「ノースフェイスのダウンが欲しいけど、ネットで見るとサイズ感がバラバラで不安…」
「お店で見るものと、並行輸入品って何が違うの?」
そんな疑問を抱えている方は多いはず。実は、日本で流通しているザ・ノース・フェイスには、日本独自の進化を遂げた「日本規格(ゴールドウイン製)」と、アメリカなどで展開されている「US規格」の2種類が大きく存在します。
この違いを正しく理解していないと、「届いてみたら袖が長すぎて着こなせない」「想像以上にブカブカだった」なんて失敗をしてしまうかもしれません。
今回は、日本国内での人気がなぜこれほどまでに高いのか、そして失敗しないサイズ選びのコツや、今手に入れるべき日本限定モデルについて、どこよりも詳しくお届けします。
そもそも「ノースフェイス日本版」は何が違うのか?
日本で販売されているザ・ノース・フェイスの多くは、株式会社ゴールドウインが手がけています。これが「日本版」の正体です。
一般的なブランドの場合、海外から届いた商品をそのまま売る「代理店方式」が多いのですが、ノースフェイスの場合は少し特殊です。ゴールドウインは、日本国内における商標権を持ち、日本人のために一から商品を企画・製造する権利を持っています。
つまり、日本版は「単なる輸入品」ではなく、「日本の気候や日本人の体型、そして日本のトレンドに合わせて最適化された専用設計」なのです。
日本の気候に合わせた素材選び
アメリカは広大で、乾燥した極寒地もあれば砂漠もあります。一方、日本は四季があり、冬でも都市部は意外と湿気があります。日本版は、こうした「日本の冬」でも快適に過ごせるよう、透湿性(蒸れにくさ)や軽量性にこだわった素材が選ばれています。
ファッションとしての完成度
日本版は、アウトドアシーンだけでなく「街着(タウンユース)」としての美しさを追求しています。野暮ったさを削ぎ落とし、スッキリとしたシルエットに仕上げているのが、日本でこれほどまでにファッションアイテムとして定着した大きな理由と言えるでしょう。
US規格とのサイズ比較!失敗しない選び方のポイント
もっとも悩ましいのが、US規格(海外モデル)とのサイズ感の違いですよね。古着屋さんや並行輸入のサイトでTHE NORTH FACE ヌプシジャケット US規格を見つけても、サイズ表記だけで判断するのは危険です。
基本は「1サイズから1.5サイズ」の差
結論から言うと、US規格は日本規格よりもかなり大きめに作られています。
- 日本規格で「Lサイズ」がジャストな人
- US規格なら「Mサイズ」でも少しゆとりがある
これくらいの差があります。特に注目すべきは「袖丈」と「身幅」です。欧米人の体格に合わせているため、US規格は腕が非常に長く、お腹周りもドカッとしたボックスシルエットになりがちです。
どちらを選ぶべき?
「シュッとしたスマートな着こなし」を目指すなら、間違いなく日本規格がおすすめです。一方で、あえてUS規格を選び、90年代のヒップホップカルチャーのような「ダボッとしたボリューム感」を楽しむスタイルも根強い人気があります。自分のなりたいシルエットに合わせて選ぶのが正解です。
日本独自の特別ライン「パープルレーベル」の魅力
ノースフェイス好きなら一度は耳にする「パープルレーベル」。これも日本独自の文化が生んだ傑作ラインです。
代官山のセレクトショップ「nanamica(ナナミカ)」とコラボレーションして展開されるこのラインは、ロゴの色がその名の通り「紫」になっています。
アーバン・アウトドアの先駆け
パープルレーベルの特徴は、最新の機能素材を使いつつも、見た目はコットンライクでクラシックな風合いに仕上げている点です。例えば、ノースフェイス パープルレーベル マウンテンパーカーなどは、スーツの上に羽織っても違和感がないほど洗練されています。
「アウトドアブランドを着たいけれど、いかにも『山登り』な雰囲気は避けたい」という都会派の方に、これ以上ない選択肢となっています。
今、日本で手に入れるべき人気モデル5選
数あるラインナップの中から、特に日本で支持されている「間違いない」モデルをピックアップしました。
1. バルトロライトジャケット
日本の冬のアイコンとも言えるのがバルトロライトジャケットです。真冬の天体観測や雪上ハイクにも耐えられるスペックを持ちながら、驚くほど軽いのが特徴。中綿に封入された「光電子ダウン」が、着る人の体温を利用して効率よく保温してくれるため、街中ならインナーはTシャツ一枚でも過ごせると言われるほどの暖かさです。
2. マウンテンライトジャケット
春・秋・冬の3シーズン活躍するのがマウンテンライトジャケット。GORE-TEXを採用した防水シェルで、雨や風を完璧にシャットアウトしてくれます。最大の特徴は「ジップインジップシステム」。専用のフリースなどを内側に連結できるため、気温に合わせて自由に温度調節ができるのが非常に便利です。
3. ヌプシジャケット
世界的に有名なダウンですが、日本版のヌプシジャケットは、当時のデザインを継承しつつも、サイズ感を現代の日本人に合わせて調整しています。ボリューム感があるのに着膨れして見えにくい、絶妙なバランスが支持されています。
4. アルパインライトパンツ
隠れた名作として、おしゃれな大人たちがこぞって履いているのがアルパインライトパンツです。膝周りの立体裁断と、驚異的なストレッチ性。一度履くと他のパンツが履けなくなると言われるほど快適です。シルエットが非常に綺麗なので、カジュアルなスラックス感覚で履けるのも魅力です。
5. BCヒューズボックスII
バッグパックの定番といえば、この四角いフォルムのBCヒューズボックス2。耐水性が高く、荷物が少なくても型崩れしないため、学生の通学からビジネスマンの通勤まで幅広く愛されています。
日本版を長く愛用するためのメンテナンス術
せっかく手に入れた高品質なアイテム。日本規格の製品は作りが非常に丁寧なので、正しく手入れをすれば10年以上着続けることも可能です。
ダウンは「洗わない」が間違い?
よく「ダウンはクリーニングに出すと痛む」と思われがちですが、実は皮脂汚れなどが付着したままの方が、ダウンの膨らみ(フィルパワー)を阻害してしまいます。最近では自宅で洗える専用の洗剤も販売されているので、シーズン終わりに正しくメンテナンスすることで、保温力を長くキープできます。
修理サービスの充実
ゴールドウイン製の日本版であれば、万が一生地が破れたりジッパーが壊れたりしても、公式の修理サービス(リペアセンター)に依頼することが可能です。「良いものを、修理しながら長く使う」という日本の精神が、ブランドの運営にも反映されています。
まとめ:ノースフェイス日本版の違いを理解して最高の1着を!
ザ・ノース・フェイスが日本でこれほど愛されているのは、単なるブランド力だけでなく、日本の気候や私たちの体型に寄り添った「日本規格」という確かな品質があるからです。
US規格との違いを理解し、自分のライフスタイルに合ったサイズやモデルを選ぶことで、冬の外出がもっと楽しく、快適なものになります。
「バルトロで寒さを一切感じない冬を過ごすのか」「パープルレーベルで都会的なスタイルを楽しむのか」
今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひあなたにとって最高の相棒を見つけてみてください。
ノースフェイス日本版の違いとは?US規格とのサイズ比較や人気モデルを徹底解説しましたが、もし迷ったらまずは店頭で「日本規格」のサイズ感を一度確かめてみることをおすすめします。その快適さに、きっと驚くはずですよ。

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