特に最近注目されているのが、防風性に優れた「ウインドストッパー」を搭載したダウンジャケットたち。今回は、なぜノースフェイスのウインドストッパーダウンがこれほどまでに支持されるのか、その秘密とおすすめモデルを徹底的に掘り下げていきます。
ノースフェイスのウインドストッパーダウンおすすめ5選!防風性やサイズ感を徹底解説
冬の防寒着選びで一番の敵は、実は「気温」よりも「風」です。風速が1メートル上がると、体感温度は1度下がると言われています。どれだけ厚手のダウンを着ていても、生地の隙間から冷たい風が入り込んでしまえば、蓄えた熱は一気に逃げてしまいます。
そこで威力を発揮するのが、ノースフェイス ウインドストッパーのテクノロジーです。
そもそも「ウインドストッパー」とは何か?
多くの人が「ゴアテックス(GORE-TEX)」という名前を聞いたことがあるでしょう。ゴアテックスは完全防水を謳う黒いタグが目印ですが、ウインドストッパー(現在はGORE-TEX INFINIUMやWINDSTOPPER BY GORE-TEX LABSと表記されます)は、より「防風性」と「透湿性」に特化した素材です。
雨を完全にシャットアウトする防水性も大切ですが、日常生活や冬のキャンプでは、それ以上に「蒸れにくさ」と「風を入れないこと」が快適さを左右します。ノースフェイスのウインドストッパーダウンは、このバランスが絶妙なんです。外からの冷気は遮断しつつ、内側のこもった湿気は外に逃がす。だから、電車に乗ったときや建物に入ったときに「暑すぎて汗だくになる」という不快感が劇的に抑えられます。
圧倒的人気!バルトロライトジャケットの真価
ノースフェイスのダウンと聞いて、真っ先にバルトロライトジャケットを思い浮かべる方も多いはず。このモデルこそ、ウインドストッパーの恩恵を最大限に受けている傑作です。
中綿には、特殊なセラミックスの働きで自らの体温を輻射して温める「光電子ダウン」がこれでもかというほど封入されています。表面のウインドストッパー生地が冷風をシャットアウトし、内側で光電子ダウンが熱を閉じ込める。この二段構えにより、真冬の天体観測や雪国での生活でも、驚くほどの暖かさをキープできるのです。
気になるサイズ感ですが、バルトロはボリュームがあるため、基本的にはジャストサイズを選ぶのがセオリーです。あまりに大きすぎると、裾や袖口から冷気が入り込んでしまい、自慢の保温力が発揮されにくくなります。中に厚手のパーカーを着込みたい場合でも、もともとの保温力が高いので、ワンサイズ上げるよりはジャストからやや余裕のある程度で選ぶのが最もシルエットが綺麗に出ます。
都市生活の救世主、ゼファーシェルカーディガン
「バルトロほどのボリュームは必要ないけれど、日常的に使える高機能なダウンが欲しい」という方にぴったりなのが、ウインドストッパーゼファーシェルカーディガンです。
一見すると薄手のインナーダウンに見えますが、侮るなかれ。表地にしっかりウインドストッパーを採用しているため、これ一着で風を防ぎ、秋口や初冬のアウターとして大活躍します。襟元がVネックですっきりしているので、コートのインナーとして着込んでも着膨れしません。
また、マットな質感の生地が採用されていることが多いため、スーツやオフィスカジュアルとの相性も抜群です。通勤電車のホームで凍える風にさらされるとき、この一枚があるだけで体感温度が全く変わってきます。
ロング丈で足元まで温かい、ダウンシェルコート
女性にぜひチェックしてほしいのが、ウインドストッパーダウンシェルコートです。腰回りから太ももまでをすっぽり覆うロング丈は、一度着ると手放せなくなる安心感があります。
ロングダウンはどうしても「ベンチコート」のようなスポーティーすぎる印象になりがちですが、ノースフェイスのシェルコートはシルエットが非常に美しいのが特徴です。ウインドストッパー生地のおかげで、冷たい北風が吹く日の保育園の送り迎えや、冬のスポーツ観戦も怖くありません。
このモデルの魅力は、見た目の重厚感に反した「軽さ」です。長時間の着用でも肩が凝りにくいため、冬のお出かけが億劫にならなくなります。サイズ選びの際は、厚手のニットを合わせることを想定して、少しだけゆとりのあるサイズを選ぶと、冬全体の着回しが楽になります。
極限環境を想定したビレイヤーパーカ
よりプロフェッショナルな仕様を求めるなら、ビレイヤーパーカが見逃せません。もともとはクライミングでビレイ(確保)をする際に、停滞中の体温低下を防ぐために開発されたモデルです。
最大の特徴は、濡れたアウターの上からでも羽織れるように設計されている点。内側にも撥水加工が施されており、過酷な環境下での信頼性はピカイチです。もちろん表地にはウインドストッパーが採用されており、風による熱の放出を徹底的にガードします。
バルトロよりも少し着丈が長く、お尻まで隠れる安心感があるため、キャンプや冬の屋外作業が多い方にはこちらが選ばれることが多いです。サイズ感はやや大きめの作りになっているため、試着できる環境であれば、普段のサイズから一段階下げたものと比較してみることをおすすめします。
メンテナンスで機能を長持ちさせるコツ
高価なノースフェイス ダウンを手に入れたら、できるだけ長く愛用したいですよね。ウインドストッパーの機能を維持するためには、実は「汚れを溜めないこと」が重要です。
皮脂や汚れが生地に付着すると、透湿性が損なわれ、内側が蒸れやすくなります。シーズン終わりには、ダウン専用の洗剤を使って優しく手洗いするか、信頼できるクリーニング店に出すことが推奨されます。また、撥水性が落ちてきたと感じたら、乾燥機の低温設定で短時間回すと、生地の繊維が立ち上がり撥水力が復活することがあります(※必ず洗濯表示を確認してください)。
ライフスタイルに合わせた最適な選択を
ノースフェイスのダウン選びで迷ったら、まずは自分が「どこで、何をしている時に一番寒いと感じるか」を想像してみてください。
- とにかく寒い場所でじっとしていることが多い、またはバイクや自転車に乗るならバルトロライトジャケット。
- 電車移動が中心で、室内での快適さも重視するならゼファーシェルカーディガン。
- 長時間の屋外活動や、冬のキャンプを楽しみたいならビレイヤーパーカ。
- 都会的で上品なスタイルを保ちつつ、足元まで防風したいならダウンシェルコート。
どのモデルを選んでも、ウインドストッパーという魔法の膜が、あなたを冷たい風から守ってくれるはずです。
ノースフェイスのウインドストッパーダウンおすすめ5選!防風性やサイズ感を徹底解説
冬のファッションにおいて、機能性とデザインをこれほど高い次元で両立させているブランドは他にありません。特にウインドストッパーを採用したモデルは、日本の冬の気候に非常にマッチしています。
湿った雪が降り、冷たい空っ風が吹く日本の冬。防水性よりも防風性と透湿性を優先したウインドストッパーは、まさに「賢い選択」と言えるでしょう。自分にぴったりのサイズ感を見極め、一着手に入れることができれば、これから先の冬がぐっと楽しみなものに変わるはずです。
ノースフェイスのダウンは、決して安い買い物ではありません。しかし、その機能性がもたらす「外に出る勇気」や、数年、十数年と着続けられる耐久性を考えれば、価格以上の価値が十分にあると言えます。
今年の冬は、冷たい風を味方につけて、アクティブに街へ、そしてフィールドへと繰り出してみませんか。しっかりと防風・保温された体なら、どんな寒い日でも、きっと心まで温かく過ごせるはずです。

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