「ソロキャンプを始めたいけれど、大きな焚き火台を持ち運ぶのは大変そう……」
「バイクや徒歩のキャンプでも、本格的な炭火料理を楽しみたい!」
そんな悩みを抱えるキャンパーの間で、もはや定番中の定番として愛されているのが、キャプテンスタッグ スマートグリル ミニです。
手のひらサイズに折りたためるコンパクトさでありながら、焚き火・バーベキュー・煮炊きまでこなす「1台3役」のマルチプレイヤー。今回は、このキャプテンスタッグ スマートグリル ミニの魅力を、実際に使う際のリアルなコツや注意点を交えて徹底的に解説します。
ソロキャンプの相棒にキャプテンスタッグ スマートグリル ミニが選ばれる理由
数あるコンパクトグリルのなかでも、なぜこれほどまでに多くの人がこのモデルを選ぶのでしょうか。その理由は、圧倒的な「手軽さ」と「ちょうど良さ」にあります。
驚きの収納性と軽量設計
まず驚くのが、その薄さです。収納バッグに入れると厚さはわずか4cmほど。バックパックの背面の隙間や、バイクのパニアケースの端っこにスッと入り込みます。重さも約900gと、1kgを切る軽量設計。装備を1gでも軽くしたいツーリングキャンパーや徒歩キャンパーにとって、この機動力は最大の武器になります。
組み立て1分のシンプル構造
キャンプ場に到着して、設営に時間を取られるのはもったいないですよね。このグリルは、ロックフレームを広げて脚を立て、中に炭受けとゴトクをセットするだけ。慣れれば1分もかからずに調理の準備が整います。複雑なギミックがないからこそ、壊れにくく、直感的に扱えるのが魅力です。
1台で何でもできる「3way」仕様
「ミニ」という名前ですが、その実力は本格派です。
- バーベキュー: 付属の網を使って、1人分の肉や野菜をじっくり焼く。
- 焚き火: 小枝や割り箸、半分に割った薪をくべて、揺れる炎を楽しむ。
- 煮炊き: 頑丈なゴトクを利用して、メスティンでの炊飯やケトルでの湯沸かしを行う。このサイズ感でこれだけのバリエーションが楽しめる道具は、そう多くありません。
実際に使ってわかった!調理と焚き火を成功させるコツ
キャプテンスタッグ スマートグリル ミニは便利な道具ですが、サイズが小さいゆえに、使いこなすには少しだけコツが必要です。
薪は「小さく育てる」のが鉄則
市販されている30〜40cmの大きな薪は、そのままでは入りません。このグリルで焚き火を楽しむなら、あらかじめのこぎりで半分にカットしたり、鉈や斧で細く割ったりして「ミニ薪」を作る作業が必要です。
少し手間に感じるかもしれませんが、この「小さな炎を育てる作業」こそがソロキャンプの醍醐味。大きな焚き火台では味わえない、自分だけの火遊びに没頭できます。
火力調整はゴトクのスライドで
V型モデルの大きな特徴は、上部のゴトクがスライドすることです。調理中に火が強すぎると感じたらゴトクを少しずらして火から遠ざけたり、逆に薪を追加したいときは隙間を作って横から差し込んだりすることができます。
網を載せたままの状態でも、隙間からトングを使って炭の配置を変えることができるため、意外と細かな火力コントロールが可能です。
炭火調理は「少量の炭」で十分
このグリルは熱効率が非常に良いため、大量の炭を用意する必要はありません。手のひらに乗る程度の炭があれば、ステーキ1枚を焼き上げ、その後にお湯を沸かすまで十分にこなせます。炭の消費を抑えられるので、荷物の削減にもつながりますね。
避けては通れない「歪み」と「灰」の対策
長く愛用するために知っておきたいのが、メンテナンスと周囲への配慮です。
ステンレスの「歪み」との付き合い方
キャプテンスタッグ スマートグリル ミニはステンレス製ですが、板厚がそこまで厚いわけではありません。特に長時間、薪で激しく焚き火をすると、熱の影響で底板やフレームにわずかな歪みが生じることがあります。
これは「道具が育っている証」でもありますが、極端な歪みを防ぐには、あまりに高温にしすぎないことと、使用後に急に水をかけて冷やさないことが鉄則です。自然に冷めるのを待ってから片付けるようにしましょう。
地面へのダメージと灰の飛散を防ぐ
本体の背が低いため、燃焼中の熱がダイレクトに地面に伝わります。芝生のサイトで使用すると、芝を枯らしてしまう原因になるため、必ず焚き火シートを敷きましょう。
また、風が強い日は灰が舞いやすい構造です。風上にウインドスクリーン(風防)を立てることで、燃焼効率を高めつつ、周囲に灰を散らさないマナーを守ったキャンプが楽しめます。
他の製品と何が違う?あえてこれを選ぶ理由
コンパクトグリル界には、他にも有名な製品がいくつかあります。例えば、笑’sの「B-6君」などは非常に人気が高いライバルです。
コストパフォーマンスが圧倒的
最大の差別化ポイントは、やはり価格です。キャプテンスタッグ スマートグリル ミニは、他社の高級モデルの半額以下で手に入ることがほとんど。
「ソロキャンプに興味があるけれど、最初から高い道具を揃えるのは勇気がいる」という初心者にとって、この価格設定は非常にありがたいものです。浮いたお金で、ちょっといい肉を買ったり、別のギアを買い足したりできるのは大きなメリットです。
自由度の高い「V型」構造
箱型のグリルと違い、V型の構造は空気の通りが良く、横から薪を差し込みやすいという利点があります。ガチガチに囲まれていない分、焚き火の炎が見えやすく、視覚的な癒やし効果も高いのが特徴です。
100均グッズでさらに便利に!最強のカスタマイズ術
キャプテンスタッグ スマートグリル ミニの楽しみの一つに、他社製品や100均グッズとの組み合わせ(通称:シンデレラフィット)があります。
- ダイソーのミニ鉄板: 網の代わりに100円ショップのミニ鉄板を載せれば、本格的な厚焼きステーキや餃子が楽しめます。サイズ感がぴったりなので、ズレにくいのがポイント。
- 固形燃料の台座として: 炭を使わず、固形燃料を底に置いて五徳として使う方法もおすすめ。メスティンでの「ほったらかし炊飯」が安定して行えます。
- アルミソロテーブルとの合体: 同じくキャプテンスタッグのアルミソロテーブルの上に載せて使うと、高さが出て調理がしやすくなり、地面への熱ダメージも軽減できます。
キャプテンスタッグ「スマートグリル ミニ」を徹底レビュー!焚き火・調理のコツまとめ
最後に、このグリルを使いこなすためのポイントをおさらいしましょう。
キャプテンスタッグ スマートグリル ミニは、単なる安価なキャンプギアではありません。限られたスペースでいかに火を操り、美味しい料理を作るかという「ソロキャンプの本質的な楽しさ」を教えてくれる道具です。
- 軽量・コンパクトでどこへでも持ち運べる
- 1台3役で、その日の気分に合わせた使い方ができる
- 薪は小さく加工して、じっくり育てるのがコツ
- 100均グッズとの組み合わせで、自分だけのスタイルを作れる
大きな焚き火台のような迫力はありませんが、目の前で小さな炎を眺めながら、自分だけの時間を過ごす贅沢。そんなミニマムな豊かさを、このグリルは提供してくれます。
これからソロキャンプを始める方も、サブのグリルを探しているベテランの方も、ぜひキャプテンスタッグ スマートグリル ミニを相棒に、自由な旅へ出かけてみてください。

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