ランニングを始めると、最初はスマホと鍵だけで良かったはずが、距離が伸びるにつれて「水も持ちたい」「補給食も必要」「もしものためのレインウェアも……」と、持ちたいものがどんどん増えていきますよね。
そこで欲しくなるのがランニングパック。中でも圧倒的な人気を誇るのがTHE NORTH FACEのアイテムです。
「ノースフェイスのリュックはおしゃれだけど、本当に走っても揺れないの?」
「種類が多すぎて、どれが自分に合うのかわからない……」
そんな悩みを持つ方のために、今回はノースフェイスのランニングリュックの選び方から、絶対に失敗しないおすすめモデルまでを徹底的に解説します。あなたの走りを劇的に変える相棒を、一緒に見つけていきましょう。
なぜノースフェイスのランニングリュックは「揺れない」のか?
ランニング中に最もストレスを感じるのは、荷物が上下に跳ねる「揺れ」ですよね。ノースフェイスのリュックが多くのランナーに選ばれる最大の理由は、この揺れを徹底的に排除した設計にあります。
背負うのではなく「着る」ベスト型デザイン
一般的なバックパックは肩で支える感覚ですが、ノースフェイスの主力モデルであるTR 6などの「TRシリーズ」は、ベスト型(ウェアのような形)を採用しています。
身体との接地面積を広げ、重心を高い位置に保つことで、荷物が背中に吸い付くような一体感を実現しています。この「着る」感覚こそが、激しい動きの中でも安定した走りを支える秘密です。
日本人の体型に合わせた「JAPAN FIT」
海外ブランドでありながら、日本国内で展開されているランニングパックの多くは、日本人の体格に合わせて細かく調整されています。
ショルダーハーネスの角度や、チェストストラップの位置などが計算し尽くされているため、欧米人向けのモデルでは「どうしても脇が余る」という小柄なランナーでも、ジャストフィットのサイズを見つけることができます。
失敗しないランニングリュックの選び方:3つのポイント
デザインだけで選んでしまうと、「荷物が入らない」「逆に大きすぎて中で荷物が暴れる」といった失敗を招きます。以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
1. 走る距離と目的に合わせた「容量」選び
まずは「何リットル」必要かを決めます。
- 3L〜7L(ショート・ミドル・日常)ジョギングや1〜2時間のトレーニング、エイドステーションが充実しているレースならこのサイズ。スマホ、水500ml、ジェル、薄手のシェルが入る最小限の容量です。
- 10L〜15L(ロングレース・山岳・ウルトラ)100km超のウルトラマラソンや、必携品が多いトレイルランニングレース、また防寒着をしっかり持ちたい冬場のランに最適です。
- 15L以上(帰宅ラン・通勤ラン)仕事帰りに走る「帰宅ラン」派なら、着替えやタオル、薄手のシューズなどを入れるスペースが必要なため、このクラスを選びましょう。
2. 「背面長サイズ」の確認は必須
ノースフェイスのパックには、容量とは別に「S・M・L」などのサイズ展開があるモデルが多いです。これは「背中の長さ」に合わせて選ぶためのもの。
どんなに高性能なノースフェイス ランニングパックでも、サイズが合っていなければ揺れを防げません。自分の胸囲や体格に合わせて、しっかりフィットするものを選びましょう。迷った場合は、より身体に密着する小さめのサイズを選ぶのがランニングにおける定石です。
3. スマホや水への「アクセスのしやすさ」
走りながらストレスなく操作できるかも重要です。前面にスマホ専用のポケットがあるか、ソフトフラスク(柔らかい水筒)を収納した時に飲みやすい位置に来るか。
最近のモデルはiPhoneのような大型のスマートフォンも収納できるよう、サイドや前面のストレッチポケットが改良されています。
【目的別】ノースフェイスのランニングリュックおすすめ10選
ここからは、実際にランナーから評価の高い人気モデルを厳選してご紹介します。
1. TR 6:絶対的な安心感を持つ王道モデル
ノースフェイスのランニングパックを代表するモデルがTR 6です。
「迷ったらこれ」と言われるほど完成度が高く、数々のトレランレースでも使用率No.1を誇ります。背負った瞬間に感じる密着感は、まさに「第二の皮膚」。6リットルという容量は、普段の練習から中距離のレースまで幅広くカバーしてくれます。
2. TR 10:ロングレースのスタンダード
TR 6のフィット感はそのままに、容量をアップさせたのがTR 10です。
装備品が増えるロングレースでも、荷物が背中で暴れないようにコンプレッション機能が優れています。ポケットの配置も秀逸で、走りながらでも補給食やゴミをスムーズに整理できます。
3. Martin Wing 10:通勤ラン・初心者の強い味方
本格的なベスト型は少し抵抗がある、という方におすすめなのがMartin Wing 10です。
リュックのような形状を保ちつつ、ウエストベルトでしっかり固定するため安定感は抜群。荷物の出し入れがしやすく、普段使いやハイキングと兼用したいランナーにも愛されています。
4. Flight Training Pack 12:アスリート志向の極薄モデル
より軽量性を追求した「Flight Series」の一足。
Flight Training Pack 12は、余分な機能を削ぎ落とし、ストレッチ素材を多用することで究極の軽さを実現しています。スピードを重視するエリートランナーや、軽さこそが正義と考える方に最適なモデルです。
5. TR Rocket:爆発的な収納力を誇る一着
「TRシリーズ」のフィット感で、さらに多くの荷物を運びたいならTR Rocket。
メインコンパートメントが大きく開き、防寒着やエマージェンシーキットを詰め込んでも安定性を損ないません。冬の本格的なトレイルランニングや、装備が多くなる山行に心強い味方となります。
6. Martin Wing 16:帰宅ランナーのベストセラー
着替え一式を背負って走るならMartin Wing 16一択と言っても過言ではありません。
しっかりとした容量がありながら、独自の背面構造により走っても上下に揺れにくい工夫がなされています。A4サイズの書類をクリアファイルに入れて持ち運ぶことも可能で、ビジネスランナーの定番です。
7. TR Zero:究極のミニマリズム
「水とスマホさえあればいい」というストイックなランナーにはTR Zeroがおすすめ。
ポケットに荷物を入れる感覚で装着できる超小型パックです。真夏の猛暑日に、水分補給を欠かさず、かつ身軽に走りたい時にこれ以上の選択肢はありません。
8. Chimera 18:機能性を追求したハイブリッド
ランニングだけでなく、ファストパッキング(軽量登山を駆け抜けるスタイル)にも対応するのがChimera 18。
走りながら背面ポケットの容量を調整できるシステムが搭載されており、荷物の増減に即座に対応できます。汎用性を求めるアクティブなユーザーにぴったりです。
9. Women’s Flight Training Pack:女性専用設計の安心感
男女兼用モデルではどうしても肩幅が合わない、胸周りが窮屈……という女性ランナーのために設計されたモデル。
THE NORTH FACE レディース ランニングパックは、女性のカーブに合わせたハーネス形状を採用しており、長時間のランニングでも擦れや痛みが起きにくいのが特徴です。
10. FP 25:宿泊を伴うランニングアドベンチャーへ
数日にわたるランニングトリップや、山小屋泊のファストパッキングならFP 25。
このクラスになると「ザック」の要素が強くなりますが、ショルダーハーネスはランニングパックの技術を流用しているため、25リットルとは思えないほど軽快に動けます。
メンテナンスと使いこなしのコツ
お気に入りのノースフェイスを手に入れたら、長く快適に使うためのケアも大切です。
こまめな洗濯が寿命を延ばす
ランニングパックは大量の汗を吸います。そのまま放置すると、汗に含まれる塩分が生地を傷めたり、ジッパーの固着の原因になったりします。
使用後はネットに入れて弱水流で洗うか、手洗いを推奨します。特にメッシュ部分はデリケートなので、洗濯ネットの使用は必須です。
パッキングの基本は「重いものを上、背中側」
揺れを抑えるためのパッキングのコツは、重いもの(水や予備バッテリーなど)をできるだけ背中の上部、かつ身体に近い位置に配置すること。
下の方に重いものがたまると、走るリズムに合わせて振り子のように揺れてしまいます。ストレッチポケットを上手く活用して、中身が動かないように隙間を埋めるのがポイントです。
まとめ:ノースフェイスのランニングリュックで走りはもっと自由になる
ノースフェイスのランニングパックは、単なる荷物入れではありません。それは、あなたの走りを支え、より遠く、より快適な場所へ連れて行ってくれる「ギア」です。
揺れないフィット感、計算されたポケット配置、そして何より「これを背負って走りたい」と思わせてくれるデザイン性。どれをとっても、あなたのランニングライフをワンランク上に引き上げてくれるはずです。
最初の一歩は、自分の走るスタイルを想像することから始まります。仕事帰りの街中を駆け抜けるのか、週末の静かな山道を楽しむのか。目的にぴったりのノースフェイス ランニングリュックを見つけて、ぜひ明日のランニングからその違いを体感してみてください。
一度この一体感を味わってしまったら、もう普通のリュックには戻れなくなるかもしれませんよ。

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