キャンプ初心者からベテランまで、幅広い層に愛されている日本発のアウトドアブランドといえば、鹿番長の愛称で親しまれるキャプテンスタッグですよね。特にキャプテンスタッグ ワンポールテントは、その圧倒的なコストパフォーマンスと、設営のしやすさから「初めてのマイテント」に選ぶ人が急増しています。
「おしゃれな三角形のテントに憧れるけど、本当に一人で立てられるのかな?」「風に弱いって聞くけど大丈夫?」そんな不安を抱えている方も多いはず。
そこで今回は、キャプテンスタッグのワンポールテントを美しく、そして安全に立てるための手順と、現場で役立つプロ直伝のコツを余すところなくお届けします。この記事を読めば、キャンプ場に到着してすぐに、余裕を持ってコーヒーを淹れる時間が作れるようになりますよ。
ワンポールテントが選ばれる理由とキャプテンスタッグの魅力
そもそも、なぜ今これほどまでにワンポールテントが注目されているのでしょうか。その最大の理由は、パーツの少なさと構造のシンプルさにあります。
ドーム型テントのように、何本ものポールをスリーブに通して、しならせながら固定するという力作業が必要ありません。真ん中に一本の支柱を立てるだけという潔い設計は、設営時間を大幅に短縮してくれます。
なかでもキャプテンスタッグの製品は、日本のキャンプシーンを熟知した設計が魅力です。アルミポールを採用した軽量なUA-16 アルミワンポールテント300UVや、大人数で楽しめる大型のCSクラシックス オクタゴンなど、スタイルに合わせた選択肢が豊富。
また、他社ブランドと比較しても収納サイズがコンパクトなものが多く、積載スペースが限られる軽自動車やバイクでのキャンプでも重宝されています。シンプルだからこそ、自分好みの装飾やレイアウトが楽しめるのも、ワンポールテントならではの醍醐味ですね。
設営前の準備!場所選びが成功の8割を決める
テントを広げる前に、まずやるべきことがあります。それは「どこに立てるか」の見極めです。ワンポールテントは構造上、ペグ(杭)が抜けてしまうと自立できません。
- 地面の硬さをチェック:柔らかすぎる砂地や、逆に岩盤のような硬すぎる地面は避けましょう。
- 平らな場所を探す:寝る時に傾斜があると、夜中に体が滑ってしまい安眠できません。
- 風向きを知る:入り口が風上を向いていると、突風が吹いた時にテントがパラシュートのように膨らんで倒壊する恐れがあります。入り口は風下、あるいは風と並行になるように配置するのが基本です。
- 障害物の除去:石や鋭利な枝は、インナーテントの底面を傷つける原因になります。あらかじめ綺麗に掃除しておきましょう。
キャンプ場に到着してすぐ「ここだ!」と直感で決めるのではなく、数分歩き回ってベストなポジションを探すのが、設営をスムーズに進める最大のコツです。
実践!キャプテンスタッグのワンポールテントを立てる基本手順
それでは、具体的な設営ステップを見ていきましょう。ここでは最も標準的な、インナーテントがあるタイプの立て方を解説します。
1. グランドシートを敷く
まず地面にグランドシートを広げます。これはテントの底を汚れや湿気から守るための重要なアイテム。注意点は、テントのフロアサイズよりも一回り小さいものを使うこと。シートがはみ出していると、雨が降った時にシートの上を水が伝って、テントの下に浸水してしまいます。
2. インナーテントを広げてペグダウンする
インナーテントをグランドシートの上に重ねて広げます。この時、ロゴがついている場所が入り口になるので向きを確認してください。
ここが最も重要なポイントです。ワンポールテントの美しさは、この「最初のペグダウン」にかかっています。
- 対角線上に打っていく:一箇所を固定したら、次は真反対の角を軽く引っ張りながら打ちます。
- 均等なテンション:全ての角が同じ力で張るように意識してください。
- 仮打ちのすすめ:最初から最後まで打ち込まず、位置が決まってから本打ちすると修正が楽です。
3. メインポールを組み立てて立ち上げる
組み立てたポールを持ち、インナーテントの入り口から中へ入ります。ポールの先端をテント頂点の補強されている部分(パッチ)にしっかり当てます。
ゆっくりと垂直にポールを立ち上げると、一気にテントが形になります。ポールの下部がフロアの中央に位置するように調整してください。一部の軽量モデルでは、フロアにポールの受け皿がない場合があるので、滑らないよう慎重に設置しましょう。
4. フライシートを被せる
形になったインナーテントの上に、外側の布であるフライシートを被せます。背の高いテントの場合は、ポールを立てる前にフライシートを上に乗せておくと、後で苦労せずに済みます。
フライシートの各角にあるフックやゴムを、インナーテントを固定しているペグに引っ掛けます。
5. 張り綱(ガイドロープ)で強度を出す
最後に、フライシートから伸びているガイドロープを外側に伸ばしてペグで固定します。これはただの「念のため」ではありません。テント全体の張りを均一にし、風を受け流すための重要な工程です。
ロープを張る際は、テントの縫い目(シーム)の延長線上に引くと、シワが寄らずにピンと美しいシルエットになります。
プロが教える「きれいに張る」ための裏技とコツ
基本の手順を覚えたら、次は一歩先を行くテクニックを身につけましょう。これを知っているだけで、キャンプ場での安心感が違います。
鍛造ペグを併用する
キャプテンスタッグのテントに付属しているペグは、あくまで標準的な地面を想定したものです。地面が硬い場所では、曲がってしまうこともあります。
そこで、鍛造ペグを数本用意しておきましょう。特にメインの角や風を受ける場所に使用すると、安定感が劇的に向上します。
ファスナーの開閉を確認しながら張る
ペグを強く打ち込みすぎると、布地が引っ張られすぎてファスナーが閉まらなくなることがあります。設営の途中で一度、入り口のファスナーがスムーズに動くか確認する癖をつけましょう。
雨の日は「小川張り」を検討する
ワンポールテントの弱点は、入り口が斜めになっているため、開けた瞬間に雨が中に降り注いでしまうことです。これを防ぐには、タープをテントの入り口に被せるように設営するのがおすすめ。キャプテンスタッグのトレッカーシリーズなどは、別売りのタープと連結しやすい設計になっているものも多いので、ぜひチェックしてみてください。
撤収もスマートに!正しい畳み方とメンテナンス
楽しいキャンプが終わったら、次は撤収です。「袋に上手く入らない!」と格闘した経験はありませんか?ワンポールテントは、コツさえ掴めば畳むのも非常に簡単です。
1. 汚れと湿気をしっかり取る
まずは内部を掃除し、フライシートの水分を拭き取ります。結露がひどい場合は、日光に当ててしっかり乾燥させましょう。湿ったまま収納すると、カビやコーティングの剥がれ(加水分解)の原因になります。
2. 空気を抜くためのファスナー調整
完全にファスナーを閉めてしまうと、畳む時に空気が逃げ場を失って風船のように膨らんでしまいます。下の方を少しだけ開けておくのが、コンパクトに畳むための隠れたコツです。
3. 形を整えて「長方形」を作る
ペグを抜き、テントを平らに広げます。
- 頂点を持って、裾のラインに合わせて折ります。これで大きな三角形になります。
- 左右の余った部分を内側に折り込み、細長い長方形を作ります。
- 収納袋の幅に合わせて、さらに横に折ります。
4. ポールを芯にして巻く
長方形になったテントの端に、畳んだポールを置きます。このポールを芯にして、空気を押し出しながらギュッギュッと巻いていくと、驚くほどコンパクトにまとまります。最後に収納バッグに入れれば完了です。
キャプテンスタッグのワンポールテントを長く愛用するために
安価で高性能なキャプテンスタッグのテントですが、少しのケアで寿命は大きく変わります。
もしキャンプ場で完全に乾燥させられなかった場合は、帰宅後に必ずベランダや室内で陰干しをしてください。また、定期的に防水スプレーを塗布することで、撥水性能を維持し、汚れも付きにくくなります。
ポールの繋ぎ目に砂が噛んでしまった時は、無理に差し込まず、布で拭き取ってから収納するようにしましょう。こうした小さな気配りが、次のキャンプを快適にするための第一歩です。
キャプテンスタッグのワンポールテントの立て方は?コツや撤収・畳み方も徹底解説!
ここまで、キャプテンスタッグのワンポールテントをマスターするための全工程をお伝えしてきました。
最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、一度覚えてしまえばこれほど楽なテントはありません。設営が早く終われば、それだけ焚き火を見つめる時間や、家族や友人と語らう時間を増やすことができます。
キャプテンスタッグのテントは、あなたの外遊びをより自由に、より身近にしてくれる最高の相棒です。この記事で紹介した設営のコツやメンテナンス方法を参考に、ぜひ次回のキャンプで美しいワンポールテントのシルエットをフィールドに描いてみてください。
自然の中で過ごす特別な時間が、より素晴らしいものになることを願っています!

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