キャンプを始めようと思って、一番最初に悩むのが「焚き火台選び」ですよね。大きすぎると持ち運びが大変だし、小さすぎると薪が入らない。そんなソロキャンパーや少人数キャンプ派の救世主として君臨しているのが、キャプテンスタッグ V型 スマートグリルです。
「鹿番長」の愛称で親しまれるキャプテンスタッグが生み出したこの名作。ネット上では「コスパ最強」と言われる一方で、「本当の使い心地はどうなの?」と気になっている方も多いはず。今回は、実際に使ってみてわかった本音のレビューを、忖度なしでお届けします。
なぜソロキャンパーにキャプテンスタッグのV型スマートグリルが選ばれるのか
キャンプ場で見かけない日はないほど人気のキャプテンスタッグ V型 スマートグリル。その最大の理由は、絶妙な「ちょうど良さ」にあります。
まず、収納時の薄さに驚かされます。パタンと折りたたむと、厚さはわずか数センチ。バックパックの背面ポケットや、バイクのパニアケースの隙間にスッと収まるサイズ感です。積載スペースが限られるソロキャンパーにとって、このコンパクトさは正義と言えるでしょう。
さらに、設営の簡単さも特筆ものです。本体を左右に開き、内側にロックフレームをセットするだけ。慣れれば30秒、いや15秒もあれば準備完了です。キャンプ場に到着して、一刻も早く火をつけたい、ビールを飲みたいという時に、設営でモタつかないのは大きなメリットですよね。
そして何より、価格がリーズナブル。他ブランドの似たような形状のグリルと比べても、網やゴトクが最初からセットになってこの価格というのは、まさに「庶民の味方」キャプテンスタッグならではの魅力です。
焚き火台としての実力は?大きな薪もそのまま入るのか
焚き火台として使う場合、気になるのは「市販の薪が入るかどうか」という点です。キャンプ場で売られている薪は、だいたい35cmから40cmくらい。
標準サイズのキャプテンスタッグ V型 スマートグリル(UG-48)の場合、薪を真横に置こうとすると少しはみ出してしまいます。そのため、V字の形状を活かして、薪を斜めに立てかけるようにくべるスタイルが基本になります。
もし「薪を割るのが面倒」「大きな薪をそのままガンガン燃やしたい」という方には、横幅が広いCSブラックラベル V型ファイアグリル ワイドがおすすめです。これなら、一般的な薪もそのまま横置きできます。
V字構造のメリットは、熱が中央に集中すること。空気が下から上へとスムーズに流れるため、燃焼効率が非常に良いんです。火が安定しやすく、初心者でも簡単に焚き火を楽しめるのが嬉しいポイントですね。
調理での使い勝手は最高!スライド式ゴトクが優秀すぎる
キャプテンスタッグ V型 スマートグリルが他の焚き火台より優れている最大のポイントは、付属の「ゴトク」にあります。
このゴトク、実はスライドさせることができるんです。これがめちゃくちゃ便利。例えば、炭火でBBQをしている最中に「ちょっと火が強すぎるな」と思ったら、ゴトクの位置をずらすだけで火加減を調整できます。また、炭や薪を足したい時も、網を全部外す必要がありません。ゴトクを端に寄せれば、空いたスペースから簡単に燃料を投入できるんです。
標準セットにキャプテンスタッグ 焼き網もしっかり含まれているので、購入したその日から炭火焼肉が楽しめます。V字の底に炭を並べると、熱が食材に向かって集中するため、少量の炭でも効率よく調理が可能です。
スキレットを使ったアヒージョや、ケトルでの湯沸かしも安定感抜群。ソロキャンプの調理に必要な機能が、この一台に凝縮されていると言っても過言ではありません。
長く使うために知っておきたい耐久性とメンテナンスのコツ
「安いからすぐに壊れるのでは?」という不安もあるかもしれません。素材は錆に強いステンレス鋼を採用しています。
実際に数回使うと、熱による「歪み」は確かに発生します。特に底のロストル(目皿)は熱が集中するため、少し波打つような形になることが多いです。しかし、これは焚き火台という道具の宿命のようなもの。使用後に畳めなくなるほどの致命的な変形が起こることは稀で、実用上の問題はありません。
メンテナンスのコツとしては、使い終わった後にしっかりと灰を捨てること。V字の底に灰が溜まりすぎると、空気の通り道が塞がって燃焼効率が落ちてしまいます。
また、ステンレス製なので水洗いが可能ですが、洗った後はしっかり乾燥させてからキャプテンスタッグ 収納バッグに入れるようにしましょう。湿ったまま放置すると、いくらステンレスでもくすみやサビの原因になります。
もし網がボロボロになっても、キャプテンスタッグは交換用のパーツ販売が充実しています。使い捨てではなく、部品を変えながら長く相棒として育てていけるのも、このグリルの良さですね。
キャプテンスタッグのV型スマートグリルで失敗しないための注意点
非常に完成度の高いグリルですが、完璧というわけではありません。使ってみて気づいた注意点もいくつかお伝えします。
一つ目は、足の細さです。クロスした細い金属の脚で支える構造のため、あまりに重いものを載せるのは不向きです。大型のダッチオーブン(10インチ以上)などは、安定を損なう恐れがあります。重い鍋を使うときは、キャプテンスタッグ 2way ダッチオーブンスタンドなどを併用するか、載せるものの重さに注意してください。
二つ目は、灰のこぼれ。V字の下部は完全に密閉されているわけではないので、細かい灰が下に落ちることがあります。キャンプ場の芝生を守るためにも、必ずキャプテンスタッグ 焚き火シートを下に敷いて使うようにしましょう。これはマナーとしても必須ですね。
三つ目は、サイズの選択です。とにかく軽さ重視なら「ミニ」サイズ(UG-47)が最高ですが、こちらは本当に小さいです。枝を折って燃やすような「小さな焚き火」には向いていますが、普通の薪を燃やすのは至難の業。自分のキャンプスタイルに合わせて、標準サイズかミニか、あるいはワイドか、しっかり見極めることが大切です。
キャプテンスタッグのV型スマートグリルを本音レビュー!焚き火・調理の使い心地は?
総評として、キャプテンスタッグ V型 スマートグリルは「これからソロキャンプを始める人が、最初に買う一台」としてこれ以上ない選択肢です。
焚き火の楽しさ、炭火調理の便利さ、そして持ち運びのしやすさ。これら全てを高い次元でバランスさせ、かつ財布に優しい価格で提供している。まさに日本のアウトドアシーンを支える名作と言えます。
道具を使いこなす喜びを感じさせてくれるキャプテンスタッグ V型 スマートグリル。次の休日は、このグリルをバックパックに忍ばせて、静かな森の中でゆっくりと火を眺める時間を過ごしてみませんか。一度使えば、その使い勝手の良さに、あなたもきっと驚くはずです。

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