ノースフェイスのアイテムを手に取ったとき、ふと「これって本当に本物かな?」と不安になったことはありませんか?特にメルカリやヤフオクなどのフリマアプリ、古着屋さんで購入する場合、その真贋を見極める最大のヒントは、実は内側に隠された「タグ」にあるんです。
今回は、ノースフェイス愛好家なら絶対に知っておきたいタグの秘密について、徹底的に深掘りしていきます。ゴールドウイン表記の有無から、年代ごとのデザインの違いまで、この記事を読めばあなたもタグマスターになれるはずです。
なぜノースフェイスのタグが重要なのか
世界中で愛されているアウトドアブランドの雄、THE NORTH FACE。その人気ゆえに、残念ながら市場には多くのコピー品が出回っています。一見するとロゴの刺繍などは精巧に見えますが、コストを抑えるためにタグの細部までは再現しきれていないケースがほとんどです。
また、タグは単なる本物証明だけでなく、その製品が「どこの国向けに作られたのか」「いつ頃のモデルなのか」を教えてくれる履歴書のような役割も果たしています。正しい知識を身につけることで、偽物を掴まされるリスクを減らすだけでなく、古着探しの楽しさも倍増しますよ。
本物の証「ゴールドウイン」タグを確認しよう
日本国内で流通しているノースフェイスの正規品を見分ける際、最も確実な指標となるのが「株式会社ゴールドウイン」の表記です。
日本のノースフェイスは、米国本社から商標権を買い取ったゴールドウイン社が独自の企画・製造・販売を行っています。そのため、日本の正規店で販売されているマウンテンライトジャケットやヌプシジャケットには、必ずこの社名が記載された品質表示タグが付いています。
日本正規品タグの特徴
- 「株式会社ゴールドウイン」という日本語表記がある。
- 住所やカスタマーサービスの電話番号が記載されている。
- 素材表記が正しい日本語で、フォントが非常に明瞭である。
もし中古品を購入して、この「ゴールドウイン」の文字があれば、まずは一安心と言っていいでしょう。逆に、日本向けモデルのはずなのにこの表記がない、あるいは日本語のフォントがどこか不自然(中華フォントのような形)な場合は、注意が必要です。
並行輸入品と韓国企画「ホワイトレーベル」のタグ
一方で、ゴールドウインの表記がないからといって、すべてが偽物というわけではありません。ここが少しややこしいポイントです。
ノースフェイスには、アメリカ本国の「USA企画」や、韓国独自の「ホワイトレーベル」といった異なるラインが存在します。これらは「並行輸入品」として日本でも流通しており、当然ながらタグにゴールドウインの記載はありません。
USA企画や韓国企画のチェックポイント
- USA企画: タグに「VF Corporation」などの関連会社名が記載されていることが多いです。サイズ感も日本モデルより一回り大きく、タフな作りが特徴です。
- ホワイトレーベル: 韓国限定のラインで、タグには韓国語(ハングル)が並びます。非常にスタイリッシュなデザインが多く、若い世代に人気です。
これらを見分ける際は、次に説明する「ホログラム」の有無が重要になってきます。
偽物撃退の切り札!ホログラムシールの秘密
2010年代以降に製造されたノースフェイスのアイテムには、偽造防止のための「ホログラムシール」が導入されています。これはタグの列のどこかに縫い付けられている小さな銀色のシールです。
本物のホログラムの見え方
本物のホログラムは、光の角度を変えるとキラキラと虹色に輝き、ブランドロゴや地球儀のマークが立体的に浮かび上がります。
- 光沢: 非常に細かく、上品な輝き。
- 精度: シールのカットが丁寧で、簡単には剥がれない。
- 透かし: 角度によって見え方が変わる複雑な構造。
一方で、粗悪な偽物の場合は、ただの「銀色のシール」が貼ってあるだけだったり、プリントされたロゴが動かなかったりします。また、シールの端からボロボロと剥がれやすいのも偽物の特徴です。最新のモデルではQRコードが併記されているものもあり、スマホで読み取ることで真贋をより確実にする仕組みも取り入れられています。
古着ファン必見!年代別「ヴィンテージタグ」の種類
ノースフェイスの歴史は長く、年代によってタグのデザインが大きく異なります。古着のダウンジャケットなどを探す際は、これらのタグを見ればその服が歩んできた時代が分かります。
茶タグ(1970年代〜1980年代)
オールドファンから絶大な支持を受けるのが、白地に茶色でロゴが刺繍された通称「茶タグ」です。この時代のアイテムはアメリカ製(Made in USA)が多く、素材感も今のハイテク素材とは違った温かみがあります。
- 初期:ブランドロゴのみのシンプルなもの。
- 後期:「Made in USA」の表記が入るようになる。
黒タグ(1990年代〜)
現在馴染みのあるデザインに近い、黒背景に白やシルバーの文字が入ったタイプです。90年代のストリートシーンを席巻したモデルの多くはこの黒タグを採用しています。
雪山タグ
90年代の特定のラインで見られる、ロゴの背景に美しい雪山が描かれたデザインです。非常にデザイン性が高く、コレクターの間では高値で取引されることも珍しくありません。
こうしたヴィンテージタグを知っておくことで、「この形なのに茶タグなのはおかしいな?」といった違和感から偽物を察知できるようになります。
失敗しないための最終チェックリスト
最後に、タグ以外でも確認すべき「偽物の兆候」をリストアップしました。
- 刺繍の精度: 「THE NORTH FACE」の文字の間が糸で繋がっていませんか?本物は一文字ずつ独立して美しく刺繍されています。
- ファスナーの刻印: 多くの場合、ノースフェイスはYKKファスナーを採用しています。スライダー部分に「YKK」の刻印があるか確認しましょう。
- 品番(型番)検索: タグに記載されている「NP」や「ND」から始まる品番をネットで検索してみてください。全く違う色の商品が出てきたり、検索にヒットしなかったりする場合は危険です。
- 価格の安さ: 定価7〜8万円のアンタークティカパーカが新品で2万円、といった価格設定は、まずあり得ません。
まとめ:ノースフェイスのタグで見分ける本物と偽物!ゴールドウイン表記や年代別の種類を解説
いかがでしたでしょうか。ノースフェイスのアイテムを選ぶ際、タグは単なる「おまけ」ではなく、信頼を担保する最も重要なパーツです。
まずはゴールドウイン表記の有無を確認し、並行輸入品であればホログラムの輝きをチェックする。そして、古着であればそのデザインが製造年代と矛盾していないかを見る。このステップを踏むだけで、お買い物の失敗はぐっと少なくなります。
せっかく手に入れる憧れのノースフェイス。正しい知識を持って、最高の一着を手に入れてくださいね。タグの奥深い世界を知れば知るほど、あなたのクローゼットにある一着にも、より愛着が湧いてくるはずです。
ノースフェイスのタグで見分ける本物と偽物!ゴールドウイン表記や年代別の種類を解説、この知識をぜひ次のお買い物に役立ててください。

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