「ノースフェイスのジャケットが欲しいけれど、XLサイズって実際どれくらい大きいの?」
そんな疑問を抱えている方は多いはずです。せっかく高価な買い物をしても、サイズ選びで失敗して「着られた感」が出てしまったり、逆にパツパツで動きにくかったりするのは避けたいですよね。
実は、ノースフェイスのサイズ選びには「日本企画」と「海外企画」という大きな落とし穴があります。また、モデルによっても設計思想が全く異なるため、単純に「いつもXLだから」という理由だけで選ぶと、イメージと違う結果になりかねません。
この記事では、ノースフェイスのXLサイズ感について、人気モデルごとの特徴や身長・体重別の選び方を徹底解説します。自分にぴったりの一着を見つけるための参考にしてくださいね。
ノースフェイスのXLサイズ感を知る前に!「日本企画」と「海外企画」の違い
ノースフェイス製品を見る際に、まず絶対に確認しなければならないのが、そのアイテムが「ゴールドウイン社」による日本企画(JPサイズ)か、あるいはアメリカやヨーロッパで流通している海外企画(US/EUサイズ)かという点です。
日本企画のXLサイズは、日本人の標準的な体型に合わせて設計されています。身長175cmから185cmくらいの方が、インナーにスウェットやセーターを着込んでも快適に過ごせる程度のボリューム感です。
一方で、海外企画のXLサイズは、日本サイズに換算すると「XXLから3L」に相当するほど巨大です。袖丈が非常に長く、着丈も腰をすっぽり覆うような作りになっています。並行輸入品や海外限定モデルを検討している場合は、普段のワンサイズ、場合によってはツーサイズ下を選ぶのが賢明です。
定番ダウン「ヌプシジャケット」のXLサイズ感
ノースフェイスの代名詞とも言えるヌプシジャケット。このモデルは、1990年代のストリートシーンを彷彿とさせるボックスシルエットが特徴です。
日本企画のヌプシジャケットのXLサイズは、身長180cm前後の方にとっての「ジャストサイズ」となります。身幅にしっかりとゆとりがあるため、中に厚手のパーカーを仕込んでも着膨れしすぎず、綺麗なシルエットを保てます。
もし身長が170cm台前半の方がXLを選ぶと、かなりルーズな印象になります。最近のトレンドであるオーバーサイズな着こなしを目指すならアリですが、袖口のベルクロをしっかり締めないと、手が完全に隠れてしまうほどのサイズ感であることは覚えておきましょう。
究極の防寒着「バルトロライトジャケット」のXLサイズ感
冬の人気No.1と言えばバルトロライトジャケットですよね。このモデルのサイズ感は、他のアウターとは少し事情が異なります。
バルトロは、中綿に特殊な光電子ダウンがパンパンに詰まっているため、見た目のボリュームに対して内側は意外とタイトです。体に密着させることで保温性を高める設計になっているからですね。
そのため、普段Lサイズを着用している方でも、リラックスして着たい場合や、中に少し厚手のものを着る予定がある場合は、あえてXLサイズを選ぶケースが非常に多いです。着丈が短めに設計されているので、XLに上げても「だらしなく見えない」のがこのモデルの面白いところ。身長175cm以上で、がっしりした体格の方ならXLが最もバランス良く見えるはずです。
万能シェル「マウンテンライトジャケット」のXLサイズ感
春や秋の肌寒い時期から、真冬のメインアウターまでこなすマウンテンライトジャケット。このジャケットは、ノースフェイスの中でもかなり「大きめ」に作られています。
もともとインナーにフリースやダウンを連結できる「ジップインジップシステム」を採用しているため、単体で着るにはかなりの余裕があります。
XLサイズの場合、身幅がかなり広くなるため、身長180cm未満の方が選ぶと、裾がバタついたり、お腹周りが余って見えたりすることがあります。街着としてスマートに着こなしたいなら、身長が高くてもLサイズで十分という声も多いです。逆に、本格的な冬山登山などでレイヤリングを重ねる前提であれば、XLサイズのゆとりが大きな武器になります。
体型別・身長別で考えるXLサイズの適正
具体的に、どのような体型の方がXLサイズを選ぶべきなのか、いくつかのパターンを見ていきましょう。
まずは身長180cm以上の方。このゾーンの方にとって、日本企画のXLは標準的な選択肢です。袖丈もちょうど良く、肩幅も窮屈さを感じることなく着用できるでしょう。
次に身長175cm前後で、スポーツをされていて肩幅が広い、あるいは体重が80kg以上あるというガッチリ体型の方。この場合もXLサイズがおすすめです。Lサイズだと、前を閉めた時に胸元がパツパツになってしまい、ノースフェイスらしい洗練されたシルエットが崩れてしまうからです。
一方で、身長170cm以下の方がXLを選ぶのは、かなりの注意が必要です。着丈はドローコードで絞れば調整できますが、袖丈だけはどうしても余ってしまいます。腕の部分に大きなシワが寄ってしまい、シルエットが崩れる原因になるため、慎重に試着することをお勧めします。
失敗しないためのディテールチェック
XLサイズを選ぶ際、数値上のサイズ表だけでなく、以下のポイントにも注目してみてください。
一つ目は「袖丈」です。ノースフェイスのアウターは、アウトドアでの使用を想定して袖が長めに設計されています。XLになるとその傾向はさらに強まります。手首のベルクロで調整可能ですが、あまりに余りすぎるとストレスに感じることもあります。
二つ目は「裾のドローコード」の有無です。XLで少し大きいかなと感じても、裾をギュッと絞ることで着丈を短く見せ、今っぽいバルーンシルエットに調整することができます。これがあるモデルなら、多少のサイズオーバーはファッションとしてカバー可能です。
三つ目は「首周り」の干渉です。XLサイズは襟の高さも高くなる傾向があります。ジップを上まで閉めた時に顎に当たって気にならないか、あるいはフードの立ち上がりが首を圧迫しないかを確認しておくと、購入後の後悔が減ります。
ノースフェイスのXLサイズ感をマスターして最高の一着を
ここまで、ノースフェイスのXLサイズ感について詳しく解説してきました。
結論として、日本企画のXLサイズは「身長180cm前後の標準体型」または「175cm前後のガッチリ体型」の方に最適なサイズです。一方で、モデルごとの特性(バルトロはタイト、マウンテンライトは大きめなど)を理解しておくことで、サイズ選びの精度はさらに上がります。
もしマウンテンジャケットのような高機能な1枚を狙っているなら、自分がどのようなシーンで、中に何を何枚着るのかを想像してみてください。そのイメージこそが、XLを選ぶべきか、あるいは一つ下のサイズにすべきかの最大の決め手になります。
ノースフェイスのアイテムは一生モノと言われるほど丈夫で、流行に左右されない魅力があります。自分にぴったりのXLサイズを見つけて、冬のお出かけやアウトドアを存分に楽しんでくださいね。

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