「毎日使うバックパック、もう少し軽かったら楽なのに……」
そう感じたことはありませんか?仕事のPC、お弁当、水筒、さらには帰りに寄るジムの着替え。気づけば肩にずっしりと食い込む重みに、ため息をつく日もあるはずです。そんな「重さ」のストレスから解放してくれる救世主として、今ガジェット好きやミニマリストの間で注目を集めているのが、THE NORTH FACE ラフターバックパックです。
今回は、日本の伝統建築にインスパイアされたという異色のデザインを持つこのモデルについて、その驚きの軽さと、実際に使ってみてわかった「痒い所に手が届く」機能性を徹底的にレビューしていきます。
21Lで410g?ラフターバックパックの「軽さ」は次元が違う
まず、ノースフェイス ラフターを手にした瞬間に誰もが驚くのが、その重量です。容量21Lという、デイリーユースに最適なサイズ感でありながら、重さはなんと約410g。
一般的なアウトドアブランドの同容量のバックパックが800gから1kg程度であることを考えると、半分以下の重さしかありません。500mlのペットボトルよりも軽いのです。
なぜこれほどまでに軽いのか。その秘密は、素材と構造の引き算にあります。メイン素材には、ヨットの帆などにも使われる高機能素材「X-PAC」を採用。薄く、軽く、それでいて驚くほどの強度を持つこの素材を使うことで、耐久性を犠牲にすることなく圧倒的な軽量化を実現しています。
「軽いバッグは生地がペラペラで不安」という常識を、このラフターは軽々と覆してくれます。
日本の「合掌造り」に学んだ、唯一無二のデザインと収納力
THE NORTH FACEのデザイナーがこのバッグを形にする際、ヒントを得たのは日本の伝統的な建築様式「合掌造り」でした。急勾配の屋根を持つあの独特のフォルムが、バックパックの「上部空間」を有効活用する鍵となっています。
多くのリュックでは、上部のスペースは荷物が詰め込みにくく、デッドスペースになりがちです。しかし、ラフターバックパックは、この「屋根」にあたる部分を三角形にカッティングし、そこに独立したジッパーポケットを配置しました。
この構造が、驚くほど使いやすいのです。
例えば、電車でバッグを体の前に抱えて持つ「前抱え」の状態。このとき、ちょうど顎の下あたりにポケットの開口部がくるため、スマホやパスケース、イヤホンといった小物を片手でサッと出し入れできます。街中での機動力を極限まで高めたデザインと言えるでしょう。
過酷な環境に耐える「X-PAC」素材が守る、あなたの大切な荷物
ノースフェイスがこのモデルに選んだ「X-PAC」という素材についても触れておかなくてはなりません。
ダイヤ格子状の模様が特徴的なこの生地は、表地・糸・裏地の3層構造でできています。単に軽いだけでなく、以下のような優れた特性を持っています。
- 圧倒的な防水性:生地自体が水を吸わないため、急な雨でも中身が濡れるリスクを最小限に抑えられます。
- 形状記憶性:中身が空の状態でもバッグがクシャッと潰れず、美しいフォルムを維持します。
- 耐摩耗性:枝に引っ掛けたり、地面に置いたりする日常のハードな使用にも耐えるタフさがあります。
PCやタブレットといった精密機器を持ち運ぶ現代人にとって、この「軽くて丈夫で水に強い」という特性は、何物にも代えがたい安心感に繋がります。
計算し尽くされたサイドポケットの「角度」
実際に使ってみて感動するのが、サイドポケットの設計です。
ラフターバックパックのサイドポケットは、入り口が斜めにカットされています。これが絶妙で、リュックを背負ったまま腕を後ろに回したとき、自然な手の角度でボトルや折りたたみ傘を抜き差しできるのです。
また、マチが非常に広く取られているのもポイントです。スリムな見た目からは想像できませんが、太めの水筒(例えばハイドロフラスクなど)を入れても、メインコンパートメントを圧迫しにくい構造になっています。サイドポケットに荷物を入れると中が狭くなる、というバックパック特有の悩みをうまく解決しています。
15インチPCも収納可能。シンプルを極めた内部構造
内部は非常にシンプルです。背面にA4サイズの書類や、MacBook Air 15インチ相当のノートPCを収納できるスリーブが1つ備わっているのみ。
「もっとポケットがたくさん欲しい」と思う方もいるかもしれませんが、あえて仕切りを最小限にすることで、自由なパッキングが可能になっています。小物はお気に入りのポーチにまとめて、ガサッと放り込む。そんなラフな使い方がこのバッグには似合います。
底面のマチがしっかりと確保されているため、お弁当箱のような幅のある荷物を入れても安定し、床に置いた際にも自立しやすいのが嬉しいポイントです。カフェで作業をする際、足元にポンと置いておける自立性は、地味ながら非常に重要なチェック項目ですよね。
ラフターバックパックは、どんな人におすすめ?
このノースフェイスの自信作は、すべての人に向いているわけではありません。しかし、以下のような方にとっては「これしかない」という運命の一周になるはずです。
- 通勤・通学の移動距離が長く、少しでも体の負担を減らしたい人
- ミニマルで洗練された、人と被りにくいデザインを求める人
- 自転車通勤や徒歩移動が多く、天候を気にせずガシガシ使いたい人
- 1泊2日の出張や旅行を、バックパック1つで軽快にこなしたい人
逆に、登山で20kg近い荷物を運ぶような本格的なフレーム構造は備えていないため、あくまで「都市生活」や「ライトなアクティビティ」を主戦場とするバッグだと理解しておくと、後悔のない買い物ができます。
実際に使ってわかった「唯一の注意点」
あえて気になる点を挙げるなら、その「軽さ」ゆえに、荷物を極端に詰め込みすぎると肩への重みがダイレクトに伝わりやすいことです。
厚手のクッションが入ったショルダーハーネスを備えてはいますが、バッグ自体に重量を分散させる金属フレームなどは入っていません。あくまで「軽快に持ち運ぶ」ことを前提とした設計なので、鉄アレイのような極端に重いものを入れるのには向いていません。
しかし、PC、書類、周辺機器、日常の備えといった「標準的な荷物」であれば、これほど快適な背負い心地のバッグは他に類を見ません。
結論:ノースフェイスのラフターバックパックを徹底解説!驚きの軽さと機能性をレビュー
最後にまとめると、ノースフェイス ラフターは、伝統的な知恵と現代のハイテク素材が見事に融合した、次世代のデイパックです。
「合掌造り」にインスパイアされた機能的なポケットレイアウト、X-PAC素材による雨への強さと耐久性、そして何より持っていることを忘れるほどの410gという軽さ。これらが組み合わさることで、日々の移動が驚くほどスムーズになります。
色は定番のブラックも良いですが、X-PACの質感が際立つホワイトや、アウトドアブランドらしいカドミウムグリーンも魅力的です。
重いリュックで肩を凝らせる毎日は、もう終わりにしませんか?このラフターバックパックを背負って、もっと自由に、もっと軽やかに街を駆け抜けてみてください。あなたのライフスタイルをよりアクティブに変えてくれる、最高のアライアンス(同盟者)になってくれるはずです。
気になった方は、ぜひノースフェイス ラフターバックパックをチェックして、その驚きの軽さを体感してみてくださいね。

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