キャンプの朝、爽やかな空気の中でコーヒーを淹れながら、隣でホットサンドを焼く。そんな贅沢な時間を叶えてくれるのが「ツーバーナー」です。シングルバーナーでも料理はできますが、二口あるだけでキャンプ飯の効率は劇的に上がります。
数あるアウトドアブランドの中でも、圧倒的なコストパフォーマンスで知られるのがキャプテンスタッグ。今回は、キャンプ初心者からベテランまで納得のキャプテンスタッグ ツーバーナーを徹底比較し、後悔しない選び方をプロの視点で解説します。
なぜキャプテンスタッグのツーバーナーが選ばれるのか
キャンプ道具を揃えるとき、まず驚くのがその価格差ですよね。有名海外ブランドのツーバーナーが数万円する中で、キャプテンスタッグは1万円前後から手に入るモデルが揃っています。
しかし、安いからといって性能が低いわけではありません。キャプテンスタッグは、日本のパール金属株式会社が展開するアウトドアブランド。家庭用品で培われた「使い勝手の良さ」と「安全性」がしっかり反映されています。
特にツーバーナーにおいては、シンプルな構造で壊れにくく、メンテナンスがしやすいのが特徴です。火力も1口あたり3,000kcal/hを確保しているモデルが多く、家庭のコンロと遜色ないパワーで調理が可能です。
キャプテンスタッグのツーバーナーを選ぶ3つのポイント
自分にぴったりの一台を見つけるために、まずはチェックすべき項目を整理しましょう。
1. 燃料のタイプを確認する
キャプテンスタッグの現行ツーバーナーの多くは「OD缶(アウトドア缶)」を使用します。丸くてコロッとした形状のガス缶ですね。
OD缶はもともとアウトドア専用に作られているため、寒さに強く、火力が安定しやすいのがメリットです。一方で、カセットコンロ用のCB缶に比べると少し価格が高め。ランニングコストを考えるなら、後述するパワーガスを上手に使い分けるのがコツです。
2. 収納時の「厚み」と「重さ」
オートキャンプなら車に積むだけですが、それでも積載スペースには限りがあります。エクスギア ガスツーバーナーコンロのように、収納時の厚さがわずか8cmという超薄型モデルも存在します。
逆に、堅牢さを重視したステイジャー コンパクトツーバーナーは、少し厚みはありますが、その分安定感が抜群です。自分の車の積載スペースと相談して決めましょう。
3. 火力と風防の形状
外で使う以上、風は大敵です。キャプテンスタッグのツーバーナーには、蓋がそのまま風防(ウィンドスクリーン)になるタイプが多く採用されています。
この風防がどれくらいしっかりしているか、またサイドにサイドパネルが付いているかどうかで、風の強い日の調理のしやすさが変わります。
キャプテンスタッグのおすすめツーバーナー徹底比較
それでは、実際に人気のあるモデルを具体的に見ていきましょう。
王道のロングセラー:ステイジャー コンパクトツーバーナー
ステイジャー コンパクトツーバーナー M-8249は、まさにキャプテンスタッグを象徴する質実剛健な一台です。
左右どちらも3,000kcal/hという高火力を持ち、大きめの鍋を二つ並べても安定して調理できます。見た目はどこか懐かしいクラシックなデザインですが、それが逆に「キャンプ道具らしさ」を感じさせてくれます。
構造が非常にシンプルなので、万が一汚れてもサッと拭き取れます。キャンプ初心者の方が「まずは間違いのない一台を」と選ぶなら、このモデルが最有力候補になるでしょう。
驚きの薄さ:エクスギア ガスツーバーナーコンロ
よりスタイリッシュに、スマートにキャンプを楽しみたいならエクスギア ガスツーバーナーコンロ UF-17がおすすめです。
最大の特徴は、収納時のコンパクトさ。厚さが約8cmしかないので、荷物の隙間にスッと差し込めます。火力はステイジャーと同等の3,000kcal/hを維持しつつ、デザインはブラックを基調としたモダンな仕上がり。
最近流行りの「黒ギア」でサイトを統一しているキャンパーさんにも、非常によく馴染むデザインです。
ツーバーナーを使いこなすための便利アイテム
本体を手に入れたら、一緒に揃えておきたいアイテムがいくつかあります。
純正ガス缶は必須
ガス器具を安全に使うための鉄則は、指定された純正のガス缶を使うことです。キャプテンスタッグ レギュラーガスカートリッジを使いましょう。
他社のガス缶も物理的に装着できてしまうことがありますが、接続部の微妙なサイズの違いからガス漏れや事故につながる恐れがあります。安全に長く使うためにも、必ず純正品を選んでください。
ツーバーナースタンド
地面に置いて使うこともできますが、腰への負担を考えるとキャプテンスタッグ ツーバーナースタンドがあったほうが圧倒的に楽です。
調理台の高さを家庭のキッチンに近づけることで、長時間の煮込み料理や複雑な調理もストレスなくこなせるようになります。
実際に使ってみてわかったメリットとデメリット
ここで、ユーザーのリアルな声をもとにしたメリットと注意点をまとめておきます。
メリット
- 設営が簡単。蓋を開けてガス缶をセットするだけで、すぐに調理が始められる。
- 左右独立した火力調整ができるので、片方で炊飯、片方で汁物といった並行作業がスムーズ。
- 国内ブランドなので、万が一の故障やパーツ紛失の際のサポートが安心。
注意点
- 標高が非常に高い場所や、氷点下に近い環境では、標準的なガス缶だと火力が落ちることがある。その場合は「パワーガス」を用意しておくのが賢明。
- 点火スイッチ(圧電点火装置)は便利だが、湿気が多い日などは火が飛びにくいことがある。予備のキャプテンスタッグ スライド火起こしなどのライターは常に持っておきましょう。
キャプテンスタッグのツーバーナーでキャンプ飯をグレードアップ
「ツーバーナーは大きくて場所を取る」と敬遠していた方もいるかもしれません。しかし、一度その便利さを知ってしまうと、もうシングルバーナー一台には戻れなくなります。
特にお子さんのいるファミリーキャンプでは、お腹を空かせた子供たちを待たせずに、メイン料理と副菜を同時に出せるメリットは計り知れません。朝の忙しい撤収作業中も、二口あれば朝食と片付けを同時に進められます。
キャプテンスタッグの製品は、過剰な装飾を削ぎ落としているからこそ、道具としての信頼性が高く、長く愛用できます。これからツーバーナーデビューを考えている方は、ぜひこの選択肢を検討してみてください。
まとめ:キャプテンスタッグのツーバーナー徹底比較!選び方とおすすめモデルをキャンプのプロが解説
いかがでしたでしょうか。キャプテンスタッグのツーバーナーは、コストを抑えつつも、キャンプでの調理を格段に楽しく、楽にしてくれる最高のパートナーです。
王道のステイジャーでタフに使い倒すもよし、エクスギアでスマートに持ち運ぶもよし。自分のスタイルに合った一台を見つけてください。
次のキャンプでは、二口コンロをフル活用して、いつもより少し凝ったキャンプ飯に挑戦してみてはいかがでしょうか。道具が変われば、キャンプの過ごし方そのものがもっと豊かになりますよ。

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