こんにちは!アウトドアでの料理時間を、もっと手軽に、もっとワクワクしたものに変えたいと思いませんか?
今回ご紹介するのは、キャプテンスタッグ スキレット20cmを使いこなすための実践的なコツとレシピ。この小さな鉄の相棒さえあれば、キャンプ場があなたのキッチンに早変わりします。特別なテクニックは不要です。コツさえつかめば、誰でも美味しいアウトドア料理を作れるようになりますよ。
さあ、最初の一歩から見ていきましょう。
スキレットデビュー前に知っておきたい2つのこと
このキャプチン スタッグ スキレットを開封した時、一番最初に気づくのが、そのずっしりとした重さと、表面に付着したワックスのようなもの。これは「シーズニング」という、今後のお付き合いを左右する大切な第一歩が必要な証です。
まず、鋳鉄製のフライパンは購入時、サビ防止のためにワックスが塗られています。そのため、いきなり料理に使うことはできません。最初にこのワックスを落とし、代わりに「油の膜(油膜)」を作り上げる作業が必要です。これを「シーズニング」と呼びます。
また、もう一つの重要な特性は「蓄熱性」の高さ。熱くなると冷めにくく、食材にじんわり均一に熱を伝えます。逆に言えば、温まるまでに少し時間がかかります。この「鉄の性質」を理解することが、美味しく料理する最大の近道なんです。
鉄とのいい関係を築く:初回シーズニングの手順
シーズニングは、スキレットに命を吹き込む儀式のようなもの。少し手間ですが、一度きりの作業です。ここで丁寧に油膜を作っておけば、焦げ付きにくく、サビに強く、長く愛用できる相棒になります。
必要なのは、中性洗剤、スポンジ、食用油(サラダ油や米油など高価なものでなくてOK)、そしてコンロとキッチンペーパーだけ。
- ワックスを洗い流す:まずは中性洗剤とスポンジで、表面のワックスを丁寧に洗い落とします。水をはじく感じがなくなるまでしっかりと。
- 水分を完全に飛ばす:コンロにかけ、弱火~中火で全体を温め、完全に乾燥させます。ここで水分が残っているとサビの原因に。
- 油をなじませる:火を止めて少し冷まし(触れる程度の温度)、キッチンペーパーでごく薄く油を全体に塗ります。油が多いとベタつきの原因になるので「薄く、うっすらと」が鉄則。
- 加熱して油膜を形成:再び弱火で加熱し、塗った油が煙を少し出すまで熱します。煙が出たら火を止め、自然に冷まします。
- 繰り返す:この「薄く塗る→加熱する」の工程を2~3回繰り返すと、表面が少し黒っぽく、ツヤが出てきます。これが保護膜の完成です!
キャンプ場でいきなり…は大変なので、ぜひ家でこの準備を済ませてから出かけましょう。
使いっぱなしは絶対NG!キャンプ場での手入れマニュアル
せっかく作った油膜を守るため、使用後の手入れはとってもシンプルですが、大切です。
キャンプでの調理後、スキレットがまだ熱いうちに、お湯を少量注いで、木べらやスクレーパーで軽くこすり、食べかすなどを落とします。水をジャバっとかけたり、急激に冷やしたりするのはNG。鋳鉄は温度変化でひびが入ることがあります。
その後、水と柔らかいスポンジ(場合によっては重曹を少し)で優しく洗います。食器用洗剤の使用は、なるべく控えめに。洗剤が強いと、せっかくの油膜まで落としてしまうことがあります。
洗った後は、必ず火にかけて水分を完全に蒸発させてください。バーナーの弱火にかけながら、水滴が一瞬で消える状態を確認したらOK。
最後の仕上げに、ごく少量の油をキッチンペーパーで薄く塗り、次の使用まで保管します。この「洗う→完全に乾かす→油を塗る」の習慣が、サビ知らずの長寿の秘訣です。
失敗知らずの調理の基本:火加減と予熱をマスター
料理が上手くいくかどうかは、火加減と「予熱」でほぼ決まります。
鉄は熱くなるのに時間がかかるので、食材を入れる前に、じっくりと予熱しましょう。中火で3~5分ほどかけて、スキレット全体を均一に温めます。少量の水を落としてみて、玉のように転がってすぐに蒸発すれば、予熱完了のサイン。
そして、調理中は基本的に「中火~弱火」を心がけてください。蓄熱性が高いので、強火にするとあっという間に熱が集中し、焦げ付きの原因になります。熱が足りないと感じたら、火を強くするのではなく、もう少し予熱時間を長くしてみましょう。
ステーキなど表面をパリッと焼きたい時は、最初だけ強火で一気に焼き色をつけ、その後は火を弱めて中まで火を通す、というメリハリが効果的です。
キャプテンスタッグ スキレット20cmで絶品キャンプ料理
では、この20cmのサイズ感と特性を活かした、具体的なレシピのアイデアをご紹介します。
【1〜2人分にぴったり!こだわりメイン料理】
- カリッとジューシー ミラノ風カツレツ:薄く伸ばした豚肉に、パン粉と粉チーズを混ぜた衣をつけて、揚げ焼き。スキレットの均一な熱で、中はしっとり、外はカリッと仕上がります。油は浅めでOKなのもキャンプで嬉しいポイント。
- 旨味を閉じ込めた簡単厚切りステーキ:よく予熱したスキレットに、室温に戻した肉を投入。強火で表面を一気に焼き固めたら、火を弱めて好みの焼き加減に。肉汁が逃げず、驚くほどジューシーに。
- ワインが進む鉄板アヒージョ:深さ約4.5cmあるので、エビやマッシュルーム、ソーセージなどをオリーブオイルとニンニク、ハーブとともに煮立てるのに最適。そのまま食卓に出せば、雰囲気も味も格上げです。
【朝食やデザートもこの一枚で】
- ふんわり黄身が自慢の目玉焼き:予熱で均一に温まったスキレットは、白身をふんわり、黄身をトロリと仕上げてくれます。ベーコンを先に焼けば、その油で風味アップ。
- 甘い香りがたまらないスキレットパンケーキ:生地を流し入れ、蓋やアルミホイルでフタをして弱火で焼けば、ふっくら焼き上がり。バターの香ばしい風味が鉄板ならでは。メープルシロップやフルーツを添えて。
- びっくり大きく膨らむダッチベイビー:卵、牛乳、薄力粉を混ぜた生地を、熱したスキレット(バターを溶かしておく)に流し込み、蓋をして焼くだけ。オーブンがないキャンプでも、スキレットと蓋で幻想的な膨らみを楽しめます。粉糖やレモンを絞って。
こんな時どうする?トラブルシューティング
スキレットとのお付き合いで、よくある疑問とその解決策です。
Q. 少し錆が出てきてしまった…
A. 慌てずにリカバリーできます。 軽いサビなら、耐熱グローブをして、金属タワシやスチールウールでサビの部分をこすり落とし、洗ってから完全に乾燥させます。その後、シーズニングの工程(薄く油を塗って加熱)を1~2回繰り返せば、ほぼ元通り。日頃の「完全乾燥」と「薄油コート」が一番の予防策です。
Q. 料理がくっついてしまう!
A. 原因は主に3つです。 ①シーズニングが不十分、②予熱が足りない、③火が強すぎる。まずは予熱をしっかり行い、中火~弱火で調理する基本に立ち返りましょう。それでもダメな場合は、一度しっかりとシーズニングをやり直してみてください。
Q. IH調理器で使えますか?
A. キャプテンスタッグのこのモデル(鋳鉄製)は、基本的にIH対応ではありません。 ガス火や炭火、キャンプ用バーナーの直火でご使用ください。ご自宅でシーズニングする際は、ガスコンロをお使いください。
あなたのキャンプ料理が変わる、最高の相棒に
いかがでしたか? キャプテンスタッグ スキレット20cmは、ほんの少しの知識と手間をかけることで、何十倍もの美味しさと楽しみを返してくれる、誠実な道具です。
最初は重さや手入れに戸惑うかもしれません。でも、何度か使ううちに、自分好みの油膜が育ち、こびりつかなくなる「ツルン」とした感触を楽しめるようになります。そこまで育て上げたスキレットは、もうあなただけの特別な一品。
キャンプ料理の選択肢がグッと広がり、調理そのものが楽しくなること間違いなし。ぜひ、このキャプテンスタッグ スキレット20cmで作る簡単キャンプ料理のコツを参考に、あなただけの鉄板レシピを開発してみてください。きっと、次のキャンプが待ち遠しくなるはずです。

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