十分にあります。1リットルサイズのナルゲン ボトルや、長めの折りたたみ傘を差し込んでも、動いている最中に落ちる心配がほとんどありません。
整理整頓を助けるポケット配置
メインコンパートメント以外に、外側には大きめのジッパー付きポケット、内側には鍵などを引っ掛けておけるセキュリティポケットが備わっています。小物が迷子になりやすい大容量バッグにおいて、この仕分け能力は重要です。
快適なショルダーストラップ
軽量バッグにありがちな「ペラペラの紐」ではありません。通気性に優れたメッシュ構造のショルダーストラップは、適度なクッション性があり、多少重い荷物を入れても肩への食い込みを和らげてくれます。使わない時は背面のパネルにすっきりと収納できるため、トートとして使う際も邪魔になりません。
実際に使ってわかった「購入前に知っておくべき」注意点
最高のバッグではありますが、すべての人に完璧というわけではありません。使ってみて気付いたリアルなデメリットも共有します。
- バッグ単体では自立しない生地が非常に薄くしなやかなため、中身が空だったり少なかったりすると、床に置いた時にクタクタと倒れてしまいます。カチッとしたフォルムを求める方には不向きかもしれません。
- PCの保護機能はないノートPCを収納するスペースはありますが、クッション材は入っていません。パソコンを持ち運ぶ際は、必ずPCケースに入れてから収納することをおすすめします。
- 背中の蒸れ対策は最小限背面パネルもメッシュ仕様ではありますが、本格的な登山用ザックのような通気システムはありません。真夏の炎天下で長時間背負い続けると、やはり背中に汗をかきやすくなります。
パッカブル(折りたたみ)機能のコツと裏技
このバッグの真骨頂は、内側のポケットに本体をすべて収納できるパッカブル仕様にあります。収納時のサイズは、少し大きめのポーチ程度。旅行用のスーツケースの隅に忍ばせておけば、帰りにお土産が増えても安心です。
綺麗に畳むコツは、まずショルダーストラップを収納し、バッグを三つ折りにすること。その後、内ポケットを裏返すようにして押し込んでいくと、シワを最小限に抑えてコンパクトにまとめることができます。
他のパタゴニア製品との比較
「ブラックホール」シリーズには、他にも魅力的なバッグが存在します。
例えばパタゴニア ブラックホール・トート 25L。こちらはリュックにはなりませんが、生地が厚く、耐久性はさらに上です。よりハードな環境で使い倒したい、あるいは自立しやすいバッグが欲しい場合は、こちらが選択肢に入ります。
対して、パタゴニア ウルトラライト・ブラックホール・トート・パックは、あくまで「軽快さ」と「汎用性」に特化したモデル。迷ったら「背負えるかどうか」で選ぶのが正解です。一度リュックにできる便利さを知ってしまうと、もうトートだけのモデルには戻れないというユーザーも少なくありません。
メンテナンスで一生モノの相棒に
汚れてしまった場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で優しく手洗いするのが一番です。洗濯機を使用すると、生地の裏側に施されたコーティングを傷めてしまい、耐水性が落ちる原因になります。
もし長年の使用で生地が破れてしまったり、ジッパーが壊れたりしても、パタゴニアの直営店に持ち込めば修理の相談に乗ってくれます。使い捨てではなく、直して使い続ける。そんな付き合い方ができるのも、このバッグが選ばれる理由の一つです。
パタゴニアのトラベルトートが万能すぎる!2WAYの魅力や使い勝手を徹底レビュー:まとめ
パタゴニアのパタゴニア トラベル トートは、単なる「便利なバッグ」を超えた、生活の質を少しだけ上げてくれる良きパートナーです。
- 超軽量(約370g)なのにタフなリップストップナイロン
- シーンに合わせて瞬時に切り替えられるトート&リュックの2WAY
- 旅行、買い物、育児、ジム。あらゆる場面に対応する27Lの絶妙なサイズ感
- 困った時のパッカブル機能と、安心の修理保証
「これ一つあれば、どこへでも行ける」。そう思わせてくれるバッグは、そう多くありません。カラーバリエーションも豊富なので、自分のライフスタイルに馴染む一色を見つけてみてはいかがでしょうか。
日常のちょっとした移動が、今よりもずっと軽やかで楽しいものになるはずです。

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