冬の主役といえば、やっぱりダウンジャケットですよね。街を歩けば必ず目にする二大巨頭といえば、ザ・ノース・フェイスとカナダグース。どちらも圧倒的な人気と信頼を誇るブランドですが、ふと「この2つのブランドがコラボした最強の一着はないのかな?」と疑問に思ったことはありませんか?
今回は、ファンなら一度は夢見るノースフェイスとカナダグースのコラボの実態から、両ブランドの違い、そして結局どちらを選ぶのが正解なのかまで、徹底的に掘り下げてお届けします。
ノースフェイスとカナダグースの直接コラボは存在するのか
結論からお伝えしましょう。残念ながら、現時点でザ・ノース・フェイスとカナダグースが直接手を組んで製品をリリースしたことは一度もありません。
なぜこれほどまでに検索されているのにコラボがないのか。それは、両者が「防寒ウェア」という同じ土俵で戦う最大のライバル同士だからです。お互いに独自の哲学とプライドを持って世界最高峰のダウンを作っているため、直接の競合ブランドとタッグを組むメリットが少ないと考えられています。
しかし、なぜ「コラボがあるのでは?」と噂されるのでしょうか。その理由は、有名デザイナーやセレクトショップが、両方のブランドとそれぞれ個別にコラボレーションを行っているケースが多いからです。
例えば、コム デ ギャルソンのラインである「JUNYA WATANABE MAN」などは、過去に同じシーズンで両ブランドのカスタマイズモデルを発表したことがあります。こうした複雑なコラボ事情が、ユーザーの間で「ノースフェイスとカナダグースのコラボがある」という誤解や期待を生んでいる背景となっているのです。
アウトドアの王道、ノースフェイスの強み
ザ・ノース・フェイスの最大の魅力は、なんといっても「圧倒的なラインナップの広さ」と「最新テクノロジー」です。もともとは本格的な登山用ギアとしてスタートしたブランドですが、今やストリートファッションの象徴でもあります。
ノースフェイスのダウンに多く採用されているのが「光電子ダウン」や「GORE-TEX」といった高機能素材。自らの体温を利用して保温する技術や、雨や雪を完全にシャットアウトする防水透湿性は、日本の冬、特に天候が変わりやすい都市部やアウトドアシーンで非常に役立ちます。
また、バルトロライトジャケットやヌプシジャケットのように、毎年争奪戦になるほどアイコニックなモデルが確立されているのも強みです。軽量で動きやすく、パッカブル(折りたたみ可能)なモデルも多いため、アクティブに動きたい現代人のライフスタイルに完璧にフィットします。
さらに、ハイブランドとのコラボレーションにも積極的です。過去にはGUCCIやMaison Margielaなど、ファッション界の頂点に立つブランドとも協業し、常に新しい価値を提案し続けているのがノースフェイスというブランドの面白さですね。
ラグジュアリーの頂点、カナダグースの魅力
一方でカナダグースは、単なる防寒着の枠を超えた「ステータス」を感じさせるブランドです。最大の特徴は、一貫して「メイド・イン・カナダ」にこだわり続けている点でしょう。
カナダグースのダウンは、とにかくタフで重厚です。「アーティクテック」と呼ばれる独自の生地は、ポリエステルとコットンをブレンドし、耐久撥水加工を施したもの。この生地が、冷たい風や摩耗から身を守ってくれる鎧のような安心感を与えてくれます。
カナダグースを象徴するジャスパーなどのモデルを見ればわかる通り、そのシルエットは非常に都会的でスタイリッシュ。ボリュームを抑えつつも、中には厳選された高品質なダウンがぎっしりと詰まっています。マイナス30度の極寒地でも耐えられる性能を持ちながら、ビジネススーツの上に羽織っても違和感のない上品な佇まいは、大人の男性・女性から圧倒的な支持を得ています。
最近では環境への配慮から、リアルファーの使用を廃止する方針を打ち出すなど、サステナビリティの面でも業界をリードしています。決して安くはない価格設定ですが、10年、20年と愛用できる「一生モノの投資」として、その価値は十分に認められています。
あなたにぴったりなのはどっち?選び方のポイント
「結局、自分にはどっちが合っているの?」と迷っている方のために、選ぶ際の基準をいくつか整理してみました。
まず、着用シーンをイメージしてみてください。キャンプやトレッキング、あるいは週末にカジュアルな服装で出かけることが多いなら、軽くて動きやすいザ・ノース・フェイスがおすすめです。特に、移動が多い旅行や、電車での通勤などでは、その軽快さが大きなメリットになります。
逆に、真冬の屋外イベントや、北海道・北欧といった極寒地への渡航、あるいはビシッとした通勤スタイルに合わせるならカナダグースが理想的です。カナダグース特有の重厚感は、着るだけで背筋が伸びるような特別な感覚を与えてくれます。
次に、予算とリセールバリューです。ノースフェイスはモデルにもよりますが、比較的手の届きやすい価格帯からラインナップされています。また、人気モデルは中古市場でも価値が落ちにくいため、数年着てから新しいモデルに買い換えるという楽しみ方もできます。カナダグースは初期投資こそ大きいですが、流行に左右されないデザインが多いため、長い目で見ればコストパフォーマンスは悪くありません。
偽物に注意!賢く確実に手に入れる方法
これほどの人気ブランドになると、悲しいことに「偽物」の問題がついて回ります。インターネット上で「激安」「限定コラボ」といった言葉で誘い、粗悪なコピー品を販売するサイトが後を絶ちません。
特に「ノースフェイスとカナダグースのコラボモデル」と謳っている商品は、そもそも存在しないものですから、100%偽物だと判断して間違いありません。
信頼できるのは、やはり公式サイトや有名なセレクトショップ、amazonなどの正規販売代理店です。安さだけで選ぶのではなく、タグの仕様やワッペンの刺繍、フォログラムの有無などをしっかり確認することが大切です。高級なダウンジャケットだからこそ、確かなルートで購入し、アフターケアも受けられるようにしておきましょう。
ノースフェイスとカナダグースのコラボはある?最新情報と比較・選び方まとめ
いかがでしたでしょうか。今のところザ・ノース・フェイスとカナダグースの直接のコラボレーションはありませんが、それぞれが異なる魅力を持った唯一無二のブランドであることは間違いありません。
アクティブでハイテク、そしてストリートの空気感を楽しみたいならノースフェイス。最高峰の防寒性能と、一生モノのラグジュアリーな質感を求めるならカナダグース。
「コラボがない」ということは、言い換えればどちらを選んでもそのブランドの純粋なこだわりを堪能できるということです。自分のライフスタイルや好みに合わせて、この冬を彩る最高の一着を見つけてください。どちらを選んだとしても、あなたの冬の外出がこれまで以上に快適で、心躍るものになることは間違いありません。

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