「アウトドアブランドの王道といえば?」と聞かれて、真っ先にノースフェイスを思い浮かべる方は多いはず。特にノースフェイス ナイロンジャケットは、街中でも山でも見かけない日がないほどの人気アイテムですよね。
でも、いざ自分で一着選ぼうとすると、「種類が多すぎて何が違うのかわからない」「マウンテンライトとドットショット、どっちを買えばいいの?」と迷ってしまうことも。高価な買い物だからこそ、絶対に失敗したくないのが本音です。
そこで今回は、ノースフェイスのナイロン製品を徹底解剖します。素材の違いから用途別のおすすめ、さらに長く愛用するためのお手入れ術や、気になる偽物の見分け方まで、これ一冊で全てがわかるガイドをお届けします。
そもそもノースフェイスのナイロンは何がすごいの?
ノースフェイスがこれほど支持される理由は、単なる「おしゃれ」だけではありません。その裏側には、過酷な環境にも耐えうる圧倒的なテクノロジーが隠されています。まずは、ナイロンジャケットの性能を左右する「素材」について整理しておきましょう。
1. 信頼の証「GORE-TEX(ゴアテックス)」
「防水透湿性素材」の代名詞です。外からの雨は完全にシャットアウトするのに、服の中の蒸れ(水蒸気)は外に逃がしてくれます。大雨の中を歩いても、驚くほど中がサラサラなのはこの素材のおかげ。耐久性も抜群で、10年選手として愛用するファンも珍しくありません。
2. しなやかな独自素材「HYVENT(ハイベント)」
ノースフェイスが独自に開発した防水透湿素材です。ゴアテックスに比べると少しリーズナブルですが、その分生地が柔らかくて動きやすいのが特徴。キャンプやフェス、日常のレインウェアとして使うなら、これで十分すぎるほどの性能を持っています。
3. 次世代の呼吸する素材「FUTURELIGHT(フューチャーライト)」
「防水なのに通気する」という魔法のような素材です。ナノレベルの繊維を吹き重ねて作られており、激しく動いても熱がこもりません。アクティブに動く登山やトレイルランニングを愛する人たちから絶大な支持を得ています。
【街着・万能型】これを選べば間違いない人気モデル
まずは「普段使いから週末のアウトドアまで幅広く使いたい」という方におすすめの、王道モデルをご紹介します。
1. マウンテンライトジャケット
今、最も売れているといっても過言ではないのがこの一着。ゴアテックスを採用した本格派ながら、少し長めの着丈とクラシックな切り替えデザインがタウンユースに映えます。「ジップインジップ」という、内側にフリースなどを連結できるシステムがあるため、冬でも主役を張れる万能選手です。
2. マウンテンジャケット
ノースフェイスのフラッグシップモデルです。150デニールという非常にタフなナイロン生地を使っており、触った瞬間に「あ、これは丈夫だ」と確信できるはず。スノーカフ(雪の侵入を防ぐスカート)がついているので、冬山登山やスキー・スノーボードでも活躍します。一生モノを探しているならこれです。
3. ドットショットジャケット
素材にハイベントを採用した、定番の軽量防水ジャケット。ゆったりしたシルエットで中に厚手のスウェットを着込みやすく、オールシーズン使えます。マウンテンライトほど本格的でなくていいけれど、しっかり雨風は防ぎたいという方に最適です。
4. スクープジャケット
マウンテンパーカーの基本をすべて詰め込んだような一着。取り外し可能なスノーカフがついているので、日常使いから雪遊びまでカバー範囲が非常に広いです。コスパの良さでも定評があります。
【軽量・コンパクト】カバンに忍ばせたい軽快モデル
「重いアウターは肩が凝る」「旅行やランニングで持ち運びたい」という方には、薄手の軽量ナイロンがおすすめです。
5. コンパクトジャケット
「え、これナイロンなの?」と思うほど、コットンのようなナチュラルな風合いが特徴。撥水加工がされているので、急な小雨くらいなら余裕で弾きます。付属のスタッフサックに入れれば手のひらサイズになるので、冷房対策として常にカバンに入れておくのにも便利。
6. ベンチャージャケット
重さをほとんど感じないほど軽い防水ジャケット。裏地を特殊なコーティングで仕上げた2.5層構造で、肌離れが良くベタつきにくいのが嬉しいポイント。レインウェア(カッパ)としても非常に優秀です。
7. スワローテイルフーディ
トレイルランニングや登山など、汗をかくシーンに特化したウィンドブレーカー。生地の裏側に凹凸があり、汗をかいても肌に張り付かない工夫がされています。風はしっかり防ぐのに、驚くほど抜けが良い一着です。
【こだわり派・最新型】さらに一歩先を行くモデル
8. クライムライトジャケット
ゴアテックスの中でも「マイクログリッドバッカー」という技術を使い、驚異的な軽さと強さを両立。スリムなシルエットなので、バタつきを抑えたい本格的な登山者に愛されています。
9. クラウドジャケット
ゴアテックス パックライトを採用。軽量さと防水性のバランスが良く、デザインもシンプルなのでミニマリストの方に人気です。
10. コーチジャケット
アウトドアだけでなく、ストリートファッションとして楽しみたいならこれ。襟付きのデザインで、いつものデニムやチノパンに合わせるだけでコーディネートが完成します。
11. マウンテンソフトシェルフーディ
「シャカシャカ感が苦手」という方に。ストレッチ性に優れたナイロン素材で、体の一部になったような動きやすさが魅力です。
12. ノベルティドットショットジャケット
定番のドットショットに、カモフラ柄やバンダナ柄などのグラフィックを乗せたモデル。人とかぶりたくないなら、プリントタイプを狙うのもアリです。
13. ハイドレナウィンドジャケット
90年代の雰囲気を漂わせるデザインが特徴。表地はタフなナイロン、裏地はメッシュで快適。レトロスポーツな着こなしにぴったりです。
14. エニタイムウィンドフーディ
スポーツジムへの行き帰りやジョギングに最適な、デイリーユース向けのウィンドブレーカー。機能はシンプルですが、その分使い勝手が良く、手入れも楽ちんです。
失敗しないための選び方とサイズ感のコツ
ノースフェイスのジャケットを選ぶ際、最も注意すべきは「サイズ感」です。
基本的には日本人の体型に合わせた「JAPANサイズ」が展開されていますが、一部の並行輸入品などは「USサイズ」で、かなり大きく作られていることがあります。購入前に必ずタグを確認しましょう。
また、どんなシーンで着るかをイメージしてください。
- 冬も着たいなら: 中にフリースや厚手のインナーを着る余裕を持たせて、ワンサイズ上を。
- 春夏の羽織りにしたいなら: ジャストサイズでスッキリ着こなすのがおしゃれです。
最近は、小柄な女性があえてキッズサイズの「150」や「160」を選ぶケースも増えています。大人用より価格が抑えられているので、賢い選択肢の一つですよ。
偽物を掴まないために!真贋判定チェックリスト
人気の裏返しとして、残念ながら偽物も多く出回っています。特にフリマアプリなどで購入する場合は、以下の4点を必ずチェックしてください。
- ロゴの刺繍をガン見する本物は文字がハッキリと独立しています。偽物は文字の間が糸で繋がっていたり、ハーフドームの3本線が微妙に歪んでいたりします。
- ホログラムタグの有無内側の品質表示タグの近くに、キラキラ光る小さなシール(ホログラム)があるか確認しましょう。2010年以降のモデルには基本的に付いています。
- ファスナーのブランドノースフェイスはほぼ例外なく「YKK」のファスナーを使用しています。動きがガタついたり、刻印がおかしなものは要注意です。
- 代理店表記をチェック日本国内の正規品には必ず「株式会社ゴールドウイン」という名前と電話番号が記載されています。これが無いものは海外正規品か、最悪の場合はコピー品です。
ナイロンジャケットを10年持たせるお手入れ術
「ナイロンやゴアテックスは洗ってはいけない」と思い込んでいませんか?実はそれは大きな間違いです。
皮脂汚れや泥汚れを放置すると、防水膜が剥がれる「加水分解」の原因になります。長く使うためには、定期的な洗濯が不可欠なんです。
- 洗濯機で洗う: 全てのファスナーを閉め、洗濯ネットに入れます。中性洗剤(おしゃれ着洗い用)を使い、弱水流で洗いましょう。柔軟剤は防水機能を低下させるので絶対NGです。
- すすぎを念入りに: 洗剤が残っていると撥水性が落ちるため、すすぎは通常の2倍くらいの気持ちで行ってください。
- 乾燥機がポイント: 陰干しして乾いた後、低温設定の乾燥機に20分ほどかけると、熱によってナイロンの繊維が立ち上がり、撥水機能が劇的に復活します。乾燥機がない場合は、低温で当て布をしてアイロンをかけるのも効果的です。
まとめ:お気に入りのノースフェイスのナイロンで外へ出よう
ノースフェイスのナイロンジャケットは、単なる衣類ではなく、あなたの行動範囲を広げてくれる「道具」です。一着持っていれば、突然の雨に慌てることも、冷たい風に身を縮めることもなくなります。
「どのモデルにしようかな」と悩む時間も、アウトドアの楽しみの一部。素材の特性を知り、自分のライフスタイルにぴったりの一着を見つければ、毎日の外出がもっと楽しくなるはずです。
お手入れを欠かさず、時には山で、時には街で、ボロボロになるまで使い倒してください。その一着が、あなたの素敵な思い出の相棒になってくれることを願っています。
自分だけの一着を見つけたら、ぜひノースフェイス ケア用品も一緒に揃えて、最高のコンディションをキープしてくださいね。
以上、ノースフェイスのナイロンジャケットおすすめ14選!選び方やお手入れ、偽物の見分け方も解説でした。

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