キャンプの夜を優しく照らしてくれるランタン。日本を代表するアウトドアブランドであるキャプテンスタッグのランタンは、その扱いやすさとコスパの良さから、初心者からベテランまで多くのキャンパーに愛されています。
しかし、いざキャンプが終わって寝ようとしたときや、撤収の準備を始めるときに「あれ、これってどうやって消すのが正解なんだっけ?」と迷ってしまうことはありませんか?特にオイルランタンやガスランタンは、火を扱う道具だけに、間違った消し方をすると芯を傷めたり、思わぬ事故に繋がったりする可能性もあります。
今回は、キャプテンスタッグのランタンの消し方について、オイル・ガス・LEDという種類ごとに徹底解説します。安全に使い続けるためのメンテナンスや片付けのコツも紹介するので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
キャプテンスタッグのオイルランタンの消し方とコツ
まずは、キャンプの雰囲気を最高に盛り上げてくれる「CS オイルランタン」などの非加圧式オイルランタンの消し方から見ていきましょう。ゆらゆらと揺れる炎が魅力ですが、消火には少しだけコツが必要です。
芯調整つまみをゆっくり回すのが基本
オイルランタンの消し方は、驚くほどシンプルです。本体の横についている「芯調整つまみ」を反時計回りにゆっくりと回していくだけ。そうすると、外に出ていた芯が内側に引っ込み、酸素と燃料の供給が遮断されて自然に火が消えます。
ここで大切なのは、焦らずゆっくり回すことです。炎が小さくなっていくのを確認しながら、完全に消えるまでつまみを操作しましょう。
芯を落とさないための最大の注意点
オイルランタンユーザーが最もやってしまいがちな失敗が「芯の脱落」です。火を消そうとしてつまみを回しすぎてしまい、芯を保持しているギアから芯が外れて、そのまま燃料タンクの中にポチャリと落ちてしまう現象です。
一度タンクの中に芯が落ちてしまうと、ピンセットなどで救出するのは至難の業。キャンプ場での楽しい時間が、芯の救出作業で台無しになってしまうのは悲しいですよね。
「火が消えた」と思ったら、それ以上はつまみを回さないようにしましょう。つまみを回す感触がふっと軽くなる手前で止めるのが、芯を落とさないための秘訣です。
どうしても消えない時は「吹き消す」のもアリ
風が強かったり、芯が長めに出ていたりすると、つまみを限界まで下げても小さな火が残り続けることがあります。そんな時は、無理につまみを回さず、物理的に風を送って消火しましょう。
キャプテンスタッグのオイルランタンには、ホヤ(ガラス部分)を上下させるレバーがついています。このレバーを押し下げてホヤを少し浮かせ、露出した芯の先端に「フッ」と息を吹きかければ簡単に消灯できます。
ただし、勢いよく吹きすぎると、未燃焼のガスが煤(スス)となってホヤを汚してしまう原因になります。芯を最小限まで下げた状態で、優しく吹き消すのがスマートなキャンパーの作法です。
ガスランタンを安全に消火して片付ける手順
続いては、大光量でサイト全体を明るくしてくれる「CS 圧電点火装置付ガスランタン」などのガス式モデルの消し方です。ガスは扱いを間違えると危険なイメージがありますが、手順さえ守れば非常に安全です。
器具せんを「OFF」まで確実に回す
ガスランタンを消すときは、ガス流量を調節する「器具せん(つまみ)」を「OFF」または「ー(マイナス)」の方向に止まるまで回します。これだけでガス流路が遮断され、火が消えます。
このとき、つまみを締めてから実際に火が消えるまでに数秒のタイムラグが生じることがあります。これは、器具せんからマントルまでの配管内に残っているガスが燃え尽きるまでの時間です。「壊れたかな?」と焦ってつまみを無理に締め込まないよう注意してください。
完全に冷めるまで待つのが鉄則
火が消えた直後のガスランタンは、驚くほど高温になっています。特に上部のベンチレーターやホヤ、マントル付近は、触れると即座に火傷をするレベルの熱さです。
消火したからといってすぐに収納ケースに入れようとするのは厳禁です。周囲に燃えやすいものがない場所に置き、手で触れても大丈夫な温度になるまで最低でも15分から20分は放置しましょう。
ガス缶は必ず取り外して保管する
本体が十分に冷めたら、装着しているキャプテンスタッグのパワーガスカートリッジ(ガス缶)を必ず取り外しましょう。
「明日も使うから」と付けっぱなしにするのは、キャンプにおけるNG行為の一つです。気温の変化でパッキンが収縮し、微細なガス漏れが発生するリスクがあります。また、収納時に何かにぶつかってつまみが開いてしまう可能性もゼロではありません。
使い終わったら「消す、冷ます、外す」の3ステップを徹底しましょう。
LEDランタンの消し方と電池の取り扱い
最近の主流であるLEDランタン。キャプテンスタッグからも、アンティーク調のおしゃれなものから、高輝度な実用モデルまで幅広くラインナップされています。
スイッチの操作パターンを把握する
LEDランタンの消し方はモデルによって様々ですが、基本的には電源ボタンを「カチカチ」と数回押してオフにするか、ボタンを「長押し」することで消灯します。
また、ダイヤル式のスイッチを採用しているモデルの場合は、オイルランタンと同じように反時計回りに回し、最後に「カチッ」と音がするまで回し切ることで完全にオフになります。
最近の多機能モデルには「揺らぎモード」などがあるため、一度押しただけではモード切り替えになるだけのこともあります。自分の持っているモデルがどの操作で消灯するのか、事前に家で確認しておくとスムーズです。
長期保管時は電池を抜いておく
「消したから安心」と思いがちなLEDランタンですが、保管時には一つ大きな注意点があります。それは「電池の液漏れ」です。
特に単三電池や単一電池を使用するタイプの場合、電池を入れたまま数ヶ月放置すると、液漏れが発生して内部の基板を腐食させてしまうことがあります。せっかくのお気に入りのランタンが、次に使おうと思った時に壊れていた……なんてことにならないよう、キャンプシーズンが終わる際や、しばらく使う予定がない時は電池を抜いておきましょう。
ランタンを消した後のメンテナンスで寿命を延ばす
ランタンの火を消した後、あるいはキャンプから帰宅した後のひと手間で、道具の寿命はぐんと伸びます。キャプテンスタッグの製品を長く愛用するためのメンテナンス術をお伝えします。
ホヤの煤(スス)汚れを落とす
オイルランタンを消した後にホヤを見てみると、黒い煤がついていることがあります。これは芯の出しすぎや風の影響で不完全燃焼が起きた証拠です。
煤がついたままだと、次回のキャンプで明るさが半減してしまいます。ホヤが完全に冷めてから、柔らかい布やウェットティッシュで優しく拭き取りましょう。しつこい汚れには、少しだけ中性洗剤をつけると綺麗に落ちます。
オイルランタンの燃料処理
ここが最も重要なポイントですが、キャプテンスタッグのオイルランタンは構造上、完全密閉ではありません。燃料タンクにパラフィンオイルや灯油を入れたまま車で運搬すると、振動や傾きでほぼ確実に漏れます。
キャンプ場を出発する前に、燃料を使い切るか、専用のポンプを使ってボトルに戻すようにしましょう。もし燃料が残ってしまった場合は、ビニール袋を二重にして包むなどの対策が必要です。
芯の「空焼き」とカット
オイルランタンの芯の先が真っ黒に焦げて固くなっていると、燃料の吸い上げが悪くなり、炎の形が歪んでしまいます。
定期的に、焦げた部分をハサミでカットしてあげましょう。芯の形を山なりにカットすると、炎がふっくらと美しい形になります。逆に平らにカットすると、横に広がった炎になります。自分好みの炎の形を作るのも、オイルランタンの醍醐味です。
マントルの状態チェック
ガスランタンの場合、消火後にマントル(白い網状のパーツ)が破れていないか確認しましょう。マントルは一度焼くと非常に脆くなっており、少しの衝撃で穴が開いてしまいます。
小さな穴でも、そこから高温の火炎が吹き出してホヤを破損させる原因になります。「穴が開いているな」と思ったら、次のキャンプの点火前に新しいキャプテンスタッグのスペアマントルに交換しましょう。予備のマントルを常に数枚持っておくと安心です。
ランタンの正しい消し方をマスターして安全な夜を
キャンプの夜を演出してくれるランタンは、私たちの心を癒してくれる素晴らしい道具です。しかし、最後の手順である「消し方」をおろそかにすると、思わぬトラブルを招くこともあります。
キャプテンスタッグの製品はどれも頑丈で信頼性が高いものばかりですが、それは正しい扱いがあってこそ。オイルランタンなら芯の扱いに注意し、ガスランタンなら熱とガス缶の取り外しに気を配り、LEDランタンなら電池の管理をしっかり行う。
このシンプルなルールを守るだけで、あなたのキャンプライフはもっと安全で、もっと快適なものになるはずです。
準備から片付けまでがキャンプの楽しみ
ランタンに火を灯す瞬間がワクワクするように、静かに火を消す瞬間もまた、キャンプの終わりの静寂を楽しむ大切なひとときです。丁寧に火を消し、道具を労わりながらメンテナンスをする。そんな時間も含めて、アウトドアの魅力を存分に味わってください。
もし、今使っているランタンの調子が悪いなと感じたら、無理に使い続けず、一度しっかりとメンテナンスをしてみてください。芯を新しくしたり、ホヤを磨き上げたりするだけで、驚くほど使い心地が復活することもあります。
キャプテンスタッグのランタンの消し方は?種類別の手順と安全な片付け術を解説!のまとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、多くのキャンパーが手にするキャプテンスタッグのランタンに焦点を当てて、その消し方とアフターケアについて詳しくご紹介しました。
最後にもう一度、大切なポイントをおさらいしておきましょう。
- オイルランタンは、つまみをゆっくり回して消す。芯をタンク内に落とさないよう、回しすぎに注意。
- ガスランタンは、つまみを締めた後のタイムラグを待ち、完全に冷めてからガス缶を外す。
- LEDランタンは、操作方法を確認し、長期保管の前には必ず電池を抜く。
- 共通の心得として、消火後の高温状態には触れず、汚れや燃料の漏れ対策をしっかり行う。
これらを意識するだけで、道具への愛着がさらに深まり、次のキャンプがもっと待ち遠しくなるはずです。
ランタンの炎を正しくコントロールすることは、自然と共生するキャンプの第一歩。安全な消し方をマスターして、キャプテンスタッグのランタンと共に、最高の夜を過ごしてくださいね。
また、もし新しいランタンの導入を考えているなら、キャプテンスタッグのラインナップを改めてチェックしてみるのもおすすめです。サブランタンとして小ぶりのオイルランタンを追加したり、テーブルを彩るLEDランタンを探したりするのも、キャンプギア選びの楽しい悩みになりますよ。
それでは、次回のキャンプも安全で楽しいものになりますように!

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