「キャンプ飯といえばメスティン」という風潮がありますが、実は今、密かに注目を集めているのがキャプテンスタッグ 角型 ラーメンクッカーです。その名の通り、インスタントラーメンを調理するために生まれた道具なのですが、これが炊飯においても「最強の相棒」になることをご存知でしょうか?
今回は、ステンレス製だからこそ味わえる最高の白米を炊くためのテクニックを、徹底的に深掘りしてお伝えします。
なぜ今、ラーメンクッカーでご飯を炊くのか?
キャンプの道具選びで一番悩ましいのが「汎用性」ですよね。ラーメンを茹でるためだけにクッカーを持ち歩くのは少し贅沢ですが、これ一台で「ラーメンも、パスタも、そして炊飯も」こなせるとなれば話は別です。
キャプテンスタッグ 角型 ラーメンクッカーは、1.3Lという絶妙な容量を持っています。一般的なメスティンよりも一回り大きく、深さがあるため、炊飯時の吹きこぼれを抑えやすいという意外なメリットがあるんです。さらに、ステンレス特有の頑丈さと蓄熱性の高さは、一度コツを掴んでしまえば、アルミ製にはない「ふっくらとしたコシのある炊き上がり」を実現してくれます。
ステンレス製クッカーの特性を理解しよう
炊飯の手順に入る前に、まずは道具の性格を知っておくことが大切です。
キャプテンスタッグ 角型 ラーメンクッカーに使われているステンレス鋼は、非常にタフでサビに強い素材です。しかし、アルミニウムと比較すると「熱伝導率が低い」という特徴があります。これは、火が当たっている部分だけが急激に熱くなり、端の方は熱くなりにくい、つまり「熱ムラ」が起きやすいことを意味します。
この特性を知らずに強火でガンガン炊いてしまうと、中心部だけが真っ黒に焦げ、外側は芯が残るという悲劇が起こります。でも安心してください。その熱ムラさえ攻略できれば、ステンレスは最高の調理器具に化けます。
失敗を防ぐための事前準備:浸水の魔法
「よし、火にかけるぞ!」とはやる気持ちを抑えてください。ステンレス炊飯で最も重要な工程は、火にかける前の「浸水」です。
お米の芯までしっかりと水分を浸透させておくことで、熱伝導の悪さをカバーし、ムラなく炊き上げることができます。
- 夏場なら最低30分。
- 冬場や水が冷たい時は1時間。お米が透き通った状態から、真っ白な不透明に変われば準備完了のサインです。このひと手間を惜しまないことが、美味しいご飯への最短ルートになります。
黄金の比率と水加減のポイント
キャプテンスタッグ 角型 ラーメンクッカーには便利な目盛りが付いていますが、これはあくまで液体用。炊飯専用ではないので、お米の量に合わせて正確に水を量りましょう。
- お米1合(約180ml)に対して、水は200〜220ml。
- お米2合(約360ml)に対して、水は400〜450ml。
野外では風の影響で蒸発量が変わるため、少し多めの水加減にするのが失敗しないコツです。もし計量カップを忘れた場合は、お米を平らにならして、人差し指の第一関節より少し下まで水が来るくらいを目安にしてください。
実践!焦げ付きを回避する火加減の極意
いよいよ火入れです。ここでは「音」と「匂い」に集中しましょう。
まずは中火で一気に沸騰させます。ステンレスは温まりにくいので、最初は少し強めの火でも構いません。蓋がカタカタと鳴り、蒸気が勢いよく吹き出してきたら、ここからが運命の分かれ道。
すぐに「極弱火」に落としてください。ガスバーナーであれば、つまみを回して今にも消えそうなほど小さな炎にします。もしイワタニ ジュニアコンパクトバーナーなどの一点集中型のバーナーを使っている場合は、バーナーパットを敷くのがおすすめです。網が熱を分散させ、ステンレス底の局所的な過熱を防いでくれます。
弱火で12分から15分。中の水分がなくなってくると、音が「パチパチ」「チリチリ」という乾いた音に変わります。同時に、香ばしいお米の匂いが漂ってきたら、勇気を持って火を止めましょう。
最後の仕上げ:蒸らしが味を決める
火を止めた直後、中がどうなっているか見たくなる気持ちはわかります。でも、絶対に蓋を開けてはいけません。
火を止めた後の「蒸らし」こそが、お米の表面の水分を内部に落ち着かせ、ふっくらとした食感を作る魔法の時間です。ステンレスは蓄熱性が高いため、余熱だけでも十分に調理が進みます。
キャンプでは外気温が低いため、クッカーをタオルで包んだり、サーモス 保冷バッグのようなクッション性のある袋に入れたりして、15分ほど放置してください。この「待つ時間」もまた、キャンプ飯の醍醐味です。
ステンレスクッカーを長く愛用するために
無事に炊飯が終わった後のお手入れについても触れておきます。
キャプテンスタッグ 角型 ラーメンクッカーの良いところは、もし少し焦げ付いてしまっても、金たわしでゴシゴシ洗えるタフさです。アルミ製のクッカーだと表面の皮膜を傷つけてしまいますが、ステンレスは気にせずメンテナンスが可能です。
使い込むほどに色が変わり、独特の風合いが出てくるのもこの道具の魅力。ラーメンを茹でて油分が馴染むことで、次回の炊飯がよりスムーズになるという相乗効果も期待できます。
角型だからこそ広がるキャンプ飯の可能性
このクッカーの形状が「角型」であるメリットは、パッキングのしやすさだけではありません。実は、炊き上がったご飯の横で、レトルトカレーを温めたり、角を利用して余ったお湯をコーヒー用に注いだりと、非常にマルチに動けるんです。
まさに、ソロキャンプにおける「食の司令塔」といっても過言ではありません。一見すると無骨な道具ですが、使い勝手を極めればこれほど頼もしい存在はないでしょう。
キャプテンスタッグ角型ラーメンクッカーで炊飯を楽しむコツまとめ
最後に、改めて大切なポイントを振り返っておきましょう。
キャプテンスタッグ 角型 ラーメンクッカーでの炊飯を成功させる鍵は、「十分な浸水」と「極弱火」です。この2点さえ守れば、ステンレス特有の焦げ付きを恐れる必要はありません。むしろ、その頑丈さを活かして、焚き火の上でダイナミックに調理する楽しみさえ見つかるはずです。
インスタントラーメンを割らずに入れられる喜びと、つやつやに炊き上がった白米を同時に味わえる贅沢。次回のキャンプでは、ぜひこのクッカーをメインに据えて、最高のキャンプ飯を楽しんでみてはいかがでしょうか。
キャプテンスタッグ 角型 ラーメンクッカーを使いこなすことで、あなたのキャンプスタイルはより自由で、より美味しいものへと進化していくはずです。道具を育てる喜びと共に、外で食べるご飯の感動をぜひ体感してください。
それでは、キャプテンスタッグ角型ラーメンクッカーで炊飯!失敗しないコツと手順を解説した内容を参考に、素敵なアウトドアライフをお過ごしください。

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