「ノースフェイスのヒューズボックス、40Lサイズってあるのかな?」
「部活や旅行で荷物が多いから、定番の30Lじゃ足りない気がする……」
そんな悩みを持って、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)の代名詞とも言えるスクエア型のバックパック「BCヒューズボックス」。街中で見かけない日はないほどの大人気モデルですが、実は「40L」というサイズ選びには、知っておくべき「落とし穴」と「賢い選択肢」があるんです。
今回は、アウトドア業界のトレンドに詳しい筆者が、ノースフェイスのヒューズボックスにおける容量の真実と、40L級の収納力を求める方が本当に選ぶべきモデルを徹底的に解説します。
実は「ノースフェイス ヒューズボックス 40L」というモデルは存在しない?
まず最初に、大切な結論をお伝えしなければなりません。現在、日本の正規ラインナップにおいて「BCヒューズボックス」という名称で販売されている現行モデルは、主に以下の3サイズです。
- BCヒューズボックス2:30L(一番人気の定番サイズ)
- BCヒューズボックスキッズ:21L(お子様や小柄な女性向け)
- BCヒューズボックスポーチ:3L(ショルダーバッグ)
そう、実は「40Lぴったり」のヒューズボックスという商品は、現在公式には展開されていないんです。「えっ、じゃあ大容量のボックス型リュックは諦めるしかないの?」と思った方、安心してください。
ユーザーが「40L」というキーワードで検索する場合、実際には「30Lでは少し足りないから、それ以上の容量が欲しい」という意図があるはずです。そこで、ヒューズボックスと同じ強靭な素材を使いつつ、40L以上の荷物を飲み込んでくれる「本当の正解」をご紹介していきます。
40L以上の容量が必要な人が選ぶべき「BCダッフルS」
「ヒューズボックスのあのタフな素材感が好き。でも40Lくらいの荷物を入れたい」という方に、プロが一番におすすめするのがノースフェイス BCダッフルSです。
このモデル、実は容量が「44L」あります。ヒューズボックスと同じ「1000デニールTPEファブリックラミネート」という、驚くほど丈夫で防水性の高い素材で作られています。
なぜ40L派にBCダッフルSが選ばれるのか
最大の理由は、その背負いやすさと収納力です。ダッフルバッグという名前ですが、しっかりとしたショルダーハーネスがついているので、バックパックとして背負うことが前提のデザインになっています。
ヒューズボックス(30L)と比較すると、一回り大きく、特に奥行きと幅にゆとりがあります。2泊3日の遠征や、着替えに加えてシューズ、バスタオルなどを入れる部活動での利用なら、30Lのヒューズボックスよりもこの44Lモデルの方が圧倒的にストレスなくパッキングできます。
開口部が「D字型」にガバッと大きく開くので、底の方に入れた荷物も一目瞭然。まさに「40Lクラスのヒューズボックス」を探している方にとって、最も理想に近い使い勝手を実現してくれます。
定番のBCヒューズボックス2(30L)で十分なケース
一方で、「やっぱりあの四角い形(ボックス型)にこだわりたい!」という方も多いはず。もしあなたが以下の条件に当てはまるなら、あえて40L級を探さず、定番の30Lモデルを選んでも後悔はしません。
- 毎日の通学や通勤がメイン
- ノートPC(15インチ程度)と書類、お弁当を持ち運ぶ
- 満員電車やバスを利用することが多い
30Lという容量は、実は日常生活においては「かなり大きい」部類に入ります。ボックス型はデッドスペースが生まれにくいため、一般的な30Lのリュックよりも荷物がたくさん入る感覚があります。
30Lモデルの驚くべき収納力
BCヒューズボックス2の内部には、取り外し可能なオーガナイザーや、パッド入りのPCスリーブが備わっています。
例えば、A4サイズのファイル数冊、15インチのノートPC、ペンケース、500mlのペットボトル、そして薄手のウインドブレーカー。これらを入れても、まだ上部に余裕があります。
もし「40Lじゃないと不安」と思っている理由が「ノートPCを入れたいから」であれば、30Lで全く問題ありません。むしろ40Lを超えると、バッグ自体の自重が重くなり、日常使いでは肩への負担が増えてしまうデメリットもあります。
40L級の収納力を誇る他のノースフェイス・バックパック
ヒューズボックスの素材感にこだわらないのであれば、ノースフェイスには他にも優秀な40L前後のモデルが存在します。
本格派ならテラ40
登山やキャンプといったアウトドアシーンがメインなら、テラ40(Terra 40)が選択肢に入ります。ヒューズボックスのような防水素材ではありませんが、背面の通気性が抜群に良く、長時間背負っても疲れにくい設計になっています。
出張や旅行ならシャトルダッフル
ビジネスシーンでも使えるスマートなデザインを求めるなら、シャトルシリーズの大容量モデルも検討の価値ありです。40L前後の容量を持ちながら、PCやガジェットの整理に特化したポケットが充実しています。
ヒューズボックスと同じ素材の魅力とは?
なぜ多くの人が「ヒューズボックスの40L」を熱心に探すのか。それは、このシリーズに使われている素材が唯一無二だからです。
ノースフェイス ヒューズボックスシリーズに使用されている「TPEファブリックラミネート」は、もともと遠征用のベースキャンプダッフルとして開発された素材。濡れや汚れに強く、ラフに扱ってもビクともしません。
- 雨の日に傘からはみ出しても、中の教科書が濡れにくい
- 地面に直接置いても、汚れをサッと拭き取れる
- 数年使い込んでも型崩れしにくい
この安心感があるからこそ、多少大きくても、重くても、ヒューズボックスシリーズを選びたくなるんですよね。
40Lクラスを背負う際の注意点とサイズ感
もし、40L以上のBCダッフルSや他の大容量モデルを購入する場合、サイズ感には注意が必要です。
身長170cm以上の方であれば、40Lクラスを背負ってもバランス良く見えます。しかし、160cm以下の方が40L以上のバッグを背負うと、背中が完全に隠れてしまい、いわゆる「亀の甲羅」状態に見えてしまうことがあります。
また、厚み(奥行き)があるため、電車の中で前に抱えた際に足元が見えにくくなるという点も、購入前にイメージしておきたいポイントです。自分の用途が「大量の荷物を運ぶこと」なのか、「スマートに移動すること」なのかを、一度天秤にかけてみてください。
失敗しないための選び方まとめ
ここまで、ノースフェイスのヒューズボックスにおける容量の真実を解説してきました。自分にぴったりのモデルを選ぶための判断基準をまとめます。
- 「ボックス型」のデザインが最優先なら→ 迷わずBCヒューズボックス2(30L)を選びましょう。工夫次第で2泊程度の荷物は十分入ります。
- 「40L以上の絶対的な容量」が最優先なら→ 同じ素材で44Lの収納力を持つBCダッフルSが最適解です。
- 「部活やスポーツ遠征」が目的なら→ 泥汚れにも強く、シューズも楽々入る40Lクラスのダッフルタイプが後悔しません。
- 「PCと少しの着替え」程度なら→ 30Lモデルの方がPC専用スリーブの使い勝手が良く、日常の利便性は高いです。
ノースフェイスのヒューズボックス40Lを徹底比較した結果の最適解
最後に、改めてお伝えします。
ノースフェイスのヒューズボックス40Lを徹底比較!サイズ感や使い勝手をプロが解説してきましたが、結論として「ヒューズボックス」という商品名にこだわるなら30Lを使いこなすのがスマート。どうしても40L級のパワーが欲しいなら、同じDNAを持つBCダッフルSを選ぶのが、最も失敗のない買い物になります。
ノースフェイスのバックパックは、決して安い買い物ではありません。しかし、一度手に入れれば5年、10年と相棒になってくれる耐久性があります。
あなたがこれからどんな景色をそのバッグと一緒に見るのか。この記事が、最高の一足ならぬ「最高の一袋」を選ぶ助けになれば幸いです。
ノースフェイス BCヒューズボックス2 ノースフェイス BCダッフルS

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