「登山の後半、背中が汗でびっしょりになって不快感しかない……」
「肩や腰への負担が大きくて、景色を楽しむ余裕がなくなってしまう……」
そんな悩みを抱えているハイカーの皆さんに、今こそチェックしてほしいバックパックがあります。それがTHE NORTH FACE ウラノスです。
ノースフェイスといえば、街で見かけない日はないほどの超人気ブランドですが、この「ウラノス」シリーズは、本格的なトレッキングを楽しむために開発された、いわば「歩くための精密機械」のようなザック。特に夏の低山や活動量の多いハイクにおいて、その真価を発揮します。
今回は、ウラノスがなぜこれほどまでに登山愛好家から支持されているのか。その秘密である革新的な背面構造から、失敗しないサイズ選び、実際に使った人のリアルな評判まで、余すことなくお届けします。
驚異の通気性!ウラノス最大の特徴「トランポリンバックパネル」
ウラノスを語る上で絶対に外せないのが、背面の構造です。一般的なザックは背中に密着するように作られていますが、ウラノスは違います。
本体と背中の間に物理的な「隙間」を作る「トランポリンバックパネル」を採用しているんです。
- 背中を風が通り抜ける開放感メッシュパネルが背中にフィットし、その奥に空間があるため、歩くたびに空気が循環します。夏場の登山で「背中が熱を持ってしんどい」と感じていた方にとって、この通気性はまさに救世主と言えるでしょう。
- 汗冷えの防止背中の蒸れが抑えられるということは、ウェアがびしょ濡れになるのを防げるということです。稜線に出て風に吹かれたとき、汗冷えで体温を奪われるリスクを減らしてくれるのは、安全面でも大きなメリットになります。
この構造を聞くと「荷物が背中から離れてしまって、後ろに引っ張られるのでは?」と不安に思うかもしれません。しかし、ウラノスはアルミフレームの形状を緻密に設計することで、荷重をしっかりと腰へと伝えます。通気性を確保しながら、安定感も損なわない。この絶妙なバランスこそがウラノスの凄さなんです。
自分の体にジャストフィット!無段階の背面長調整機能
どんなに優れたザックでも、自分の体に合っていなければ宝の持ち腐れですよね。ウラノスが初心者からベテランまで幅広く推奨される理由の一つに、カスタマイズ性の高さがあります。
- ベルクロによる簡単調整背面のメッシュパネルの裏側に強力なベルクロがあり、これを剥がして上下にスライドさせるだけで、背面長をミリ単位で調整できます。
- 体格を選ばないフィット感ノースフェイス ウラノスは、標準的なMサイズやLサイズといった展開に加え、この微調整機能があるおかげで、背中が短い方や長い方でも「自分だけのフィットポイント」を見つけることができます。
ザックが体に正しくフィットすると、肩だけに重さがかかるのではなく、腰の骨(骨盤)でしっかりと荷物を支えられるようになります。これにより、長時間の歩行でも疲れにくさが劇的に変わるはずです。
登山をスムーズにする「気が利く」収納レイアウト
山道を歩いているとき、荷物を取り出すために何度もザックを下ろすのは意外と体力を消耗します。ウラノスは、歩きながらの利便性が非常によく考えられています。
- ショルダーハーネスのメッシュポケット肩ベルトの部分にストレッチメッシュのポケットが配置されています。ここが本当に便利なんです。スマホを入れておけば、絶景に出会った瞬間にサッと取り出して撮影できます。また、行動食や小さなソフトフラスクを入れておくのにも最適です。
- フロントの大型ドロップポケットザックの前面には大きなポケットがあります。急な雨でレインウェアをサッと出したいときや、脱いだソフトシェルを一時的に放り込んでおくのに重宝します。
- サイドアクセス(J型ジッパー)35リットル以上のモデルには、フロント側に大きなJ型のジッパーがついています。これを開ければ、わざわざ上から荷物をひっくり返さなくても、底の方に入れた着替えやクッカーに直接アクセスできるんです。
こうした細かな工夫の一つひとつが、山行中のストレスを軽減し、より自然に集中させてくれます。
25L・35L・45Lどれを選ぶ?容量別の活用シーン
ウラノスシリーズには、主に3つの容量ラインナップがあります。自分の登山スタイルに合わせた選び方を見ていきましょう。
- ウラノス 25(日帰り・スピードハイク・普段使い)最もコンパクトなモデル。雨蓋(トップリッド)がないシンプルなデザインで、荷物を軽くしてサクサク歩きたい時にぴったりです。スタイリッシュな見た目なので、実は旅行や普段使いのデイパックとして愛用している人も多いモデルです。
- ウラノス 35(日帰り〜小屋泊、富士登山)「最初の一歩」として最もおすすめなのがこのサイズ。日帰り登山には余裕があり、パッキングを工夫すれば一泊二日の小屋泊にも対応できます。富士登山を目指す方にとっても、必要な装備がしっかり収まるベストな選択肢です。
- ウラノス 45(小屋泊・軽量テント泊)荷物が増える秋から冬の小屋泊や、装備を軽量化した(UL志向の)テント泊に適しています。荷物が増えても、ウラノス自慢のフレーム構造がしっかりと重量を分散してくれるので、頼もしさを感じるサイズ感です。
ユーザーの評判は?実際に使ってみて分かったこと
実際にTHE NORTH FACE ウラノスを相棒に選んだハイカーたちの声を集めてみると、共通して聞こえてくるポイントがあります。
**「自立するのが地味に嬉しい」**という声が多く聞かれます。ウラノスは底面の構造が工夫されており、荷物を入れた状態で床に置くと、スッと自立しやすいんです。休憩場所でザックがパタンと倒れて背面が泥だらけになる……という「登山あるある」なストレスが激減します。
また、**「レインカバーが標準装備なのが助かる」**という意見も目立ちます。フロントポケットの底に専用のカバーが内蔵されているので、買い忘れの心配がなく、急な雨でもすぐに対応可能です。
一方で、注意点として挙げられるのが「パッキングのコツ」です。背面がカーブしている構造上、メインコンパートメントの中も少し湾曲しています。そのため、ノートパソコンのような平たく硬いものを入れるのにはあまり向いていません。山道具であれば、スタッフバッグを活用して隙間を埋めるように詰めれば、全く問題なく収納できます。
テルスや他のモデルと何が違う?
ノースフェイスの定番ザックといえば「テルス(Tellus)」を思い浮かべる方も多いでしょう。
テルス 35は、厚手のパッドでガシガシ使えるタフさが魅力。対してウラノスは、より「軽快さ」と「通気性」に特化した進化系といえます。
もしあなたが「汗っかきで背中の不快感をどうにかしたい」「より身体のラインに沿ったフィッティングを求めたい」と考えているなら、間違いなくウラノスの方が満足度は高いはずです。
ノースフェイスのウラノスを徹底解説!背負い心地やサイズ感、登山での評判は?
ここまで、THE NORTH FACE ウラノスの魅力を深掘りしてきました。
背中の蒸れを逃がすトランポリン構造、体型に合わせて調整できる背面長、そして細部まで行き届いた収納力。これらはすべて、私たちが山をより快適に、より安全に楽しむための機能です。
ザックを変えるだけで、いつもの登山口からの景色が、もっと軽やかに、もっと鮮やかに見えるかもしれません。次の週末は、自分にぴったりのウラノスを背負って、新しい景色に会いに行きませんか?
自分に最適な容量を見極めて、ぜひ最高の一歩を踏み出してくださいね。

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