キャンプの醍醐味といえば、焚き火で豪快に肉を焼くことですよね。でも、いざ「鉄板」を買おうとすると、必ずついて回るのが「シーズニング(慣らし作業)」という言葉。
「正直、面倒くさそう……」「買ったその日にすぐ使いたい」
そんな風に思っている方に朗報です。実は、鹿のロゴでおなじみの日本発アウトドアブランド「キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)」には、シーズニング不要ですぐに使える鉄板が数多くラインナップされています。
今回は、キャプテンスタッグの鉄板がなぜシーズニング不要と言われるのか、その理由や選び方、そして長く使うための本当の手入れ術まで、キャンプ初心者の方にもわかりやすく徹底解説します。
そもそも「シーズニング」って何のためにするの?
鉄板やスキレットなどの鋳鉄製品を買うと、説明書によく「シーズニングをしてください」と書いてあります。これは、工場出荷時の錆び止め(防錆ワックスやラッカー塗装)を焼き切り、代わりに植物性油脂の膜を作る作業のことです。
この作業を怠ると、せっかくの料理が鉄臭くなったり、食材がガチガチにこびりついたり、最悪の場合は一度使っただけで真っ赤に錆びてしまったりします。
しかし、最近のキャプテンスタッグ製品には、この手間を大幅にカットしたモデルが増えています。「シーズニング不要」と謳われる製品には、大きく分けて二つのパターンがあることを覚えておきましょう。
一つは、表面に食品衛生法に適合したシリコンコーティングや特殊な皮膜が施されているタイプ。もう一つは、そもそも錆びる心配が少ないステンレス素材を採用しているタイプです。これらを選べば、キャンプ場に到着して袋から出し、サッと水洗いするだけで、すぐに極上のステーキを焼き始めることができるんです。
シーズニング不要なキャプテンスタッグの鉄板3選
キャプテンスタッグの膨大なラインナップの中から、特に人気が高く、シーズニングの手間なく使える鉄板を厳選してご紹介します。
1. 鋳物 グリルプレート B6
ソロキャンプの定番アイテム「カマドスマートグリル B6型」にジャストフィットするように設計されたのが、キャプテンスタッグ 鋳物 グリルプレート B6です。
この製品は、表面にシリコン樹脂塗装が施されているため、面倒な空焼き作業が必要ありません。厚みのある鋳鉄製なので蓄熱性が非常に高く、安いスーパーの牛肉でも「外はカリッ、中はジューシー」な仕上がりになります。一人焼肉を楽しむには最高の相棒と言えるでしょう。
2. ステン グリルプレート B6
「鉄板の重さが気になる」「絶対に錆びさせたくない」という方におすすめなのが、キャプテンスタッグ ステン グリルプレート B6です。
こちらは鉄ではなくステンレス製。鉄板のような「油を馴染ませて育てる」という工程は不要で、家庭用のフライパンと同じ感覚で扱えます。汚れも落ちやすく、洗った後に油を塗る手間もいりません。非常に軽量なので、バックパックスタイルのキャンプでも重宝します。
3. コンパクトプレート S
さらにミニマムな装備を求めるなら、キャプテンスタッグ コンパクトプレート Sも選択肢に入ります。
こちらもシーズニング不要モデル。手のひらサイズで、ちょっとしたおつまみを焼くのに最適です。ソロキャンプはもちろん、家族でのBBQの際に「自分専用の鉄板」として隅っこで厚切りベーコンを焼く……なんて使い方も贅沢ですね。
「シーズニング不要」でもこれだけはやってほしい!最初の手順
「シーズニング不要」と書かれていても、箱から出してそのまま食材を乗せるのはNGです。最低限、以下のステップは踏むようにしてください。
- まずは食器用洗剤で洗う工場での製造工程で微細な鉄粉や油がついている可能性があります。まずは中性洗剤とスポンジで優しく洗い流しましょう。
- しっかり乾かす洗った後は、火にかけて水分を完全に飛ばします。鉄は水分が大敵。少しでも残っていると、そこから錆が発生する原因になります。
- 最初は「油多め」で調理するコーティングがあるとはいえ、使い始めは食材がくっつきやすいものです。最初の数回は、普段より少し多めの油を引いて調理することで、徐々に鉄板に油が馴染んでいきます。
これだけで準備完了。昔ながらの「野菜屑を炒める」といった面倒な工程をスキップできるのは、現代のキャンプギアならではのメリットですね。
実践!鉄板を焦げ付かせないための焼き方のコツ
せっかくの鉄板料理。お肉がこびりついてボロボロになっては悲しいですよね。キャプテンスタッグの鉄板を使いこなすには、ちょっとしたコツがあります。
一番のポイントは「予熱」です。
鉄板を火にかけ、水滴を落とした時に「玉のように転がる」くらいまでしっかり熱してください。十分な熱量がない状態で肉を乗せると、鉄板の表面とタンパク質が結合してしまい、くっつきの原因になります。
特にキャプテンスタッグ 鋳物 グリルプレート B5のような厚手のタイプは、一度温まれば温度が下がりにくいのが特徴です。強火でガンガン熱するよりも、中火でじっくり熱を溜め込み、食材を入れたら弱火〜中火でキープするのが、焦げ付きを防ぎつつ美味しく焼く秘訣です。
使用後のお手入れ:実はここが一番重要です
「シーズニング不要」という言葉は、あくまで「使い始め」の話。使った後のお手入れを怠ると、翌朝にはオレンジ色の錆が浮いている……なんてことも。愛着を持って長く使うために、以下のルーティンを守りましょう。
- お湯とタワシで洗う鉄板が冷めきらないうちに、お湯をかけてタワシやササラで汚れを落とします。この時、せっかく馴染んだ油膜を剥がさないよう、洗剤は使わないのが基本です。こびりつきがひどい場合は、キャプテンスタッグ スクレーパーなどを使ってこそぎ落としましょう。
- 火にかけて完全乾燥洗い終わったら、再び火にかけて水分を完全に飛ばします。縁の部分や裏側も忘れずに。
- 油を薄く塗る火を止めて少し冷めたら、キッチンペーパーで食用油を薄く全体に塗ります。これが次回の使用までの「保護膜」になります。
- 新聞紙に包んで保管完全に冷めたら新聞紙に包みます。新聞紙が湿気を吸い取ってくれるため、錆の発生を抑えられます。長期保管する場合は、乾燥剤と一緒にケースに入れておくと安心です。
もし錆びてしまったら? 安心してください。金たわしなどで錆を削り落とし、一からシーズニング(空焼きと油塗り)をすれば、鉄板は何度でも蘇ります。
あなたにぴったりのキャプテンスタッグ鉄板の選び方
キャプテンスタッグには多種多様なグリルプレートがありますが、どれを選べばいいか迷いますよね。スタイル別に最適な一台を提案します。
- コスパ重視のソロキャンパーなら迷わずキャプテンスタッグ 鋳物 グリルプレート B6です。2,000円以下で購入できることが多く、専用の収納ケースも別売りされているため、持ち運びも便利。カマドスマートグリルとの相性は語るまでもありません。
- ファミリーで本格的な肉を焼きたいなら大きめサイズのキャプテンスタッグ 鋳物 グリルプレート B5や、焚き火台に合わせて使える丸型タイプを選びましょう。家族全員分のハンバーグを一気に焼ける蓄熱性は、一度体験すると普通の網には戻れません。
- 面倒なことは一切したくないならキャプテンスタッグ ステン グリルプレート B6一択です。鉄板特有の「育てる」楽しみはありませんが、メンテナンスの楽さは圧倒的。洗剤でゴシゴシ洗えて、放置しても錆びない安心感は大きいです。
キャプテンスタッグの鉄板はシーズニング不要?初心者向け選び方と手入れのコツを解説・まとめ
いかがでしたでしょうか。
キャプテンスタッグの鉄板は、「シーズニング不要」という初心者に優しい設計でありながら、ベテランも納得する本格的な焼き上がりを実現してくれます。
「鉄板はハードルが高い」と思っていた方も、今回ご紹介したキャプテンスタッグ 鋳物 グリルプレートシリーズなら、手軽にキャンプ飯のクオリティを上げることができるはずです。
最後に大切なことをおさらいすると、
- 「シーズニング不要」モデルを選べば、買ってすぐにキャンプで使える。
- 使う前の水洗いと、使った後の乾燥・油塗りは必須。
- 自分のキャンプスタイル(ソロか、ファミリーか、手間をかけるか)に合わせて素材を選ぶ。
これさえ押さえれば、あなたも今日から「鉄板マスター」です。焚き火の火を眺めながら、自分だけの鉄板でお肉を焼く至福の時間を、ぜひ味わってみてください。
次回のキャンプのお供に、ぜひキャプテンスタッグ 鉄板をチェックしてみてくださいね。

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