パタゴニアの製品を愛用している方なら、一度は「パタゴニアのサングラス」を探したことがあるのではないでしょうか。フィールドで目を守る機能性はもちろん、環境に配慮した素材使いなど、パタゴニアらしい哲学が詰まったアイウェアは、多くのアウトドアフリークにとって憧れのアイテムでした。
しかし、最近公式サイトを覗いても、かつてのようなラインナップが見当たりません。「もしかして廃盤になったの?」と不安に感じている方も多いはずです。
今回は、パタゴニアのサングラスの現状から、2026年現在においてパタゴニアファンが選ぶべき、環境に優しく高性能な代替ブランドまでを徹底解説します。
パタゴニア製のサングラスが店頭から消えた理由
結論からお伝えすると、現在パタゴニアが自社ブランドとしてサングラスを大量生産・販売しているケースは極めて稀です。かつては「フィッシュ・ポンド」などのモデルや、100%リサイクルされた漁網を使用した「NetPlus(ネットプラス)」素材のフレームが話題を呼びましたが、現在は自社製造よりも「同じ志を持つ専門ブランドとの協業やセレクト」へとシフトしています。
パタゴニアは、自分たちが最も得意とするアパレルやギアの製造に注力しつつ、アイウェアに関しては、すでに高い技術と環境意識を持っている専門メーカーをサポートする形をとっています。
「パタゴニアの名前が入ったサングラスが欲しい」という方にとっては少し寂しい状況ですが、実はパタゴニアの直営店に行くと、彼らが厳選した他社ブランドのサングラスが並んでいることがあります。それは、パタゴニアがその品質と企業姿勢を認めた証でもあるのです。
パタゴニアファンが納得する「最高峰の代替ブランド」5選
パタゴニアのサングラスが手に入りにくい今、私たちはどのブランドを選べば良いのでしょうか。ここでは、パタゴニアの創業者イヴォン・シュイナードが愛用していたり、直営店でセレクトされていたりする、信頼のおけるブランドを紹介します。
1. Costa Del Mar(コスタ・デル・マー)
パタゴニアのカタログや映像で、スタッフが着用しているのを最もよく見かけるのがCosta Del Marです。特にフライフィッシングの世界では「最強の偏光サングラス」として君臨しています。
コスタの最大の特徴は、特許取得済みの「580レンズ」です。特定の黄色の光をカットすることで、コントラストを劇的に高め、水中の魚の影や地形を鮮明に映し出します。
また、パタゴニアと同様に海洋保護活動に力を入れており、廃棄された漁網をリサイクルしてフレームを作る「Untangled(アンタングルド)」コレクションを展開しています。まさにパタゴニアの精神を体現するアイウェアといえるでしょう。
2. Karün(カルン)
「パタゴニア地方」を拠点とするKarünは、パタゴニア社と非常に深い協力関係にあるブランドです。
彼らの製品は、パタゴニア地方のコミュニティから回収された漁網や金属、バイオ素材を100%使用して作られています。製品のライフサイクル全体で環境負荷を可視化する姿勢は、パタゴニアのファンなら間違いなく共感できるはずです。
デザインも洗練されており、アウトドアシーンだけでなく、街中での日常使いにも馴染むモデルが揃っています。
3. Sunski(サンスキー)
「高性能なサングラスは高価で手が出しにくい」という常識を覆したのが、サンフランシスコ発のSunskiです。パタゴニアの直営店でも頻繁にセレクトされています。
1万円前後という手頃な価格帯ながら、全てのモデルに偏光レンズを標準装備。さらに、フレームにはリサイクルプラスチックを使用し、壊れた際にはレンズだけを交換できるリペアキットも販売しています。
「使い捨てにせず、修理して長く使う」というパタゴニアの「Worn Wear」の精神に通じるものがあり、若者やライトなアウトドアユーザーから絶大な支持を得ています。
4. Smith Optics(スミス)
雪山からトレイルまで、幅広いフィールドで信頼されているのがSmithです。
スミスはいち早く「Evolve(イボルブ)」シリーズという、トウモロコシ由来のバイオベース素材をフレームに採用しました。石油由来のプラスチック消費を抑えつつ、過酷な環境に耐えうる強度を確保しています。
特に日本人の顔型にフィットしやすいモデルが多く、長時間着用しても疲れにくいのが魅力。パタゴニアのアパレルとも相性が良い、無骨で飽きのこないデザインが特徴です。
5. Bajío(バヒオ)
比較的新しいブランドですが、フィッシング界隈で急速にシェアを伸ばしているのがBajíoです。コスタの元スタッフたちが立ち上げたブランドということもあり、性能は折り紙付きです。
彼らはサボテン由来の素材や、バイオ樹脂をフレームに積極的に採用しています。レンズの性能も極めて高く、ブルーライトを効果的にカットすることで、目への負担を最小限に抑えてくれます。
2026年のアイウェア選びで重視すべき3つのポイント
パタゴニアのサングラスを探していた方が、新しい一本を選ぶ際にチェックすべき基準を整理しました。
- 偏光レンズ(Polarized)であることアウトドアでの活動、特に水辺や雪山、運転などでは、路面や水面からの反射光が視界を妨げます。偏光レンズはこれをカットし、目の疲れを劇的に軽減します。
- リサイクル素材やバイオ素材の採用パタゴニアを選ぶ最大の理由は「環境への責任」ではないでしょうか。サングラスを選ぶ際も、フレームの素材がどこから来たのかを意識することで、ブランドの哲学を身に纏うことができます。
- アフターケアと修理の可能性サングラスはレンズが傷ついたり、ヒンジが緩んだりしやすい消耗品です。しかし、レンズ交換が可能だったり、生涯保証が付いていたりするブランドを選ぶことで、一つの道具を長く愛用することが可能になります。
パタゴニアのサングラスを中古市場で探す際のコツ
どうしても「Patagonia」のロゴが入ったヴィンテージ品や過去のモデルが欲しい場合は、メルカリやヤフオクなどの二次流通を利用することになります。その際の注意点は以下の通りです。
- レンズの劣化(加水分解など)を確認古いサングラスは、レンズのコーティングが剥がれている場合があります。
- NetPlus素材のモデルを優先する漁網リサイクル素材のモデルは耐久性が高く、パタゴニアの歴史の中でも意義深い一品です。
- 信頼できる出品者から購入する偽物は少ないジャンルですが、コンディションの説明が丁寧な人を選びましょう。
まとめ:パタゴニアのサングラスは廃盤?2026年最新の入手方法と代替ブランド5選!
パタゴニア自社製のサングラスは、現在では「手に入りにくいレアアイテム」となってしまいました。しかし、それはパタゴニアが「より良い専門製品をサポートする」という新しいステージに進んだ結果とも言えます。
今回紹介したCostaやKarün、Sunskiといったブランドは、どれもパタゴニアの厳しい基準をクリアするほどの情熱と技術を持っています。
ロゴにこだわるのも一つの楽しみですが、ブランドが大切にしている「自然を守り、最高の道具を長く使う」という精神を、これらの代替ブランドを通して体験してみてはいかがでしょうか。
2026年の今、あなたが選ぶ次の一本が、素晴らしいアウトドア体験のパートナーになることを願っています。

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