キャンプの醍醐味といえば、やっぱり焚き火で作る豪快なアウトドア料理ですよね。でも「ダッチオーブンは重そうだし、丸い形は持ち運びが不便そう……」と二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんな悩みを一気に解消してくれるのが、日本が誇るアウトドアブランド、キャプテンスタッグから登場している角型のアイテムです。今回は、ソロキャンプからファミリーキャンプまで幅広く愛されるキャプテンスタッグ角型ダッチオーブンの魅力を、実際に使う際のポイントや注意点とあわせて詳しく解説していきます。
なぜ今「角型」が選ばれるのか?丸型にはない驚きのメリット
キャンプ道具を選ぶとき、私たちが無意識に避けてしまうのが「デッドスペース」です。従来の丸型ダッチオーブンは、その形状ゆえに収納コンテナの中で四隅に隙間ができてしまい、パッキングに苦労することがありました。
しかし、キャプテンスタッグ角型ダッチオーブンは、その名の通り四角い形状をしています。これが収納時に驚くほど威力を発揮します。車のトランクやコンテナに隙間なく収まるため、他のギアと一緒にパッキングするストレスが劇的に減るんです。
さらに、角型であることは調理面でも大きなメリットを生みます。例えば、アスパラガスやトウモロコシ、さらには魚を一匹丸ごと調理したいとき。丸型だと対角線が短いためカットせざるを得ないシーンでも、角型ならそのまま並べて火を通すことができます。食材をありのままの姿で調理できるのは、見た目のインパクトも重視したいキャンプ料理において大きなアドバンテージになりますよね。
サイズ選びで迷う方へ!通常サイズとminiの使い分けガイド
キャプテンスタッグの角型シリーズには、大きく分けて2つのサイズが存在します。自分のスタイルにどちらが合っているか、じっくり考えてみましょう。
まず、ソロキャンパーや「おつまみ」をサッと作りたい方に絶大な支持を得ているのがキャプテンスタッグ角型ダッチオーブンminiです。こちらは満水容量が約750mlと、一般的なメスティンに近い感覚で使用できます。1合の炊飯にもぴったりですし、アヒージョや少量の煮込み料理を作るのにこれ以上ないサイズ感です。何より、同社の人気グリルである「カマド スマートグリル B6型」にシンデレラフィットするように設計されているのが心憎いポイントです。
一方で、2人以上のデュオキャンプやファミリーで本格的なメインディッシュを作りたいなら、通常サイズのキャプテンスタッグ角型ダッチオーブンがおすすめです。容量は約2.3Lあり、鶏肉の塊を煮込んだり、家族全員分のパンを焼いたりするのに十分な広さがあります。こちらは「カマド スマートグリル B5型」との相性が抜群です。
面白いのが、miniサイズを通常サイズの中に収納できる「スタッキング」が可能な点です。料理の種類によって使い分けたいこだわり派の方は、セットで揃えてしまうのもアリかもしれませんね。
面倒な準備はサヨナラ!シーズニング不要ですぐに使える
鋳鉄製の調理器具といえば、避けて通れないのが「シーズニング(慣らし作業)」です。新品の鍋を火にかけて、錆止めのワックスを焼き切り、油を何度も馴染ませる……。この儀式が好きだというベテランもいますが、初心者にとってはハードルが高いのも事実です。
その点、このキャプテンスタッグ角型ダッチオーブンは非常に親切な設計になっています。製品の表面には「油焼き(焼付塗装)」が施されているため、基本的には購入してすぐに使い始めることができます。
最初に行うのは、表面に付いたホコリなどを落とすために軽く食器用洗剤で洗うだけ。あとは火にかけて水分を飛ばし、薄く油を塗れば準備完了です。「届いたその日のキャンプで即戦力になる」というのは、忙しい現代のキャンパーにとって非常に嬉しい仕様だと言えるでしょう。
蓋が鉄板に化ける?1台2役のハイブリッド機能がすごい
この製品の隠れた主役は、実は「蓋」にあります。裏返してみると、そこには波型の溝が刻まれたグリルプレートが現れます。
つまり、本体でスープやカレーを煮込みながら、蓋を別の熱源に乗せて厚切りステーキを焼くといった同時進行が可能になるのです。波型の溝があるおかげで、お肉に綺麗な焼き目がつくのはもちろん、余分な脂を落としてヘルシーに焼き上げることができます。
わざわざ重いスキレットや鉄板を別で持っていく必要がなくなるため、荷物の軽量化にも一役買ってくれます。蓋のフチには少し高さがあるため、脂が焚き火に垂れて炎が上がる心配が少ないのも、使い勝手をよく考えられた設計だと感じます。
キャンプだけじゃない!家庭のIH調理器でも大活躍
ダッチオーブンは外で使うもの、という固定観念は捨ててしまいましょう。この角型シリーズは、ガスコンロだけでなく家庭用のIH調理器にも対応しています。
最近はオール電化の家庭も増えていますが、キャプテンスタッグ角型ダッチオーブンならキッチンでもプロ級の料理が楽しめます。密閉性が高いため、無水調理に近い状態で野菜の旨味を凝縮させたカレーを作ったり、オーブンに入れてローストビーフを仕上げたりと、日常の料理がワンランクアップします。
週末はキャンプで、平日は自宅のキッチンで。出しっぱなしにしておいても絵になる無骨なデザインは、インテリアにこだわる方にもおすすめです。家で使い込むことで油が馴染み、キャンプ本番でより焦げ付きにくい「育った鍋」へと進化していく過程も楽しめますよ。
失敗しないためのポイント!鋳鉄製ならではの注意点
非常に便利なアイテムですが、長く愛用するためには鋳鉄製ならではの特性を理解しておく必要があります。
まず、一番の敵は「錆」です。洗剤でゴシゴシ洗ってしまうと、せっかく馴染んだ油の膜が剥がれてしまいます。使い終わった後は、お湯とタワシで汚れを浮かし、火にかけて完全に水分を飛ばすのが鉄則です。濡れたまま放置するのは絶対にNG。また、料理を入れたまま一晩放置するのも、塩分で錆を招く原因になるので、早めに別のお皿に移し替えるようにしましょう。
もう一点は「衝撃」と「急冷」です。鋳鉄は頑丈そうに見えて、実はガラスに近い性質を持っています。アツアツの状態の鍋に冷たい水をいきなりかけると、温度差でヒビが入ったり割れたりすることがあります。調理後は自然に冷めるのを待つか、ぬるま湯を使って洗うように心がけてください。
角型だからこそ挑戦したい!絶品キャンプ飯レシピ3選
ここからは、角型の形状を最大限に活かしたおすすめレシピを紹介します。
- ぎゅうぎゅう詰めのちぎりパン四角い底面を活かして、パン生地を隙間なく並べて焼く「ちぎりパン」は、角型ダッチオーブンの定番です。蓋の上に炭を置けば、上下からの熱でふっくら、表面はカリッと仕上がります。四角い形に焼き上がるので、切り分けやすく、見た目もカフェ風でおしゃれになります。
- 魚の香草アクアパッツァ丸型だと尾びれが曲がってしまう魚料理も、キャプテンスタッグ角型ダッチオーブンならスマートに収まります。鯛やカサゴなどを丸ごと一匹入れ、アサリやミニトマト、白ワインを投入。蓋を閉めて数分待つだけで、旨味が凝縮された最高のご馳走が完成します。
- 蓋で作る「波型模様の本格ステーキ」蓋を裏返して熱し、牛肩ロースの塊をドンと乗せます。波型の溝が美しい焼き目をつけ、まるでお店のような仕上がりに。余ったスペースで付け合わせのアスパラガスやエリンギを焼けば、これだけで豪華なキャンプ飯の主役になります。
実際に使ってみてわかった、ユーザーのリアルな声
ネット上のレビューを見てみると、「もっと早く買えばよかった」というポジティブな意見が目立ちます。特に、キャプテンスタッグ角型ダッチオーブンminiについては、「ソロキャンプの質が劇的に上がった」「一人分の炊飯がとにかく美味しくできる」と、そのコンパクトさと実用性のバランスに驚く声が多いです。
一方で、やはり「重さ」についての言及もあります。通常サイズは約4.4kgと、それなりの重量感があります。駐車場からサイトまで距離がある場所では、キャリーワゴンなどを用意しておくのが賢明でしょう。
しかし、その重さこそが「蓄熱性」の証でもあります。一度温まれば冷めにくく、食材の芯までじっくり熱を通す力は、薄いアルミ鍋では決して真似できません。この重さを「美味しさのための代償」と捉えられるかどうかが、ダッチオーブンを愛せるかどうかの分かれ道かもしれませんね。
キャプテンスタッグ角型ダッチオーブンを徹底レビュー!サイズ選びや活用レシピを解説・まとめ
いかがでしたでしょうか。これまで主流だった丸型の常識を覆し、日本のキャンプ事情に最適化されたキャプテンスタッグ角型ダッチオーブン。
パッキングのしやすさ、蓋を鉄板として使える機能性、そしてIH対応という汎用性の高さ。どれをとっても、現代のキャンパーにとって「外さない選択」と言える完成度です。特に、シーズニング不要ですぐに使える手軽さは、これからダッチオーブンデビューを考えている方に自信を持っておすすめできるポイントです。
ソロで自分だけのこだわり料理を楽しむもよし、ファミリーで豪快な魚料理に挑戦するもよし。この四角い相棒と一緒に、次のキャンプではいつもより少し贅沢な「焚き火飯」を堪能してみてはいかがでしょうか。きっと、一度使えばその便利さと料理の美味しさに、手放せなくなるはずですよ。

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