秋の夜長や、肌寒くなってきた朝のキャンプサイトで、パチパチと音を立てて燃える焚き火の温もりは格別ですよね。ただ、焚き火をしようと思うと、「地面を傷つけないか心配」「灰の後片付けが大変」「高さがなくて調理しづらい」といった悩みもつきものです。
そんなアウトドア愛好家の悩みを解決し、焚き火の楽しみ方を一気に広げてくれるのが、今回ご紹介する「キャプテンスタッグ クアッドファイアスタンド」です。この一台があれば、焚き火が単なる暖を取る手段から、料理やくつろぎの中心となる「楽しみのプラットフォーム」に変わります。
この記事では、クアッドファイアスタンドの特徴を徹底解説し、具体的な使い方から、焚き火をもっと楽しく、安全に楽しむためのコツまで、余すところなくお伝えしていきます。
キャプテンスタッグ クアッドファイアスタンドとは?その魅力を徹底解剖
まずは、このアイテムがどんなものなのか、その基本から見ていきましょう。
キャプテンスタッグ クアッドファイアスタンドは、その名の通り「4本脚(クアッド)の焚き火台(ファイアスタンド)」です。地面から高さ約95cmの位置にメッシュ状の燃焼ベースが設けられており、そこに薪を組んで火を焚きます。これが、この製品の第一の特徴である「高床式」デザインです。
地面から離れて火を扱うことで、地面を焦がす心配がなく、直火禁止のキャンプ場でも安心して使用できます。また、かがまずに火の様子を見られるので、腰への負担も軽減。焚き火の燃えカスは全てメッシュの上に残るので、後片付けも非常に簡単です。
もう一つの大きな特徴が「一台二役」というコンセプト。メッシュベースを外せば、四本脚がそのまま小型グリルのスタンドとして活用できます。焚き火とBBQ、両方のシーンを一台でカバーできる優れものなのです。
さらに、最大のハイライトが上部に取り付けられた「自在チェーン」です。鍋やダッチオーブンを吊るして、焚き火の上で調理ができるようになっています。この機能があることで、焚き火は暖を取るだけのものから、本格的なアウトドアキッチンへと進化するのです。
軽量でコンパクトに収納できる携帯性の高さも、キャプテンスタッグらしい魅力。アウトドアギアの選択肢として、非常に完成度の高い製品と言えるでしょう。
開封から組み立てまで:セットアップの手順をチェック
実際に使う前に、組み立て方とセットアップのコツを押さえておきましょう。箱から出すと、主に脚パーツ、メッシュベース、自在チェーンユニット、固定用ワイヤーなどが入っています。
組み立ては非常に直感的で、特別な工具は必要ありません。まずは4本の脚を広げて自立させ、中央部にメッシュベースを載せます。そして、付属のステンレスワイヤーでメッシュを脚に固定すれば、焚き火台としての基本形態の完成です。
次に、上部の金具に自在チェーンを取り付けます。チェーンの長さはフックで簡単に調整可能。ここに、後で調理器具を吊るしていくことになります。
セットアップの際のポイントは、使用前に必ず地面が水平か確認することです。四本脚は三脚に比べて安定感がありますが、不揃いな地面ではグラつく可能性があります。必要に応じて、足元に石や木片を敷いて調整すると安心です。
また、燃焼中は非常に高温になりますので、組み立ては必ず軍手などをして行い、可燃物から十分な距離を取って設置してください。
基本の使い方:焚き火を楽しむための実践ガイド
さあ、いよいよ火を入れていきましょう。クアッドファイアスタンドを使った焚き火の基本手順をご紹介します。
まずは薪の準備から。太い薪にいきなり火をつけようとしてもなかなか着火しません。必ず、細い薪や焚き付け(ファイヤースターターや着火剤)から始めることが成功のコツです。
メッシュベースの中央に着火剤を置き、その周りに細い薪を井桁状や小屋状に組んでいきます。この時、薪と薪の間に隙間を作り、空気(酸素)の通り道を確保するのがポイント。火は空気がないと燃え広がりません。
火をつけたら、最初はそっと見守ります。勢いよく燃え始めるまで、うちわで優しく風を送ってあげましょう。火吹き竹があると、より的確に空気を送れます。ここで焦って大量の薪を追加すると、かえって火を消してしまうので注意です。
火勢が安定してきたら、少しずつ太い薪を追加していきます。メッシュベースは底からも空気が入るため、燃焼効率がとても良いです。炎がチェーンまで届く高さになれば、調理の準備も整います。
消火の際は、水をかける前に薪をばらし、できるだけ灰の状態にしましょう。水をかけると水蒸気が一気に発生し、灰が舞い上がるので注意が必要です。完全に消火したことを確認し、灰が冷めてから処分してください。多くのキャンプ場には灰捨て場が用意されていますので、ルールに従って処理しましょう。
自在チェーンの魔法:吊り下げ調理でアウトドア料理が格上げ!
ここからが、クアッドファイアスタンドの真骨頂です。上部の自在チェーンを活用した「吊り下げ調理」の世界をご案内します。
チェーンに付属のS字フックを使い、鍋やダッチオーブンの取っ手を引っ掛けるだけ。チェーンの長さを調節することで、火元からの距離=加熱温度を自由にコントロールできるのです。
強火で一気に煮込みたい時は鍋を下げ、弱火でコトコト煮たい時や保温したい時は鍋を上げます。この微調整ができるだけで、焚き火調理の成功率と楽しさが段違いに向上します。
特におすすめなのは「ダッチオーブン」との組み合わせです。厚手の鋳鉄製ダッチオーブンは蓄熱性に優れ、焚き火の輻射熱を活用した焼き物料理や、蓋に炭を乗せて上下から加熱する本格的なオーブン料理が可能になります。シチューやパエリア、パンやシナモンロールまで、作れる料理の幅が無限大に広がります。
もちろん、シンプルにケトルを吊るしてお湯を沸かすだけでも、その便利さを実感できるはず。コーヒーを入れたい時、カップ麺を作りたい時、すぐに湯が沸かせるのはキャンプの大きな楽しみです。
吊り下げ調理のコツは、食材や料理に合わせて「火加減」を意識すること。チェーンの長さ調整は、ガスコンロのつまみを回すような感覚で行いましょう。
もう一つの顔:メッシュ外しで広がるグリルスタンド活用術
焚き火を楽しんだ後、その熾火(おきび)を使ってサッと焼き物料理を楽しみたい。そんな時は、メッシュベースを外すだけで、クアッドファイアスタンドは立派な「グリルスタンド」へと変身します。
メッシュを外した四本脚の上に、お手持ちの小さな網やグリルプレートを載せるだけ。焚き火の残り火の上で、マシュマロを焼くのもよし、軽くソーセージや野菜を焼くのもよし。別途、炭を起こして本格的なバーベキューを行うことも可能です。
3脚のトライポッドスタンドと比べて、4脚のクアッドファイアスタンドは安定感が抜群。鍋やグリルを載せた時にグラつきにくく、安心して調理に集中できます。
グリルスタンドとして使う際の注意点は、メッシュを外す時に火傷をしないこと。焚き火の後は十分に時間を置き、金属部分が完全に冷えていることを確認してから作業してください。また、グリルを載せる時は、バランス良く四本脚に乗せ、落下しないように注意しましょう。
このように一台で「焚き火台」と「グリルスタンド」の二通りの楽しみ方ができるのが、この製品の最大のメリットと言えるでしょう。
焚き火をもっと安全に、もっと楽しくする必須アイテムとコツ
キャプテンスタッグ クアッドファイアスタンドの可能性を最大限に引き出すためには、いくつかの周辺アイテムと知識があると便利です。
まずは火おこしのアイテム。ライターやマッチはもちろんですが、風の強い日でも確実に着火できる「ファイヤースターター」や「着火剤」はあると心強い味方です。特にファイヤースターターは、削る粉に火花を散らして着火するため、湿った環境でも比較的うまくいきやすいです。
調理を楽しむなら、耐熱性の高い調理器具を準備しましょう。ダッチオーブンやホーローポット、あるいは底の厚いステンレス鍋などがおすすめです。また、高温になった鍋やチェーンを扱うための「耐熱グローブ(できれば長手のもの)」は必須の安全装備です。軍手では熱がすぐに伝わってくるので、専用のグローブを用意してください。
焚き火の炎はとても美しく、つい見入ってしまいますが、安全対策は常に最優先。火の周りでお酒を楽しむ際は特に注意し、子どもやペットが近寄らないように管理すること。また、完全消火を徹底することは、アウトドアマナーとして絶対に守りましょう。火消し壺を持参し、使用後の薪や炭は完全に消火してから処分します。
焚き火の楽しみ方は十人十色。読書の傍らでぼんやりと炎を眺めるのもよし、友人と料理に挑戦するのもよし。あなたなりの「焚き火の楽しみ方」を見つけてみてください。
キャプテンスタッグ クアッドファイアスタンドで、あなただけの焚き火スタイルを確立しよう
いかがでしたか? キャプテンスタッグ クアッドファイアスタンドは、ただの焚き火台ではありません。その高床式デザインと自在チェーン、そして二通りの使い方が可能な多機能性が、あなたのアウトドアライフに新しい「火」を灯してくれるはずです。
キャンプに少し慣れてきて、次は焚き火を本格的に楽しみたい。でも、地面を傷つけたくないし、後片付けも楽にしたい。そんなステップアップを考えている全てのアウトドア愛好家に、強くおすすめできる一品です。
この秋、この冬は、キャプテンスタッグ クアッドファイアスタンドとともに、一味も二味も違う焚き火の時間を体験してみませんか? きっと、寒い季節のキャンプが、これまで以上に待ち遠しいものになることでしょう。
焚き火の温もりと、そこで生まれる料理や会話は、何ものにも代えがたい素敵な思い出を作ってくれます。安全に気を付けながら、存分にアウトドアの醍醐味を味わってくださいね。

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