冬の風物詩、ワカサギ釣り。キンと冷えた空気の中で楽しむ釣りは最高ですが、最後に待ち受ける「撤収作業」に頭を悩ませていませんか?特にキャプテンスタッグ ワカサギテントを使っている方からよく聞くのが、「たたみ方が分からなくて、最後はいつも力ずくで袋に詰め込んでいる」というお悩みです。
せっかくの楽しい釣りの締めくくりで、テントのフレームをバキッと折ってしまったり、凍える指先で途方に暮れたりするのは悲しいですよね。実は、キャプテンスタッグのテントには「ちょっとしたコツ」があるんです。それさえ掴めば、驚くほどスムーズに、しかも綺麗に収納できるようになります。
今回は、初心者の方でも迷わずに済むよう、キャプテンスタッグのワカサギテントを素早く、かつ安全にたたむための全手順を詳しく解説していきます。
なぜキャプテンスタッグのワカサギテントはたたみ方で苦戦するのか
キャプテンスタッグのワカサギテント、特に「ワンタッチドーム210」などのモデルは、非常に軽量で持ち運びがしやすいのがメリットです。しかし、その「軽さ」と「コンパクトさ」を実現するために、フレームの関節部分が多めに設計されています。
多くの人が苦戦する最大の理由は、「どの方向に折ればいいのか」が直感的に分かりにくい点にあります。普通のキャンプ用テントとは異なり、ワカサギ用は設営のスピードを優先した特殊な構造をしています。そのため、無理に反対方向に力を入れてしまうと、節(ジョイント)の部分に大きな負荷がかかってしまうのです。
また、氷上という過酷な環境も難易度を上げる要因です。寒さで指先の感覚が鈍くなっていたり、強風に煽られたりすると、ついつい焦って力任せに扱ってしまいがち。でも安心してください。構造を正しく理解すれば、力はほとんど必要ありません。
撤収前に必ずやっておくべき「空気の通り道」の確保
さあ、たたみ始めよう!と意気込む前に、絶対に忘れてはいけない準備があります。それは、テントの出入口のファスナーを少しだけ開けておくことです。
「寒いから閉めてから作業したい」と思うかもしれませんが、これは逆効果。完全に密閉された状態でテントをたたもうとすると、中の空気が逃げ場を失い、幕体がパンパンに膨らんでしまいます。この状態で無理に押しつぶそうとすると、フレームに余計な圧力がかかり、破損の原因になるだけでなく、最終的に収納バッグに入らなくなってしまいます。
拳一つ分くらいで構いませんので、空気がスッと抜ける隙間を作っておきましょう。これだけで、後の作業の楽さが劇的に変わります。
ステップ1:上部ジョイントのロックを解除する
まずはテントの中心、天井部分にあるジョイント(ハブ)のロックを解除します。キャプテンスタッグのワンタッチタイプは、傘を開くような仕組みになっています。
- テントの中に入り、天井の中央にあるハブパーツを確認します。
- 下側のパーツをグッと押し下げる、あるいは引き下げることで、ピンと張っていたフレームのテンションを抜きます。
- このとき、一気にテントが崩れてくることがあるので、空いている方の手でフレームの一本を支えておくと安全です。
この段階では、まだテントは大きな「タコ」のような状態。フレームが繋がったままダランと垂れ下がっていれば正解です。
ステップ2:フレームを「外側」に折るのが最大のコツ
ここが一番の重要ポイントです。キャプテンスタッグのテントフレームには、複数の関節があります。多くの人がここで「内側に曲げよう」として失敗します。
正解は、「ジョイント部分を少し外側に引き出しながら、関節を折る」ことです。
- フレームの関節部分(節)を持って、軽く外側にスライドさせるように動かします。
- ロックが外れたことを確認したら、そのままパタンと折り畳みます。
- これをすべてのフレームで行います。
このとき、もし「硬いな」と感じたら、無理に曲げないでください。氷が詰まっていたり、砂が噛んでいたりする可能性があります。軽く振ったり、手で温めたりして、スムーズに動く状態にしてから作業を進めましょう。フレームがすべて折れると、テントは細長い束の状態になります。
ステップ3:幕体を整えて空気をしっかり抜く
フレームを束ねたら、次は周りの布(幕体)を整理していきます。ここを適当に済ませてしまうと、収納バッグがパンパンになってファスナーが閉まらなくなります。
- 束ねたフレームを中心に置き、その周りに広がっている布を内側に巻き込むように寄せていきます。
- スカート部分(地面に接していた部分)に付いた雪や水滴は、この段階でしっかり払い落としておきましょう。水分が残っていると、後で重くなりますし、凍結の原因にもなります。
- 全体を棒状にまとめたら、端から中心に向かって、膝で体重をかけながらゆっくりと空気を抜いていきます。
イメージとしては、寝袋を畳むときと同じです。急いで巻くよりも、じわじわと空気を押し出していく方が、結果的にコンパクトにまとまります。
収納バッグにスムーズに入れるための仕上げ
最後は、付属のコンプレッションバンド(結束ベルト)の出番です。
空気を抜いた状態で、バラバラにならないようベルトでしっかりと固定します。このとき、あまりに太いままだとバッグに入りません。ベルトを締める際も、再度膝で押さえつけながら「これ以上細くならない」というところまで絞り込みましょう。
バッグに入れるときは、ジョイント(ハブ)側からではなく、足元側から入れると収まりが良いことが多いです。もし入りにくい場合は、もう一度広げて巻き直すのが急がば回れ。無理にファスナーを閉めようとすると、キャプテンスタッグ 収納バッグ自体のファスナーが破損してしまうこともあるので注意してください。
強風の日でも慌てない!プロがやる撤収テクニック
ワカサギ釣りの現場は、常に穏やかとは限りません。強風の中でテントをたたむのは至難の業です。そんな時の裏技をお伝えします。
それは、「風下側のペグ(アンカー)を最後に抜く」という方法です。
- まずは風上側のペグを抜き、テントを安定させたままフレームを折り畳みます。
- テントが潰れた状態になっても、風下の一点だけが地面に固定されていれば、テントが凧のように飛んでいくのを防げます。
- すべてを棒状にまとめ、風の影響を受けにくくなってから、最後のペグを抜きます。
また、キャプテンスタッグ アイススクリューペグのような、氷にしっかり食い込むペグを使用している場合は、抜くのにも時間がかかります。あらかじめ周りの氷を軽く叩いて緩めておくと、撤収がスムーズになりますよ。
長持ちさせるための帰宅後のメンテナンス
現地で綺麗にたためたら完璧……と言いたいところですが、実は帰宅後のケアが寿命を分けます。
ワカサギテントは、氷上での結露や雪で想像以上に濡れています。そのまま放置すると、次回の釣行時に「カビだらけ」「フレームが錆びている」「幕体が張り付いて剥がれない」といった悲劇に見舞われます。
帰宅したら、ガレージや浴室などで一度テントを広げ、陰干しをして完全に乾燥させてください。特にフレームのジョイント部分は水分が残りやすいので、タオルで拭いてあげると完璧です。しっかり乾かしてから再度正しいたたみ方で収納すれば、次のシーズンも新品のような使い心地で楽しめます。
キャプテンスタッグのワカサギテントのたたみ方!コツを掴んで素早く収納する全手順のまとめ
いかがでしたでしょうか。最初は難しく感じる「キャプテンスタッグのワカサギテントのたたみ方」も、仕組みを理解して手順を守れば、決して難しいものではありません。
- ファスナーを少し開けて空気の逃げ道を作る
- フレームは「外側に引き出しながら」折る
- 膝を使ってじっくり空気を抜きながら巻く
- 風の日はアンカーを最後まで一点残しておく
この4つのポイントを意識するだけで、撤収作業のストレスは大幅に軽減されます。素早い撤収ができれば、その分、釣りの時間を長く楽しむこともできますし、冷えた体を早く車で温めることもできますよね。
キャプテンスタッグの製品は、正しく扱えば長く応えてくれるタフな道具です。ぜひ、次回の釣行ではこの手順を思い出して、スマートな撤収を実践してみてください。氷上での時間が、より一層快適で素晴らしいものになることを願っています!
次回のワカサギ釣りに向けて、今のうちに自宅の庭や広い室内で、一度練習してみるのもおすすめですよ。コツを掴んだあなたは、もう現場で慌てることはありません。

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