冬の街歩きから冷え込むキャンプサイトまで、一着あるだけで心強い味方になってくれるのがノースフェイス キャンプシエラです。ノースフェイスのダウンジャケットといえば、真っ先にヌプシやバルトロを思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、知れば知るほど「実はキャンプシエラが一番使い勝手がいいのでは?」と感じる魅力が詰まっているんです。
今回は、ノースフェイスのヘリテージモデルであるキャンプシエラについて、気になるサイズ感や、よく比較されるヌプシとの違い、実際に愛用している人の評判まで、購入前に知っておきたい情報を余すことなくお届けします。
キャンプシエラショートってどんなジャケット?
まずは、キャンプシエラがどのような位置づけのアイテムなのか整理しておきましょう。このモデルのルーツは、1970年に発売された「シエラパーカ」にあります。いわば、現在のアウトドア用ダウンパーカの「元祖」とも言えるデザインを現代に受け継いでいるのが、このキャンプシエラショートなんです。
最大の特徴は、どこか懐かしさを感じさせるクラシックなシルエット。光沢を抑えたマットな質感の生地と、ボリュームのあるフード、そして左袖に冠されたスクエアロゴのワッペン。このバランスが絶妙で、ハイテクすぎない「こなれ感」を演出してくれます。
近年では環境への配慮から、中わたに「プリマロフト」という高機能な化繊わたを採用しているのも大きなポイントです。見た目はモコモコとしたダウンそのものですが、実は中身にハイテクな知恵が詰まった、現代的なアップデートが施されています。
気になるサイズ感:普段のサイズで大丈夫?
オンラインで購入する際、一番悩むのがサイズ選びですよね。結論から言うと、ノースフェイスのキャンプシエラは、全体的に「ややゆったりめ」のボックスシルエットで作られています。
最近のトレンドであるオーバーサイズ気味の設計になっているため、ジャストサイズで着たいのか、それとも中に厚手のパーカーを仕込みたいのかによって選び方が変わります。
メンズのサイズ選びの目安
170cm前後で標準体型の方であれば、Sサイズでジャスト、Mサイズで少しゆとりのある今っぽいシルエットになります。175cm以上の方や、がっしりした体格の方ならLサイズ以上が候補に入ってくるでしょう。
特に注目すべきは「着丈」です。キャンプシエラはその名の通り「ショート丈」に設計されているため、身幅に余裕があっても丈が長すぎてダラしなくなることがありません。腰の位置が高く見えるので、脚長効果も期待できるのが嬉しいポイントですね。
レディースやペアでの着用
ウィメンズモデルも展開されていますが、あえてメンズのSサイズを選んで、お尻が少し隠れるくらいのオーバーサイズ感で着こなす女性も増えています。パートナーと兼用したり、リンクコーデを楽しんだりするのにも最適な、ユニセックスな魅力がある一着です。
ヌプシジャケットとの決定的な違いとは?
ノースフェイスのショート丈アウターを探していると、必ずと言っていいほどヌプシジャケットと迷うはずです。どちらも超人気モデルですが、実は性格が正反対と言っても過言ではありません。
大きな違いの一つは「中わたの素材」です。ヌプシが天然のダウンを使用しているのに対し、近年のキャンプシエラは「プリマロフト ゴールド リュクス」という化繊わたを使用しています。
「ダウンじゃないと暖かくないのでは?」と心配になるかもしれませんが、ご安心ください。プリマロフトは、マイクロファイバーが複雑に絡み合うことでデッドエアを溜め込み、天然ダウンに匹敵する保温性を発揮します。
さらに、化繊わたの最大のメリットは「水に強い」こと。天然ダウンは濡れるとカサが減り、保温力が急激に落ちてしまいますが、キャンプシエラの中わたは濡れてもロフト(カサ高)を維持しやすく、暖かさをキープしてくれます。雪の日や、湿気の多いキャンプの朝など、過酷な環境下ではキャンプシエラの方が頼りになる場面も多いのです。
また、デザイン面でも違いがあります。ヌプシはフードが襟に収納される薄手のタイプですが、キャンプシエラはボタンで簡単に取り外しができるボリュームたっぷりのフードが付いています。フードを外すとスッキリとしたスタンドカラーになり、ビジネスシーンや綺麗めなファッションにも合わせやすくなる。この汎用性の高さがキャンプシエラの強みです。
実際に使ってみた評判:良い口コミと気になる点
実際にキャンプシエラを愛用しているユーザーの声を集めてみると、満足度の高さが伺えます。
良い評判:とにかく軽くて扱いやすい
「見た目のボリュームから想像できないくらい軽い!」という意見が圧倒的です。冬のアウターは重いと肩が凝ってしまいますが、キャンプシエラなら一日中着ていても快適。また、化繊わたのおかげで自宅で手入れがしやすいという点も、忙しい現代人には高評価です。
良い評判:どんな服装にも馴染む
「バルトロほど本気すぎず、ヌプシほどストリートすぎない」という絶妙な立ち位置が支持されています。休日のデニムスタイルから、オフィスカジュアルの羽織りまで、一着で完結してしまう万能さが愛されている理由のようです。
気になる点:ボリューム感に注意
一方で、「想像以上にモコモコしている」という声もあります。タイトなシルエットを好む方にとっては、少し着膨れして見える可能性があるかもしれません。もしスッキリ見せたいのであれば、ボトムスを細身のパンツにするなど、全体のバランスを意識するのがコツです。
冬のキャンプから街中まで。おすすめの活用シーン
このジャケットの名前には「キャンプ」と付いていますが、もちろん街着としても超一流です。
キャンプでの活用
冬のキャンプサイトでは、焚き火の準備や設営など、意外と体を動かす場面が多いものです。そんな時、ショート丈のキャンプシエラは足さばきを邪魔しません。また、先述の通り湿気に強いため、朝露でテント内が結露しているような状況でも、気にせず羽織ることができます。
街中でのスタイリング
おすすめのコーディネートは、細身のチノパンやテーパードパンツを合わせるスタイル。上半身にボリュームを持たせることで、都会的で洗練された印象になります。さらに、インナーにシンプルなシャツを合わせ、フードを外して着用すれば、落ち着いた大人の冬コーディネートが完成します。
カラーバリエーションも豊富ですが、一番人気はやはり「ブラック」。どんな色とも喧嘩せず、飽きがこないので長く愛用できます。少し個性を出したいなら、ノースフェイスらしい「ユーティリティブラウン」や、ヴィンテージ感のあるブルー系を選ぶのもオシャレですよ。
長く愛用するためのメンテナンス術
せっかく手に入れたノースフェイスのジャケット。できるだけ長く、ふわふわの状態を保ちたいですよね。
キャンプシエラに使用されているプリマロフトは、天然ダウンに比べてメンテナンスが比較的容易です。シーズン終わりには、洗濯表示を確認した上で、中性洗剤を使って優しく手洗いをすることが推奨されています。
乾燥させる際は、中のわたが偏らないように平干しにし、時々パンパンと叩いて空気を含ませるのがポイントです。もし自分で洗うのが不安な場合は、ダウン・化繊わたの扱いに慣れたクリーニング店に相談するのも一つの手。定期的にお手入れをすることで、数年経っても新品のような暖かさを維持することができます。
ノースフェイスのキャンプシエラで冬を快適に過ごそう
ここまで見てきたように、キャンプシエラは、伝統的なデザインと最新のテクノロジーが融合した、非常にバランスの良い一着です。
「本物のダウンにこだわりたい」という方にはヌプシが向いているかもしれませんが、「天候を気にせずガシガシ使いたい」「どんなファッションにも合わせやすい汎用性が欲しい」という方には、間違いなくキャンプシエラが最適解となるでしょう。
化繊わたの進化によって、もはや「ダウンよりも扱いやすく、ダウンと同じくらい暖かい」という新しいスタンダードを作り上げたこのモデル。一度袖を通せば、その軽さと包み込まれるような安心感の虜になるはずです。
冬の相棒となる一着を探しているなら、ぜひノースフェイス キャンプシエラをチェックしてみてください。サイズ選びさえ間違えなければ、これから先、何年もあなたの冬を温めてくれる最高の投資になること間違いありません。

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