ソロキャンプの夜、焚き火台を囲んで過ごす時間は至福のひとときですよね。そんな相棒として、多くのキャンパーが一度は手にするのがキャプテンスタッグ バーギーではないでしょうか。
手頃な価格で手に入り、質実剛健な作りが魅力の「バーギー」ですが、実はそのまま使うだけではもったいない!このギアは、自分好みに「カスタム」することで、驚くほど使い勝手が向上し、所有欲を満たしてくれる唯一無二の道具へと進化するんです。
今回は、標準仕様のバーギーを劇的に使いやすく、そしてカッコよく仕上げるためのカスタム術を徹底解説します。
なぜキャプテンスタッグの「バーギー」はカスタムに向いているのか
キャンプ場で見かけない日はないほど人気のキャプテンスタッグ製品。中でもバーギーがカスタムのベースとして愛されるのには、明確な理由があります。
まず、構造が極めてシンプルであること。余計な装飾がないため、パーツの追加や加工がしやすく、DIY初心者でも失敗しにくいのが特徴です。また、ステンレス製で熱に強く、多少手荒に扱っても壊れないタフさがあります。
そして何より、価格がリーズナブルであること。「もし失敗しても買い直せる」という安心感があるからこそ、思い切った穴あけ加工や塗装に挑戦できる。これこそが、カスタムの楽しさを加速させてくれるポイントです。
燃焼効率を劇的に変える「ロストル」のアップデート
バーギーを使い始めて最初に感じるかもしれない悩みが、「火力の維持」です。標準の底板は空気穴が限られているため、灰が溜まると空気の通り道が塞がり、炭や薪が立ち消えしてしまうことがあります。
これを解決するのが、底網(ロストル)のカスタムです。
- 100均の足付き網を活用するダイソーやセリアなどの100円ショップで販売されている、キッチン用の「蒸し棚」や「角型網」を加工してみましょう。底板から数センチ浮かせて設置することで、下からの吸気効率が格段にアップします。
- ステンレス製ロストルへの換装標準の網が細いと感じるなら、社外品の厚手ロストルを導入するのも手です。厚みのあるステンレス網なら、熱による歪みも少なく、炭が効率よく燃焼し続けます。
空気がスムーズに流れるようになると、焚き火の立ち上がりが早くなり、調理時の火力調整もしやすくなります。
調理の幅を広げる「五徳」と「天面」の工夫
バーギーはソロ用のグリルとして優秀ですが、標準の網だけでは、重いスキレットやダッチオーブンを置くには少し不安が残ることもあります。ここを強化するのが、安定性を高めるカスタムです。
- ハードタイプの五徳を渡すL字型の鋼材や、太いステンレス棒を天面に渡すだけで、耐荷重が大幅に向上します。これで、ずっしりとした鉄鍋を置いても安定感は抜群。無骨な見た目も相まって、キャンプサイトがより玄人好みな雰囲気に変わります。
- マルチパネルでの前面ガードバーギーの前面は開放されていますが、ここにカマド スマートグリル用のマルチパネルや、自作のステンレス板を設置してみてください。薪のこぼれ落ちを防ぎつつ、反射熱を利用して調理効率を高めることができます。
- 鉄板のジャストフィット化B6サイズ 鉄板や鋳物グリルプレートをセットできるよう調整しましょう。網焼きとは一味違う、分厚いステーキを焼く喜びを味わえます。
冬キャンプでも活躍!「反射板(リフレクター)」の導入
寒い時期のソロキャンプで、バーギーを暖房代わりにするなら「熱の向き」を意識したカスタムが有効です。
焚き火の熱は全方位に逃げてしまいますが、背面にステンレス板を固定してリフレクター(反射板)にすることで、熱を自分の方へ集中させることができます。専用の風防をクリップで固定するだけでも、体感温度は劇的に変わります。
また、このリフレクターは風除けとしても機能するため、風が強い日の調理でも火力を安定させてくれる、一石二鳥のカスタムと言えます。
唯一無二の存在感を放つ「外観カスタム」のアイデア
機能面が整ったら、次は見た目にもこだわりたいところ。自分だけの「バーギー・カスタム」を完成させる仕上げの工程です。
- 耐熱塗装でマットブラックに耐熱スプレーを使用して、本体をマットブラックに塗装するカスタムは定番中の定番です。ステンレス特有の輝きも良いですが、黒く塗りつぶすことでミリタリー感や無骨さが強調され、使い込むほどに剥がれた塗料が「味」として積み重なっていきます。
- 持ち手のレザー巻き・シリコンチューブ金属製のハンドルは熱くなりがちですが、ここにレザーを巻いたり、耐熱シリコンチューブを通したりすることで、機能性とデザイン性を両立できます。特にレザー(本革)は、使い込むほどに色が深まり、愛着が湧くポイントになります。
カスタム後の収納とメンテナンスのコツ
パーツを増やしていくと、困るのが「収納」です。標準の付属バッグはタイトに設計されているため、カスタムパーツを含めると入りきらなくなることがよくあります。
そこで、セリアなどの収納ケースや、汎用のキャンバスツールバッグに切り替えることをおすすめします。全てのカスタムパーツを一つのバッグにまとめ、サッと取り出せるようにしておくのが、スマートなソロキャンパーの嗜みです。
また、ステンレス製とはいえ、カスタムした箇所(特に加工した穴など)は錆びやすくなることも。使用後はしっかり煤を落とし、乾燥させてから収納することを心がけましょう。
キャプテンスタッグ「バーギー」カスタム術!ソロキャンプを格上げする改造アイデアまとめ
キャプテンスタッグ バーギーは、そのままでも十分に優秀なギアです。しかし、少しの手間とアイデアを加えるだけで、キャンプの夜をより快適に、そして刺激的なものに変えてくれます。
ロストルで燃焼効率を上げ、五徳で調理の安定性を高め、自分好みのカラーで染め上げる。この試行錯誤のプロセスこそが、キャンプという遊びの醍醐味ではないでしょうか。
今回ご紹介したカスタムアイデアは、どれも身近な道具で始められるものばかりです。ぜひ、あなただけの「最強のバーギー」を作り上げて、次回のソロキャンプに連れ出してみてください。きっと、焚き火を見つめる時間が、今まで以上に特別なものになるはずです。

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