最近、街を歩いていると耳元に「白いあのイヤホン」をつけている人を本当によく見かけますよね。そう、AirPods Proです。特に第2世代が登場してからは、ノイズキャンセリングの進化が凄まじく、もはや「イヤホンの形をした耳栓」と呼べるレベルにまで達しています。
仕事に集中したいとき、騒がしい電車の中で自分だけの世界に浸りたいとき、あるいは大好きなアーティストの息遣いまで感じたいとき。そんな瞬間に寄り添ってくれるのが、この小さなデバイスです。
今回は、数多くのワイヤレスイヤホンを試してきた私が、実際にAirPods Proの第2世代を使い倒して分かった「感動のポイント」と、購入前に知っておきたい本音のレビューを余すことなくお届けします。
なぜAirPods Pro(第2世代)は「魔法のよう」と言われるのか
Appleが掲げる「魔法のような体験」という言葉。正直、「またまた、大げさな……」と思っていた時期が私にもありました。でも、実際に耳に装着した瞬間のあの「スッ……」と周囲の音が消える感覚を味わうと、その言葉を認めざるを得ません。
H2チップがもたらす圧倒的な計算能力
第2世代から搭載された「H2チップ」が、この体験の心臓部です。1秒間に48,000回ものノイズ処理を行っており、突発的な騒音にも瞬時に対応してくれます。前モデルと比べても、体感的な静寂の深さは明らかに増しています。
進化したアクティブノイズキャンセリング
ノイズキャンセリング機能は、ただ音が消えればいいというものではありません。圧迫感が強すぎると耳が疲れてしまいますが、AirPods Proは非常に自然。エアコンの動作音や車の走行音といった「低音のノイズ」を消す能力が特に秀でています。
実際に使って驚いた!第1世代からの劇的な変化
すでに旧モデルを使っている方にとって、一番気になるのは「買い替える価値があるのか?」という点ですよね。結論から言うと、毎日使う人なら「アリ」です。
音質がより豊かに、より鮮やかに
第1世代は「フラットで聴き疲れしない音」でしたが、第2世代はそこに「力強さ」が加わりました。
- 低音の厚みが増し、ドラムのキックやベースのラインがくっきり聞こえる。
- 高音域の解像度が上がり、ボーカルの艶っぽさが際立つ。
- 歪みが少ないため、音量を上げても耳への刺激が少ない。
AirPods Proの新しいドライバーとアンプが、音楽のエネルギーを余さず届けてくれる印象です。
紛失の不安を解消する「探す」機能の強化
地味ながら最大の進化とも言えるのが、ケース自体の機能向上です。
- ケースにスピーカーが搭載され、iPhoneから音を鳴らして場所を特定できる。
- U1チップ(または同等の機能)により、iPhoneの画面上で「右にあと2メートル」といった具合に場所を指し示してくれる。
「家の中でケースをどこに置いたか忘れた!」というあの絶望的な時間が、これで過去のものになります。
「外部音取り込み」がイヤホンの常識を覆す
AirPods Proを語る上で、ノイズキャンセリングと同じくらい重要なのが「外部音取り込みモード」です。多くのイヤホンが「マイクで拾った音」特有の機械的な違和感があるのに対し、これはまるで「イヤホンをつけていない」かのような自然さです。
適応型環境音除去という賢い機能
工事現場の騒音や救急車のサイレンなど、耳を突き刺すような大きな音だけを瞬時に抑え、会話やアナウンスなどの必要な音はそのまま届ける。この「適応型環境音除去」は、都会で生活する私たちにとっての安全装置とも言えます。
会話強調モードでコミュニケーションもスムーズ
レジでのやり取りや、オフィスでちょっと話しかけられたとき。イヤホンを外す必要はありません。相手の声にフォーカスしてくれるので、スムーズに会話を終えることができます。
空間オーディオが「持ち運べる映画館」を実現する
映画好き、ライブ映像好きの方なら、パーソナライズされた「空間オーディオ」機能は外せません。
- iPhoneのカメラで自分の耳の形をスキャンし、自分専用の音響プロファイルを作成。
- ダイナミックヘッドトラッキングにより、顔を向ける方向に合わせて音が定位する。
- ドルビーアトモス対応のコンテンツなら、上下左右から音が降ってくるような臨場感。
AirPods Proがあれば、深夜の静かなリビングでも、周囲に迷惑をかけずに迫力のサウンドで映画を楽しむことができます。
快適な使い心地を支える細かな工夫
スペック表には現れにくい「使い勝手」の部分こそ、Apple製品の真骨頂です。
スワイプで音量調節が可能に
第2世代では、イヤホンの軸の部分(ステム)を指で上下になぞるだけで音量調整ができるようになりました。
- iPhoneをポケットから出す必要がない。
- Apple Watchを操作する手間も省ける。
- 手袋をしていない限り、感度は非常に良好。
バッテリー持ちの改善
ノイズキャンセリングをオンにした状態でも、最大6時間の連続再生が可能です。ケースを併用すれば合計30時間。1日中アクティブに活動していても、バッテリー切れを心配することはほとんどなくなりました。
豊富なイヤーチップ
新たに「XS」サイズが追加され、4種類のサイズから選べるようになりました。
- 耳が小さい女性や子供でもフィットしやすくなった。
- 密閉性が高まることで、ノイズキャンセリングの効果が最大限に発揮される。
- iPhoneの設定画面から「装着状態テスト」ができるので、自分に最適なサイズを確信できる。
Appleエコシステムの中での無敵な連携
もしあなたがiPhone、iPad、Macを使い分けているなら、AirPods Pro以外の選択肢を探すのは難しいかもしれません。
- デバイスの自動切り替え: iPhoneで音楽を聴いていて、iPadで動画を再生し始めると、接続先が瞬時に切り替わります。
- Siriの活用: 「通知を読み上げて」と頼めば、LINEのメッセージなどを音声で確認できます。
- 共有機能: 1台のiPhoneから、2組のAirPodsに同時に音楽を流すことができます。
これらの連携は、一度慣れてしまうと他のイヤホンに戻れないほど快適です。
注意点:購入前に知っておくべきこと
メリットばかりを挙げましたが、検討中の方に伝えておきたいポイントもいくつかあります。
- 価格設定: 決して安価な買い物ではありません。しかし、日々のストレス軽減や生産性向上を考えると、「投資」としての価値は十分にあると感じます。
- Androidユーザーの場合: 基本的な音楽再生やノイズキャンセリングは使えますが、空間オーディオやデバイス切り替えなどの便利な機能が制限されます。
- USB-Cへの移行: 現在販売されているモデルは充電端子がUSB-Cになっています。古いLightningケーブルを使いたい場合は、中古や在庫品を探す必要があります。
結論:AirPods Pro(第2世代)で変わる「究極の静寂」と音楽体験のすべて
AirPods Proは、単なるオーディオ機器の枠を超え、私たちの「集中力」と「快適さ」を買うためのデバイスへと進化しました。
騒音から解放されることで、読書が進む。
好きな音楽に没入することで、移動時間がリフレッシュタイムに変わる。
クリアな通話品質で、オンライン会議のストレスが減る。
もしあなたが、日々の生活をほんの少し上質なものにしたいと考えているなら、この小さな白いイヤホンを耳に差し込んでみてください。そこには、今まで知らなかった「静寂」と「感動」が待っています。
あなたの日常が、素晴らしい音で彩られますように。
こちらの記事を読んで、AirPods Proの具体的な活用シーンや、他のモデルとの詳細な比較に興味を持たれましたか?もしよろしければ、あなたに最適なオーディオ設定や、おすすめのアクセサリーについても詳しくご紹介できます。

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