キャンプ場で「あともう少し高さがあれば……」と感じたことはありませんか?特にキャプテンスタッグ アルミロールテーブルを愛用している方なら、一度は「低すぎて腰が痛い」「調理がしにくい」と悩んだことがあるはずです。この記事では、キャプテンスタッグのテーブルを劇的に使いやすくする、脚延長のテクニックを徹底解説します。
キャプテンスタッグのテーブルは「脚延長」で理想の高さになる
キャプテンスタッグのテーブル、特に「鹿番長」の愛称で親しまれるアルミロールテーブルは、コンパクトさとコスパの良さで不動の人気を誇ります。しかし、その唯一の弱点とも言えるのが「高さ」です。
標準の状態では天板の高さが約12cm。地べたに座るお座敷スタイルなら最高ですが、最近主流のローチェアに座って使おうとすると、どうしても前屈みになってしまいます。この「あと10cmの壁」を突破するために、多くのキャンパーが試行錯誤しているのが「脚延長」というカスタマイズです。
脚を少し高くするだけで、コーヒーを淹れる動作がスムーズになり、バーベキューの肉を焼く際も腰への負担が激減します。既存のギアを買い替えるのではなく、今の相棒をアップデートして、自分にとっての「黄金比」を見つけ出しましょう。
公式から登場した待望の専用延長パーツを活用する
まず検討したいのが、メーカー純正の解決策です。実はキャプテンスタッグから、ファン待望の専用パーツキャプテンスタッグ アルミロールテーブル用 延長脚が発売されています。
この純正パーツの最大のアドバンテージは、何と言っても「抜群の安定感」です。既存の脚の先端にあるネジ穴を利用して固定するため、使用中に脚が外れたり、ガタついたりする心配がほとんどありません。
高さを約12cmから約24cmへと、ほぼ倍に引き上げることができます。この24cmという高さは、ヘリノックスなどのローチェアと組み合わせた際に、膝の高さと天板がちょうど重なる絶妙なラインです。自作に自信がない方や、キャンプ道具としての信頼性を重視するなら、この専用パーツを選ぶのが最も賢い選択と言えるでしょう。
ホームセンターの塩ビパイプで自作する格安延長術
「もっと安く済ませたい」「自分好みの高さにミリ単位でこだわりたい」という方には、ホームセンターで手に入る塩ビパイプを使ったDIYがおすすめです。これはベテランキャンパーの間ではもはや定番の改造術となっています。
材料は、塩ビパイプ(一般的にはVP13やVE14といったサイズ)と、それをカットするノコギリだけ。既存の脚の外径に合わせてパイプを選び、必要な長さにカットして、脚に「カポッ」とはめ込むだけというシンプルな構造です。
この方法の魅力は、材料費が数百円で済むこと。そして、15cmでも20cmでも、自分のチェアに合わせたジャストサイズを自作できる点にあります。ただし、パイプをはめ込むだけだとガタつきが出やすいため、脚にマスキングテープを巻いて厚みを調整したり、パイプの底に椅子脚キャップを装着して滑り止めにしたりといった、ひと工夫が完成度を左右します。
100均アイテムを代用した手軽なアイデア
DIYというほど大げさなことはしたくないけれど、少しだけ高さを出したい。そんな時に役立つのが100均ショップの便利アイテムたちです。
例えば、100均で売られている厚手の「ジョイントマット」を小さく切って脚の下に敷くだけでも、わずかな高さ稼ぎと安定感の向上に繋がります。また、スチールラック用の延長ポールや、特定の家具用継ぎ脚パーツがシンデレラフィットするケースもあります。
ただし、代用品を使う場合は、耐荷重に注意が必要です。本来テーブルの脚として設計されていないものを使うため、重いダッチオーブンなどを乗せる場合は避けたほうが無難でしょう。あくまでソロキャンプでの軽い食事や、サブテーブルとしての使用に限定するのが安全に楽しむコツです。
脚を高くした時の安定性と安全性を確保するポイント
テーブルの脚を延長するということは、重心が高くなるということです。これはメリットばかりではなく、転倒のリスクが増えるという側面も持っています。
延長作業を行う際に必ず意識してほしいのが、接地面の広さです。脚が細いままだと、地面が柔らかいキャンプ場では脚が土に潜り込んでしまい、せっかく延長した意味がなくなってしまいます。延長パーツの先端には、必ず広めのキャップを付けるか、平らな板を敷くなどの対策をしてください。
また、脚を長くすればするほど、横方向からの力に弱くなります。小さなお子さんがいるファミリーキャンプでは、テーブルの端に手をついた瞬間にひっくり返ってしまう恐れがあるため、過度な延長は禁物です。高くしても天板の短辺の長さを超えない範囲に留めるのが、物理的な安定を保つ目安となります。
見た目にもこだわる!塗装と仕上げで一体感を出す
せっかくカスタマイズするなら、見た目もプロ仕様に仕上げたいですよね。自作した塩ビパイプや金属パーツが、テーブル本体のアルミの質感と浮いてしまうのはもったいない。
そこでおすすめなのが、染めQやマットブラックのラッカースプレーによる塗装です。特にブラックカラーのキャプテンスタッグ ブラックラベルシリーズを使っている場合、延長パーツを艶消しの黒で塗るだけで、まるで最初からその高さだったかのような一体感が生まれます。
塗装する際は、表面を軽くサンドペーパーで削ってからプライマー(下地剤)を塗ると、キャンプでガシガシ使っても塗装が剥がれにくくなります。自分だけのカスタムギアを育てる感覚で、仕上げの工程も楽しんでみてください。
収納性と携帯性を損なわない工夫
キャプテンスタッグのテーブルの魅力は、パタパタと折り畳んでコンパクトに持ち運べることです。脚を延長したことで、専用の収納ケースに入らなくなってしまっては本末転倒です。
純正の延長パーツであれば、取り外して天板の裏側に一緒に収納できる設計になっています。自作パイプの場合も、あえて脚に固定せず「差し込み式」にしておくことで、移動時はバラして持ち運ぶことが可能です。
また、バラバラになりがちな延長パーツをまとめるために、100均の巾着袋やキャプテンスタッグ 収納バッグを別途用意しておくと、忘れ物防止にも役立ちます。設営と撤収の手間を増やさないことが、長くカスタムを使い続ける秘訣です。
スタイル別:理想的なテーブルの高さの選び方
あなたのキャンプスタイルによって、目指すべき「延長後の高さ」は変わってきます。
- お座敷スタイル: 高さ12cm〜15cm。純正のままでも良いですが、少しだけ底上げすると、カップに砂が入りにくくなります。
- ウルトラロー(地べた座り): 高さ20cm前後。少し厚めのマットに座る場合に最適です。
- ローチェアスタイル: 高さ25cm〜35cm。ヘリノックスタイプやカーミットチェアタイプに座るなら、この高さが最も食事がしやすい黄金域です。
- スタンダードスタイル: 高さ40cm以上。これはアルミロールテーブルの構造上、かなり不安定になるため、別途ハイタイプのテーブルを検討したほうが良いでしょう。
自分の持っているチェアの座面高を測り、そこからプラス5cm〜10cm程度の高さを天板がくるように調整すると、驚くほど快適になります。
キャプテンスタッグのテーブルを脚延長で使いやすく!自作・代用・専用パーツ活用術のまとめ
「愛着のあるギアを、自分の手でより使いやすく育てる」というのは、キャンプの醍醐味の一つです。キャプテンスタッグのテーブルは、そのシンプルさゆえに、脚延長という少しの工夫で何倍にも使い勝手が向上します。
手軽に安心を手に入れたいなら純正の専用延長脚を、コストを抑えてこだわりたいなら塩ビパイプでの自作を、そして緊急の対応なら100均アイテムの代用を。それぞれのライフスタイルに合った方法で、理想のキャンプサイトを作り上げてください。
高さが変われば、視界が変わり、キャンプの質が変わります。次の週末は、自分仕様にアップデートしたテーブルを連れて、フィールドへ出かけてみませんか?腰の痛みを忘れて、焚き火や料理を心ゆくまで楽しめるはずです。
キャプテンスタッグのテーブルを脚延長で使いやすく!自作・代用・専用パーツ活用術を参考に、あなただけの一台を完成させてください。

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