「メルカリで買ったノースフェイス、ホログラムタグが付いていないんだけど……これって偽物?」
「お店で見たものにはキラキラしたシールがあったのに、手元のTHE NORTH FACE ジャケットには見当たらない」
そんな不安を抱えてこの記事に辿り着いたあなた。まずは深呼吸してください。結論から言うと、「ホログラムがない=100%偽物」というわけではありません。
本物であってもホログラムが付かないケースは意外と多く存在します。一方で、巧妙に作られたコピー品(スーパーコピー)が市場に溢れているのも事実です。
この記事では、ノースフェイスのホログラムタグの謎から、本物と偽物を確実に見分けるためのチェックポイントまで、2026年最新の情報を踏まえて徹底的に解説します。あなたの不安をスッキリ解消していきましょう。
なぜノースフェイスにホログラムがない製品があるのか
ノースフェイスの製品を開封して、真っ先に内側のタグを確認した時にホログラムがないと、心臓がバクバクしますよね。でも、実は本物でもホログラムが付かない明確な理由がいくつかあります。
1. 2013年以前に製造されたヴィンテージ・旧モデル
ホログラムタグが導入されたのは2010年代の前半、一般的には2013年前後と言われています。つまり、それ以前に作られた名作THE NORTH FACE ヌプシジャケットや、古着屋さんで見かける90年代の「茶タグ」などのヴィンテージ品には、最初からホログラムは付いていません。
2. 国内正規品(ゴールドウイン製)の一部仕様
日本国内で販売されているノースフェイスは、株式会社ゴールドウインがライセンスを持って展開しています。この「ゴールドウイン製」の製品は、世界共通のホログラムタグとは別に、独自の国内用タグを優先して付けている時期がありました。
最近のモデルには国内品にもホログラムが付くのが一般的ですが、少し古い国内在庫や、特定のラインによってはホログラムがないものも存在します。この場合、ホログラムよりも「(株)ゴールドウイン」という日本語表記の有無が重要になります。
3. 小物やアクセサリー類
THE NORTH FACE キャップやソックス、手袋、あるいは安価なエコバッグなどの小物類には、ホログラムタグが省略されることがよくあります。衣類ほど模倣による被害が深刻でないカテゴリや、タグを付けるスペースがない製品では、コスト面からもホログラムが省かれる仕様になっているのです。
4. 洗濯や経年劣化による欠落
意外と盲点なのが、中古品における「剥がれ」です。ホログラムは布タグに熱圧着されていたり、端を少し縫い付けてあるだけだったりします。長年愛用して何度も洗濯やクリーニングを繰り返すうちに、ポロッと取れてしまうことがあるんですね。タグの付け根に不自然な糸の切り跡や、シールの糊跡がないか確認してみましょう。
ホログラム以外で見るべき!本物と偽物の決定的な違い
ホログラムの有無だけで一喜一憂するのはまだ早いです。偽物業者はホログラムさえも偽造してくるからです。むしろ、ホログラム以外の「細部の作り」にこそ、ブランドの矜持と偽物のボロが出ます。
ロゴ刺繍の「糸の繋がり」をチェック
最も分かりやすいのが、胸や背中にあるロゴの刺繍です。
本物は、3本のドームラインと「THE NORTH FACE」の文字が一つひとつ独立して美しく刺繍されています。文字と文字の間に、移動した時の「渡り糸」が見えることはまずありません。
偽物は、刺繍機を止める手間を省くために、文字の間が細い糸でつながっていたり、文字の形が微妙にガタついていたりします。
ファスナーの刻印を確認
THE NORTH FACE バルトロライトジャケットのような高機能アウターには、信頼のYKK製ファスナーが使われています。ファスナーの引き手(スライダー)の横や裏側を見てください。「YKK」の刻印がありますか?
偽物の場合、この刻印がなかったり、刻印があっても文字のフォントが不自然に太かったりします。また、本物は開閉が驚くほどスムーズですが、偽物は引っかかりを感じることが多いです。
日本語タグの「フォント」の違和感
もし「国内正規品」として売られているのに、内側の品質表示タグの日本語が怪しければ、それは100%偽物です。
よくあるのが、「乾燥機」の「乾」が中国語の漢字になっていたり、フォントが明朝体とゴシック体が混ざったような不自然な形をしていたりするケース。日本の大手企業であるゴールドウインが、そんな初歩的なミスをしたタグを製品に付けることはあり得ません。
ダウンの復元力と「重さ」
ダウン製品の場合、中身の質が全く違います。本物は高品質なダウンを贅沢に使っているため、驚くほど軽く、袋から出すと空気を吸ってパンパンに膨らみます。
偽物はコストを抑えるために、重いフェザー(羽根)や、最悪の場合はポリエステル綿を混ぜています。ずっしりと重く、手で押しつぶしてもなかなか元の形に戻らない場合は注意が必要です。
安心なノースフェイスを手に入れるための賢い買い方
せっかく高いお金を払ってTHE NORTH FACE リュックを買うなら、真贋を疑ってハラハラしたくないですよね。2026年現在、失敗しないための購入ルートを整理しておきましょう。
正規販売店・公式ストアを利用する
一番の近道は、ゴールドウインの公式オンラインストアや、直営店、あるいはスポーツオーソリティなどの大手スポーツ用品店で購入することです。ここで買えば、ホログラムがあろうとなかろうと、それは間違いなく正規品です。
中古市場では「ホログラム画像」を要求する
メルカリやラクマなどのフリマアプリで購入する場合は、必ず内側のタグ(ホログラムとゴールドウイン表記の両方)の写真をアップしてもらいましょう。
「拾い画」を使っている出品者もいるので、可能であれば「特定の番号を書いたメモと一緒に撮影してください」とリクエストするのが最も確実な防衛策です。これを拒否する出品者からは、どんなに安くても買ってはいけません。
並行輸入品の特性を理解する
「海外正規品(並行輸入品)」として売られているものは、日本のゴールドウインを通さず、海外の正規店から買い付けたものです。これらはホログラムが付いているのが基本ですが、日本の検品基準とは異なるため、多少の縫製の粗さがあることも理解しておく必要があります。
まとめ:ノースフェイスにホログラムがない偽物の見分け方
「ノースフェイスにホログラムがない!」と焦った時は、まずその製品がいつ作られたものか、どのルートで販売されたものかを確認しましょう。
- 2013年以前のモデルなら無くて当たり前
- 小物やアクセサリーなら無くて当たり前
- **国内正規品(ゴールドウイン製)**なら独自のタグをチェック
これらに当てはまらないのにホログラムがなく、かつロゴ刺繍が雑だったり日本語が変だったりする場合は、残念ながら偽物の可能性が極めて高いと言わざるを得ません。
ノースフェイスは単なるファッションアイテムではなく、厳しい自然環境から身を守るための「道具」です。偽物はその機能(防水性や保温性)が著しく低いため、安物買いの銭失いになりかねません。
正しい知識を持って、本物のTHE NORTH FACE シェルジャケットを手に入れ、長く大切に愛用していきましょう。
もし、今手元にある製品がどうしても怪しいと感じるなら、一度お近くのブランド古着買取店などで査定に出してみるのも一つの手です。プロの目は、私たちが気づかない細かな違和感を見逃しません。
この記事が、あなたの「ノースフェイスにホログラムがない」という不安を解消し、納得のいく買い物の助けになれば幸いです。

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