「パタゴニアって、なんか最近やばいって聞くけど本当?」
「ただのフリースになんであんなに高い値段がついてるの?」
アウトドア好きならずとも、一度はそのロゴを目にしたことがある超有名ブランド「パタゴニア」。しかし、ネットで検索してみると「パタゴニア やばい」という不穏なワードが目に飛び込んできます。
憧れて買ってみたけれど「こんなはずじゃなかった」と後悔するのか、それとも「もっと早く買えばよかった」と感動するのか。
今回は、パタゴニアがなぜこれほどまでに「やばい」と騒がれるのか、その裏側に隠された衝撃の真実と、失敗しないための選び方を徹底的に掘り下げていきます。
1. 値段設定が「やばい」?コスパの概念を壊す価格の正体
まず誰もが最初に感じる「やばさ」は、その価格設定でしょう。
例えば、パタゴニアの代名詞とも言えるパタゴニア レトロX。フリースジャケット一着に3万円近い金額を払うのは、一般的な感覚からすれば「高すぎてやばい」と感じて当然です。ユニクロなら数千円で似たようなフリースが買える時代ですから。
しかし、この価格には「安さ」よりも優先された「責任」が詰まっています。
パタゴニアは、製品を作る労働者に正当な賃金が支払われる「フェアトレード」を業界に先駆けて導入しました。また、環境負荷を抑えるために、農薬を使わないオーガニックコットンや、ペットボトルをリサイクルしたポリエステルを積極的に採用しています。
つまり、私たちが支払う代金には、地球環境を守るための「環境税」や、働く人の権利を守るための「寄付」に近い意味合いが含まれているのです。これを「高い」と切り捨てるか、「納得感のある投資」と捉えるかで、パタゴニアの見え方は180度変わります。
2. 環境への執念が「やばい」!ビジネスと矛盾する独自の哲学
パタゴニアが他のアウトドアブランドと一線を画しているのは、その過激とも言える環境保護への姿勢です。
かつてパタゴニアは、アメリカの最も書き入れ時である「ブラックフライデー」に、看板商品であるジャケットの写真を載せてこう広告を出しました。
「Don’t Buy This Jacket(このジャケットを買わないで)」
自社の製品を売るのが仕事のはずの企業が「買うな」と言う。この矛盾が「やばい」「宗教っぽい」と言われる大きな要因です。
彼らの言い分はこうです。「新しいものを買う前に、今持っているものを修理して使い続けてほしい。消費を抑えることこそが最大の環境保護だ」と。
この徹底した哲学は、時に政治的なメッセージとして発信されることもあります。選挙の時期には「環境破壊に加担する政治家を落とそう」というメッセージを服のタグに刻印することすらあります。こうした「強すぎる個性」が、単にオシャレを楽しみたい層からすると「思想が強すぎてやばい」と引かれてしまう原因になっているのです。
3. 耐久性とアフターケアが「やばい」!20年着られる一生モノ
「高い買い物だったけど、結局10年以上着ている」
パタゴニアユーザーからよく聞かれるこの言葉こそ、ポジティブな意味での「やばさ」を象徴しています。
パタゴニアの製品は、過酷な雪山や岩場での使用を想定して作られているため、タウンユース程度ではまず壊れません。パタゴニア ダスパーカのような高機能ウェアを、ボロボロになるまで使い倒し、さらにそれを修理して着続けるのが「パタゴニア通」のスタイルです。
特筆すべきは、国内にある自社リペアセンターの存在です。
ジッパーが壊れた、焚き火で穴が開いた、袖口が擦り切れた。そんなトラブルも、パタゴニアに送れば熟練のスタッフが丁寧に直してくれます。
「新しいものを売る」ことよりも「今あるものを使い続けさせる」ことに心血を注ぐサポート体制。一度この安心感を知ってしまうと、他のブランドには戻れなくなるほど中毒性があります。
4. サイズ選びの難易度が「やばい」!失敗しないための鉄則
パタゴニア初心者が最も陥りやすい罠が「サイズ感」です。これが原因で「買ったけど着こなせなくてやばい(ダサい)」という悲劇が生まれます。
基本的にパタゴニアはUSサイズ(アメリカサイズ)を基準に作られています。そのため、普段ユニクロでLサイズを着ている人が、同じ感覚でLサイズを買うと、袖が余りすぎてまるで「子供がお父さんの服を借りた」ような状態になってしまいます。
失敗しないための鉄則は以下の通りです。
- 基本はワンサイズダウン:普段LならM、MならSを選ぶ。
- 「フィット」の種類を確認する:ピタッとした「スリム・フィット」と、余裕のある「リラックス・フィット」では全く別物。
- 袖丈に注目:欧米人向けなので袖が長めに設計されています。
特にパタゴニア フーディニ ジャケットのような薄手のシェルは、中に何を着るかによって選ぶべきサイズが変わります。このサイズ選びの難解さが、試着なしでの購入を「ギャンブル的にやばい」ものにしているのです。
5. 資産価値が「やばい」!中古市場で値崩れしない強み
パタゴニアの服を「実質無料」と表現する人がいます。もちろん冗談ですが、あながち間違いではありません。
パタゴニアの製品は、中古市場(メルカリや古着屋)でのリセールバリューが異常に高いのです。例えば、人気カラーのパタゴニア バギーズショーツなどは、数シーズン履き潰した後でも、定価の6〜7割程度で取引されることが珍しくありません。
さらに、80年代や90年代の「ヴィンテージパタゴニア」は、当時の定価を遥かに上回るプレミア価格で取引されることもあります。
「高いお金を払って買うけれど、いらなくなったら高く売れる。あるいは一生着られる」
そう考えると、実はファストファッションを毎年買い換えるよりも、パタゴニア一着に投資するほうが、生涯コストは圧倒的に安く済むのです。この「資産としての価値」の高さは、他のブランドが真似できないパタゴニアの大きな魅力です。
パタゴニアが「やばい」と言われる5つの理由!評判の真相と後悔しない選び方を解説:まとめ
パタゴニアが「やばい」と言われる理由を紐解いていくと、それは単なる批判ではなく、このブランドが持つ「極端なまでの誠実さ」と「圧倒的な品質」への裏返しであることが分かります。
- 価格はやばいけれど、それは地球と労働者への投資である。
- 思想はやばいけれど、それこそが信頼の証である。
- サイズ選びはやばいけれど、自分に合う一着を見つけた時の感動は大きい。
もしあなたが「長く愛せる本物が欲しい」「自分の持ち物にストーリーを求めたい」と考えているなら、パタゴニアは間違いなく最高の選択肢になります。
逆に「安くてそれっぽいものが欲しい」「企業の思想なんてどうでもいい」という人にとっては、パタゴニアはただの高くて扱いにくいブランドになってしまうでしょう。
まずは、定番のパタゴニア キャプリーンのような、肌に触れるインナーから試してみてください。その瞬間、あなたもパタゴニアの「良い意味でのやばさ」を肌で感じることになるはずです。

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