キャンプの夜を優しく照らしてくれるガスランタン。その心臓部ともいえるのが「マントル」です。でも、初心者の方にとっては「どうやって選べばいいの?」「空焼きって難しそう…」と、少しハードルが高く感じてしまうパーツでもありますよね。
特に日本発のコスパ最強ブランドキャプテンスタッグのランタンを愛用しているなら、マントルの正しい知識は必須です。
この記事では、キャプテンスタッグのマントルの種類から、失敗しない空焼きのコツ、気になる他社製との互換性まで、これさえ読めば迷わないという情報を凝縮してお届けします。
キャプテンスタッグのマントル選びで迷わないための基本知識
まず最初に知っておきたいのが、マントルには「サイズ」があるということです。キャプテンスタッグのガスランタンには複数のモデルがあり、それぞれに対応したマントルを選ばなければなりません。
間違ったサイズを選んでしまうと、うまく装着できなかったり、明るさが足りなかったり、最悪の場合はランタンの故障につながることもあります。自分の持っているランタンの型番をしっかり確認しましょう。
Sサイズ(M-7910)の特徴と適合
手のひらサイズのコンパクトなランタンに使用するのがこのSサイズです。キャプテンスタッグ 小型ガスランタン M-7901などが代表的な適合モデルですね。ソロキャンプや、テーブルのサブランタンとして活躍するモデルに多く使われています。
Mサイズ(M-7911)の特徴と適合
最も汎用性が高く、多くのキャンパーが愛用しているのがこのMサイズです。キャプテンスタッグ 中型ガスランタン M-7900や、キャプテンスタッグ フィールドガスランタン UF-8といった、メインからサブまでこなす中型モデルに適合します。一番流通量が多いので、予備としてストックしておくのに最適なサイズです。
Lサイズ(M-7912)の特徴と適合
キャンプサイト全体を照らすような、大光量の大型ランタンに使用します。キャプテンスタッグ 大型ガスランタン M-7902などが対象です。大きなマントルは焼いた後の面積も広いため、より繊細な扱いが求められます。
失敗ゼロへ!マントルの空焼きを成功させるプロのコツ
マントルは、買ってきたままの状態では光りません。「空焼き(からやき)」という作業を行って、繊維を灰状に変化させる必要があります。この作業が、初心者キャンパーにとっては最初の難関ですよね。
でも大丈夫です。いくつかのポイントさえ押さえれば、誰でも綺麗に仕上げることができます。
装着前に「ふっくら」形を整える
袋から出したばかりのマントルは、ぺちゃんこに潰れています。そのまま取り付けて焼いてしまうと、縮んだ時にいびつな形になりやすく、破れの原因になります。
指先で優しく広げて、提灯のようなふっくらした形を作ってからバーナーに取り付けましょう。これだけで成功率がグッと上がります。
紐の結び目と「余り」の処理
マントルをバーナーの溝に合わせて紐で結びますが、この時「余った紐」を放置していませんか?
長く残った紐が、焼けた後の繊細なマントルに触れると、そこから穴が開いてしまいます。結んだ後の余った紐は、数ミリだけ残してハサミでカットしてください。小さな工夫ですが、マントルの寿命を延ばす鉄則です。
火を当てるのは「下から」ゆっくりと
ライターやチャッカマンで火をつける時は、マントルの下側からそっと火を近づけます。
この時、ライターの先端をマントルに直接当てないように注意してください。マントルに触れなくても、火を近づけるだけで自然に燃え広がります。全体が真っ黒になり、その後煙を出しながら徐々に真っ白な灰状に変わっていくのをじっと待ちましょう。
仕上げの「ガス圧膨らませ」
全体が白くなったら完了……と思いきや、もうひと手間加えると完璧です。
ホヤ(ガラス)を被せる前に、一瞬だけガスを出して点火してみてください。ガスの圧力でマントルが内側からポコッと丸く膨らみます。この綺麗な球体を作っておくことで、光が均一に広がり、耐久性も向上します。
意外と知らないマントルの寿命と交換時期の判断
「マントルっていつ交換すればいいの?」という質問をよく受けます。結論から言うと、マントルに「使用時間による寿命」はありません。
焼けた後のマントルは、非常に脆い「灰」の塊です。物理的に壊れない限りはずっと使えますが、交換すべき明確なサインが2つあります。
小さな穴が一つでも開いたらNG
「針の先くらいの穴だし、まだ使えるよね」と放置するのは危険です。
マントルに穴が開くと、そこからガスの火炎が「ビーム」のように噴き出します。この高温の火炎がランタン ホヤの特定の場所に当たり続けると、ガラスが耐えきれず、パリンと割れてしまうことがあるのです。ホヤを買い直す出費を考えれば、マントルをすぐに交換するのが正解です。
移動中の振動による崩れ
キャンプ場に到着してランタンケースを開けたら、マントルが粉々になっていた……。これはキャンパーあるあるです。
焼けた後のマントルは、指で触れるだけで崩れるほど繊細です。車での移動やキャンプサイトへの運搬時の振動で、形が崩れたり網目が破れたりすることがあります。点火する前には必ず中を覗いて、異常がないか確認する癖をつけましょう。
キャプテンスタッグと他社製マントルの互換性について
「コールマンのマントルは使えるの?」「100均のものはどう?」といった互換性の悩みは尽きませんよね。
基本は純正品が一番コスパが良い
キャプテンスタッグの純正マントルは、実は他社メーカーに比べてもかなり安価です。3枚セットで販売されていることが多く、1枚あたりの単価は非常に低く抑えられています。
他社製を使うと、サイズが微妙に合わずにバーナーを傷めたり、明るさが極端に落ちたりするリスクがあります。あえてリスクを冒すよりも、純正品をストックしておくのが一番賢い選択です。
どうしても代用が必要な場合
旅先で純正品が手に入らず、どうしても他社製を使わなければならない時は、サイズ(S・M・L)が近いものを選びます。ただし、ガスランタンは精密な燃焼器具です。互換品の使用はあくまで緊急時の「自己責任」であることを忘れないでくださいね。
マントルを長持ちさせるための運搬ハック
せっかく綺麗に焼いたマントルを、1回のキャンプで壊してしまうのはもったいないですよね。運搬の工夫で、マントルの寿命は飛躍的に伸びます。
ケース内を「密」にする
ランタンケースの中で本体がガタガタ動くと、その衝撃がマントルに伝わります。
ランタンケースの中に、柔らかい布や緩衝材を詰めて、本体が動かないように固定してあげましょう。これだけで、キャンプ場に到着した時の「マントル全壊」という悲劇を大幅に減らせます。
予備は常に「3枚以上」持っておく
マントルのトラブルは、いつも突然やってきます。空焼きに失敗した時、移動中に壊れた時、夜中に穴が開いた時。
キャプテンスタッグ マントル 3枚組を一つバッグに忍ばせておくだけで、真っ暗な夜を過ごすリスクを回避できます。「備えあれば憂いなし」が、キャンプを心ゆくまで楽しむ秘訣です。
キャプテンスタッグのマントル完全ガイド!種類・互換性・空焼きのコツを徹底解説
ここまで、キャプテンスタッグのマントルについて詳しく解説してきました。
マントルは、ランタンに命を吹き込む大切なパーツです。正しいサイズを選び、丁寧に空焼きを行い、日頃のチェックを怠らないこと。この基本を守るだけで、あなたのキャンプの夜はもっと明るく、快適なものになります。
もし今、あなたの手元にあるランタンのマントルに小さな穴が開いていたり、予備が心もとなかったりするなら、次のキャンプの前にぜひチェックしてみてください。オレンジ色の優しい灯りに包まれて、最高の焚き火タイムを楽しんでくださいね。

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